お久しぶりです、広島のディレクターまさしです。
皆さんには、それぞれ「故郷」があると思いますが、僕の場合、広島県の東広島市が故郷です。
東広島のことをご存じの方も、そうでない方も、ちょっとだけ僕の故郷のことを紹介させてください。
東広島といえば、西条という地域が西日本の酒どころで、日本酒が有名です。空港からのアクセスもよく、瀬戸内海にも面していて、冬には牡蠣が美味しいです。
そして特徴的なのは4つの大学がある学園都市で、およそ2万人の大学生が住んでいます。市の人口のおよそ10%! つまり10人に1人は大学生という、若者が多い元気な地域です。
さて、東広島を語る上で、外せないのが、広島大学です。
いま、僕は広島大学に来ています。
ところで、
「大学を舞台にリモートワークツアーができたら、すごく良くないですか?」
LIGの広島拠点では、これからの広島での働き方を追求する事業を行っています。
こんな発想から、東広島市役所と広島大学と一緒に、リモートワークツアーの企画を立てて、皆さんを東広島にご招待する準備を進めておりました。
しかし、コロナに計画を潰されてしまいました。広島県での感染拡大、首都圏の非常事態宣言など、年末に近づくにつれ、状況が悪化していき、ついには今年度の開催は断念せざるを得ない状況となりました。
実現しなかったリモートワークイベント
「大学内で学び直しができるワーケーションツアー」
こちらは、実際に準備をしていた企画です。
お仕事の合間に、研究室に訪問したり、学生と交流したり、講義を受けたりと、学校に通いながらリモートワークをするイメージです。
キャンパスライフが堪能できる素晴らしいワーケーションになるはずだったのですが……。
想像してみてください。
〜大人になって体験できるキャンパスライフ〜
大学内で仕事するって、どんなだろう?
ちょっと想像してみてください。
仕事の合間に講義やワークショップなどを受けて知識アップ。
仕事に行き詰まったら、大学図書館で調べもの。
仕事に疲れたら大学内を散歩したり、カフェテリアで休憩をしたり。
学生サークルに参加してみたり、国際交流をしてみたり。
「大人向けキャンパスライフ体験ツアー」……じゃなかった「学びのワーケーションツアー」が実現できたら、すごく有意義じゃないですか?
また時期をあらためてイベントを企画するので、その際は、ぜひ東広島に来てくださいね。
アンケートにご協力をお願いします
経営に携わる方従業員の方
リンク先のアンケートへのご協力をお願いします! アンケートにご協力いただいた方には、次回ツアー開催についてのご案内をお送りいたします(締め切り:2021年3月05日)。
「Town & Gown」街と大学の新しい関係性。
ちょっとだけ固い話をしますが、もう少しお付き合いください。
学園都市である東広島では今、大学と行政による新しい取り組みが始まっています。
具体的な取り組みについて、少しお話をうかがってみました。
Town&Gown Office 渡邊さん
――TGO 渡邊さん:広島大学は、これまでも東広島市と連携しながらともに発展してきました。さらなる発展を目指し、2020年4月に「Town & Gown Office (タウン・アンド・ガウンオフィス)準備室」を設置しました。
「Town & Gown Office」では、タウン(街)とガウン(学生や教員)が一体となったまちづくりや、地域におけるSDGs達成に向けた課題解決を目指しており、欧米の大学立地都市をモデルとしています。
たとえば広島大学は、2021年1月26日に東広島市および住友商事株式会社と包括連携協定を締結し、2030年を目標とする「カーボンニュートラル×スマートキャンパス5.0宣言」を行いました。
街をよくするために行政と大学が手を組むって、すごく理想的じゃないですか?
