こんにちは。観音クリエイション(@kannnonn)です。僕はこの記事を今、東京都の式根島(しきねじま)で書いています。
式根島は東京の竹芝から片道約2時間40分のジェット船でアクセスできる離島。自転車で1時間ほどで1周することができるこの小さな島は、透明な海と真っ白な砂浜に囲まれていて、島内には一面に緑が広がっています。体験できるアクティビティはダイビング、釣り、キャンプ(現在は閉鎖中)、温泉、星空観察などなど目白押し。
今回はそんな式根島で、仕事仲間3人と一緒にワーケーションを実践してきました。都会の喧騒から離れて、自然豊かな環境の中で仕事をしてみたら在宅リモートワークで蓄積したストレスがほぐれて生産性が上がるのでは、という目論見。
で、やってみたところこれが大正解。先に式根島でのワーケーションのメリットを箇条書きでお伝えすると、
- 自然いっぱいの環境に身をおいたおかげで、参加者がみんな元気になった
- 島内を散策する機会が多く運動不足解消になった
- 普段と違う環境で働くことで脳がいい感じにリフレッシュして、アイデアがいっぱい出た
- 「仕事を早く終わらせて島で遊ぶぞ!」という意識が高まって、モチベーションと生産性が上がった
- 民宿に泊まったことで、毎朝7時半に朝食が提供されて生活リズムが整った
- 帰る頃には4人が今まで以上に仲良くなってた
と、仕事の効率だけでなく健康面やチームビルディングの観点からも得るものが多かったです。
今回の旅程を終えて、僕たち4人が満場一致で感じたことは以下の通り。
「離島でのワーケーションはリモートワーク時代の救世主」
その理由を、式根島で仕事をしてみた様子やおすすめスポット、滞在した感想を通してお伝えしていきます。
そうそう、大事なことをお伝えすると、式根島の人口は約550人で、島内の医療機関は診療所がひとつだけしかありません。このコロナ禍で島に迷惑をかけないよう、出発直前にPCR検査を受けて、メンバー全員の陰性を確認したうえで出発しました。
今回ワーケーションに参加したメンバー
観音クリエイションヒップホップのトラックメイカー、ライター。2020年に古民家を購入して長野県信濃町に移住した。 |
リョウタバックエンドエンジニア。2020年に新潟に移住し、気の合う同僚2人と一緒に生活を送っている。今回の記事ではカメラマンを担当。 |
たまさんWebディレクター。北海道に移住した経験がある。スポーツと離島が好き。 |
ころもメディアディレクター。前職は旅行会社だったこともあり、観光系のPRが得意。 |
飛行機と連絡船を乗り継いで、約1時間で式根島へ
東京から式根島への最短のアクセスは飛行機と連絡船を組み合わせる方法。まずは調布飛行場から出ている19人乗りの小さなセスナ機に乗って、約40分で経由地の新島へ。
離陸前は余裕の表情でしたが、この日は空港職員の方から「強風のためフライトがキャンセルになるかもしれません」と告げられるほどで、機体がかなり揺れました。心配な人は事前に酔い止めを飲んでおいたほうがいいでしょう。上の写真は乗り物酔いしやすいたまさんが離陸した瞬間に現実からログアウトしようとしている様子。
セスナは普段乗る飛行機よりも低空を飛ぶので景色が近いのが新鮮。多摩出身のリョウタさんが「自分の実家がめちゃくちゃはっきり見える!!」と写真を撮りまくっていました。
景色を見てたらあっという間に新島の上空へ。海めっちゃ綺麗!
新島空港に到着したらタクシーで新島港へ。空港から港まではタクシーで10分ほど。
新島からは連絡船を使って式根島へ渡ります。通常は「にしき」という連絡船が出ていますが、この日は年に一度の定期船舶検査のため漁船による代船が運航していました。
年に一度の船舶検査により代船で浜庄丸という漁船になっています!レア体験でしたね!:)
— shikinejimajin (@shikinejimajin) January 30, 2021
「普段乗れない漁船乗れるとかラッキー!」って浮かれていたら、セスナに続いてこれまた揺れる。
船が苦手なころもさんがくたばってしまいました。ご愁傷様です。
連絡船の乗船時間は15分ほど。飛行機と合わせて東京から約1時間で式根島に到着です。式根島は東京より暖かい!
