本当はもっとやりたいことがある|デジハリ
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【地方の戦い方|採用編】地方でも良い人に巡り会える採用募集記事を考える

まさし

こんにちは。LIG広島支店のまさしです。

僕は、3年前に出身地へUターンをし、広島県に住んでいます。LIGのミッションである「デジタルクリエイティブでより良い世界を作る」を地方の暮らしや働き方で実践すべく、広島で事業を行っています。 
 
数年前の自分と同様に、「地方に戻りたい」と思いながらも行動に移せていない方に向けて、ブログでは主に地方の良さや難しさなどを発信しています。今回のテーマは前回に引き続き、地方での採用活動の実践です。


「地方って不便だよね〜」
「地方って面白い仕事が無さそう……」
「地方に行ったら情報格差で成長が止まりそう……」

こんな、地方にネガティブな印象を持たれている方もいらっしゃいますよね。
 
わかります!

僕も東京にいたときは、「広島に戻ったら終わりだ。置いていかれる~」と思っている時期がありました。
  
わざわざ地方に来る人なんて、なかなかいませんよね。じゃんじゃん地方に人が流れていたら、地方の企業はもっと成長しているでしょう。しかし、都会に人が集中していても、地方企業は採用活動を行なっていかなければなりません。
  
「地方にいたら既にハードモードじゃん」という中で、本日はどのような募集記事を書けば、地方にありながらでも良い人に巡り会えるのかを考えてみたいと思います。
  


 

そもそも、どうして採用が必要なんだっけ

 

採用募集記事を書く前に、「どうして採用が必要なのか」を言語化してみましょう。なぜなら、採用活動じゃなくても、実現できることはいっぱいあるからです。
   
一言でいうと「その課題を解決するのは、採用じゃないといけないんだっけ?」ということ。
 
採用活動をしようと思った動機が、人員やリソースが足りていないなどの理由なら、業務委託をすることで解決できるかもしれません。「売上を上げたいから」も本質的ではないでしょう。それなら、なぜ、売上を上げる必要があるのかを考えなければいけません。 
 
採用活動をする本質的な理由がなければ、募集をしても良い人には巡り合えないでしょう。「何を目指すのか」「何を実現するための採用なのか」が説明できないからです。 終身雇用が崩壊して、フリーランスとしての関わり方も身近になった時代だからこそ、「どうして採用が必要なのか」は非常に大切。
  
採用活動は、応募があるまで直接伝えられないため「どうして採用が必要なのか」を誰にでもわかるシンプルなロジックで伝えられるようにするのがおすすめです。

例として、LIG広島の場合を考えてみました

どんな人に来て欲しいのか

「どういう人を採用したいですか?」「どういう人に出会いたいですか?」と聞いたときに、よく聞くのが「優秀な人材」というキーワード。
  
そりゃそうだけど。それって誰のことでしょうか?
 
来てもらいたい人が曖昧なほど、メッセージがボヤッとしてしまいます。これは、マーケティングでもWeb制作でも同じですね。 
 
来てもらいたい人物像の解像度をあげましょう。そうすれば、何を伝えるべきかなど、募集を書くときのメッセージも見えてきます。前章で書いた「どうして採用が必要なのか」も言語化できていれば、どういう人に来てもらいたいかもわかってくるでしょう。
 
例として、LIG広島の場合を考えてみました
  

地方のウィークポイントを強みに変換する

どうして採用が必要なのかもわかった。どんな人に来てもらいたいのかもハッキリした。
  
よーし。いざ、採用活動だ!

と思っても、採用活動ってただでさえ大変なのに、「地方」だとさらに難しいじゃないか。というのが、正直な印象ですよね。 
  
そこで、都会と比べたときの地方のウィークポイントを「強み」に転換することで、地方に視野を向け始めている人たちに「地方って悪くないんだな」と気づいてもらいましょう。 

結局、採用応募に踏み切れない理由として、記事の冒頭にあげたように、ネガティブな印象が邪魔をしている場合があるからです。
  
僕も3年前にUターンをしましたが、東京のときの働き方や暮らし、仕事内容と比べてみて今は今で満足しています。ざっと思いつく、地方の働き方のウィークポイントをあげてみましょう。
 

裁量と自由がある環境

地方の場合、競合が少なかったりプレイヤーが少なかったりで、東京では当たり前なことでも前例が無いことは多々あります。 逆に言い換えると、自分が手動となって動く、自分で決めることができるのです。 
 
東京では、「前例に倣って実行しろ」なんて言われて「もっとこうしたらいいのにな〜」と思っていても、実現できない場面もあるかもしれません。しかし、地方なら例もなければ決めてくれる人もいない状況なので、主体的に動き、自由に発想しながら仕事をすることができます。 
 

組織や仕組み自体を作れる

東京と比べたら足りないものだらけ。会社も、東京が本社にあり「地方支店」であれば、やれていないことも多い。言い換えるなら「作り甲斐がある」ということです。

数字で測れる業務の成果を追うのもいいですが、「より便利にする」「仕組みをつくる」など、新しいことに携われる機会は地方では多いはず。一人ひとりのマンパワーが、大きな影響を持つ地方では、組織をどんどん進歩させている実感を得ることができます。

幅広い業務に携われる

東京では、分業化されていて効率よく仕事をこなせるケースが多いでしょう。しかし、地方では分業するほと人がいないため、一人何役もこなさないと仕事が回りません。ただ、これも言い換えると業務内容に多様性があり幅広い業務に携われるということです。 
 
慣れるまで効率は落ちるかもしれませんが、長い目で見ると視野が広がったり、スキルアップにもつながるので、いろいろな場面で役割を担える人材が育ちます。
  

成果を目の当たりにできる

もちろん、地方でも大きな仕事や最先端な仕事はあります。しかし、仕事の多くは東京と比べれば、小さな案件となるケースが多いでしょう。

また、全国区の仕事よりも、地域の仕事のほうが多いと思われます。その分、地方の案件はダイレクトに成果を目の当たりにすることができます。

クライアントも消費者も、みんな近い(というか、人が多くなくて見える位置にいる)。そのため、「誰かのための仕事」の「誰か」がハッキリと見え、やった仕事が地域貢献につながり、喜ぶ顔も見える、というわけです。
 

価値観が近い仲間に出会える

いろんな職種の人、いろんなバックボーンを持った人、いろんな国籍の人など、東京ではダイバーシティな環境で仕事をするケースが多いです。しかし地方では、単純に人が多くないため、ダイバーシティになり辛い状況。これを言い換えると、自分と似た仲間、価値観が近い仲間に巡り合える可能性が高いということです。

例えばUIターンの方であれば、同じ境遇の仲間が職場に見つかったり、価値観が近い仲間を見つけやすい。そうすると、仕事以外の悩みも相談できるような人間関係を築きやすいでしょう。 
 

まとめ

前半は、当たり前のことを書いていますが、後半の「地方のウィークポイントを強みに変換する」は地方ならではであり、都会の人材の視点を変えるきっかけになるので、是非、採用募集記事を書かれる際は、取り入れてみてください。 

だいたい「会社の魅力」や「やりがい」、「ビジョン」など、会社や仕事内容のことを押しまくる募集記事が多いのですが、是非、地方に対するネガティブの払拭となる考え方を盛り込みましょう!
  

「これからは地方の時代だ」

という意見も多く聞こえるようになりました。
 
僕もその通りだと思います。読んでいただいた採用担当者の方、お互いに地方に興味を持つ先進的な考えを持った人材を仲間にし、地方を盛り上げていきましょう! 
 

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