最先端研究が、生活の一部に活かされていくって、とても素敵ですね! 住民の1人として、東広島の発展が楽しみです♪
交流とイノベーションを生み出す場ができます
そして、「働く人」たちにとって楽しみなのが、新しくできる拠点。
2021年秋、広島大学内に、イノベーション創出、交流、研究者用宿舎などの複合的な機能を持つ「国際交流拠点」ができます。
施設は7階建ての建物となり、1・2階は、多目的スペース、カフェ、コミュニティキッチン、コワーキングスペース、会議室など開放的な空間に。3階以上は宿舎スペース、交流ラウンジ、研究者向けの居室などが整備されます。
国内外のトップクラスの研究者が来ているときは、最先端技術のカンファレンスが開かれたり。研究者、学生、ビジネスマン、さまざまな立場の人が参加するセミナーやワークショップなどから、新しい事業が立ち上がったり。
そんな日常が、これから国際交流拠点で繰り広げられていきます。
広島大学って、すごい!
広島大学は、12学部11研究科を擁する国内でも有数の総合研究大学です。さまざまな分野で、世界をリードする先端研究が1つの学内で繰り広げられていて、幅広い知識・研究の集積となっています。
徹底した国際化を進めており、世界72カ国の地域から2,000人弱の留学生を受け入れていて、異文化の交流が活発にあります。また、文部科学省のスーパーグローバル大学にも指定されていて、2020年にはアリゾナ州立大学(ASU)と連携して、世界レベルの教育研究を広島で受けられる新しい取り組みが開始されました。
そんな、素晴らしい環境を持つ広島大学の中で、研究と隣り合わせでビジネスができるなんて……イノベーションを生み出しやすい環境であることは間違いないですね!
大学だから実現できる、ビジネス環境がそこにある
大学内でビジネスをすると、大学ならではのメリットを得ることができます。
①研究・技術の活用ができる
大学内は数多くの研究室があり、研究者に気軽に相談ができる機会があります。大学等の研究シーズを活用した新規ビジネスの創出や、既存ビジネスの技術課題解決につながる環境があります。
②優秀な学生とつながれる
学生と気軽に交流ができ、インターンやアルバイトを確保しやすい環境があります。
また広島大学は、人事担当者が見た大学イメージ調査のランキングでトップ10に入る※大学なので、より近い距離で学生と接点が持てれば、優秀な人材の獲得にもつなげやすくなります。
さらに2018年4月には、全国初となるデータサイエンスとインフォマティクスの統合的学部教育を担う「情報科学部」が開設されており、次代を担う人材の輩出も期待されています。
(※出典:日本経済新聞)
③気軽に学び直しができる
大学とは、本来、学問を学びに行く場所です。能力向上につながる高度な知識や技術を学んだり、教養を増やしたりするためのリカレント教育が受けられる環境があります。
社会人は、自分が必要とする学問や分野がしっかり絞れていたりするので、短期間リモートワークをしながら知識も身につける、という働き方・学び方もこれからはできるようになっていくと思います。
大学内でビジネスをする。。。想像するだけでワクワクしませんか? 僕個人としても、完成したら絶対利用してみたいと感じております。
東広島のTown & Gownを応援してくれる方を募集!
コロナの影響もあって、今はまだ自由に行き来ができませんが、皆さんに一度、東広島へお越しいただきたいという想いがあります。
そこで、東広島のTown&Gown 将来ビジョンを応援してくれる方を募集いたします。
今回、大学でのワーケーションツアーが開催できなかったため、アンケートで皆さんのご意見をお聞かせいただけたら嬉しいです。現在建設中の国際交流拠点施設を、より使いやすい環境にするためにも、皆さんの声が必要です。
アンケートにご回答いただいた方には、次回ワーケーションイベントのご案内、及び、新しくできる国際交流拠点施設のお披露目会にご招待いたします!
アンケートにご協力をお願いします
経営に携わる方従業員の方
(締め切り:2021年3月05日)
次は、広島大学に集合しましょう!
東広島のこの先が楽しみ!
コロナの影響で、リモートワークツアーが中止になりましたが、皆さんには、いずれ東広島にお越しいただきたいです♪ 国際交流拠点ができたら、ぜひ足を運んでください!
研究とのコラボレーションや、学生という若者の視点、社会人の学び直し……新しいインプットの機会が、大学には豊富にあります!
さぁ、次の働き方は、広島大学の中ですよ!!
東広島で、お会いしましょう〜♪