というわけで、レッツワーケーション。いっぱい働いていっぱい遊ぶぞー!
式根島のネット環境は快適そのもの。離島でも効率を落とさず仕事できる
「離島ってちゃんとネット繋がるのか……?」
出発前にメンバー全員の頭の中にあった心配ごとがこれ。しかし杞憂に終わりました。というのも、式根島には2018年に海底光ファイバーケーブルが整備され、今や全島でブロードバンドサービスが提供されているのです。驚くのはその回線品質。ネットを使用するのは約550人の島民と外部から訪れる観光客の少数だけ。なので混み合うことがなく、常時快適に使えます。
今回僕たちが仕事場所として利用させていただいたのは、コワーキングスペースの「式根島CWSpace」。ここのWi-Fiは上下200Mbpsのスピードが安定して出るので、ブラウザで調べ物をしたり、大容量のデータを送信したり、Zoomでミーティングをしたりといった普段の仕事も問題なく行うことができました。
また、一般的なコワーキングスペースよりも広めのデスクが設置されていたのが嬉しかったです。というのも、旅先でも効率を落とさず働くために、できるだけ普段仕事をしている自宅と同じような環境を作りたいんですよね。式根島CWSpaceのデスクは、
- メインのMacBook Pro
- MIDIキーボード
- 外部モニタ
- iPad
- コーヒー
などを並べて作業しつつ、フルサイズの一眼レフカメラにケーブルを繋いで撮った写真を取り込む、という作業をしてもまだスペースにゆとりがあります。快適。
ハイテーブルの席は、気分転換に立って作業するのにちょうどいい高さ。
全体のレイアウトはこんな感じ。全部で13席あります。
打ち合わせやZoomミーティングの際は、併設された個室会議スペースを借りることも可能。滞在中に何度か式根島に在住されている方とディスカッションする機会をいただき、その際にこのスペースを利用しました。
ディスカッションのテーマは「どうすれば式根島に移住者を呼び込むことができるか」。移住経験者のリョウタさんと僕から、
- 移住の前にまず中長期の滞在でお試ししたい人が大半だと思うので、そういう方が気軽に滞在できる宿泊施設を作ってみてはどうか
- 気軽に住める賃貸物件が現状ないのであれば、トレーラーハウスやキャンピングカーなどをうまく使えばスモールスタートできそう
- ここまで整っているコワーキングスペースがあるのは強みなので、ここをメインに据えたワーケーションプランを打ち出せば、ノマドワーカーやリモートワーカーは自然に集まってくると思う
などの提案をしました。宿泊施設は近日中に実現に向けて動き出してくれるそう。楽しみ。
式根島内は携帯の電波もちゃんと届く。突然の仕事にもノマドワークで対応可能
こちらは気分転換に神引(かんびき)展望台という、式根島で一番の絶景ポイントでノマドワークをしてみた様子。写真左手前のリョウタさんは制作したランディングページのリリース、写真右のたまさんは提案資料の作成、写真左奥の僕は曲作りをしています。携帯は4Gの電波を掴むので、テザリングすればネット環境もバッチリ。クライアントからの急ぎの要望にも対応可能です。
ドローンで撮るとシュール。
このあとたまさんが、泊(とまり)海水浴場の岩場でもノマドワークに挑戦していました。何やってんだ。
たまさんの自由な感じが羨ましかったので、僕も松が下雅湯(まつがしたみやびゆ)で温泉に浸かりながらノマドワークをしてみました。
「この展望台や岩場や温泉で仕事ができるか?」と問われればYesですが、「はかどるか?」と問われればNoです。直射日光のせいでモニタがとにかく見づらいし、そもそもパソコンは水場で広げるもんじゃない。式根島で仕事するときは大人しく式根島CWSpaceに行きましょう。
式根島での遊びかた
ワーケーションはオンとオフの切り替えが大事。滞在中は各自集中して仕事をサクッと終わらせて、島を楽しむことに全力を注ぎました。今回僕たちが式根島で見つけた遊びの中から、おすすめを5つ紹介します。
①サイクリング
式根島に来たら真っ先に体験してほしいのがサイクリング。海風を全身に浴びながら自転車を走らせるのはとても気持ちがよく、ペダルを踏み込むたびに心が開いていくのを感じます。
「海だ!」「うおー綺麗!」「こっち展望台あるみたいです!」「行きましょう!」「あ、猫!」「どこ!」などなど、車移動だと見逃してしまうような小さな発見を仲間と積み重ねていく時間は楽しく、自然と口角が上がってしまう。テンションも上がって久しぶりに全力の立ちこぎをしました。
式根島の外周は約12km。歩いて回ることも可能ですが、島内の道はアップダウンが多いので電動アシスト付き自転車をレンタルするのがおすすめ。この自転車を使えば、1時間ちょっとで島をぐるっと一周できます。上り坂でも少しの力でグングン進むのが気持ちいい。
②釣り
▲両端は島の案内をしてくれた本間さん(左端)と下井さん(右端)
レンタサイクルで島の全体像を把握したあとは、釣具屋の宮房釣具店へ。竿とルアーを買って自転車の前カゴに積み込んで野伏港(のぶしこう)に向かいましょう。
式根島は温暖な黒潮の流れに包まれており、その黒潮がメジナ、マダイ、カンパチ、アオリイカ、ムロアジ、ヒラメ、ゴマサバなどなど多種多様な魚を運んできます。僕たちは今回、アオリイカを狙いました。
1時間ほど粘って何も釣れなかったのですが、島に遊びにきたウミガメを発見。「アオリイカ釣れたよ!」よりも「ウミガメ見たよ!」のほうが土産話のレベルが高いので、完全に結果オーライだと言えるでしょう。
③猫探し
個人的にイチオシの遊びが猫探し。式根島にはいたるところに猫がいて、猫好きにはたまらない場所です。ちょっと警戒心がある子が多いので、ぜひズームレンズを持っていってください。
④島料理教室
旅先で学びの要素を取り入れると、体験に奥行きが生まれます。初めての地を知るには、まずはその土地の食文化から。というわけで、島料理を作る教室(開催は要相談)に申し込んでみました。
この日作ったのは島寿司。島で獲れた白身魚をタレに漬け込んだネタを、料理上手の女将さんに教えてもらいながら少し甘めのシャリで握ります。
島寿司の特徴は、わさびの代わりにからしを使うこと。漬けダレは各家庭によって異なるようで、僕たちが受けた教室ではスライスした生のにんにくを使っていました。これがアクセントになって実にうまい。
⑤東要寺で瞑想体験
また島で唯一のお寺、東要寺にも訪れたいところ。
こちらで育っているナギの木の葉は横に切れないことから、夫婦円満や縁結びのご利益があるそうです。ぜひもらって帰りましょう。
そしておみくじは全て和尚さんの手書きのもの。何の気なしに引いてみたら、ガツンと心にクるメッセージで「うお」ってなりました。
また東要寺では、事前に予約すれば1時間1,000円で和尚さんの話を聞きながらの瞑想体験のコースを受けることができます。心が軽くなる効果があるとのことで、都会の頭脳労働でお疲れの方はぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
⑥温泉めぐり
仕事や遊びで体力を使い切ったら温泉へ。式根島には24時間好きなときに入ることができる絶景の露天風呂が3つもあります。しかも全部無料。
神経痛、リュウマチに効能がある松が下雅湯(まつがしたみやびゆ)。湯加減が安定していてめっちゃ気持ちいい。水平線が見える露天風呂。ほとんど天国です。
きり傷やすり傷などに効能がある足付温泉(あしつきおんせん)。先ほどの松が下雅湯から歩いて100mほどの位置にあります。秘湯感はこっちのほうが強い。温度はちょっとぬるめ。
▲島の宿の女将さんたちと温泉めぐり
冷え症などに効能がある地鉈温泉(じなたおんせん)。源泉は結構な高温なのですが、海から入ってくる海水と混ざることで、いい塩梅の湯加減になるという自然が生んだ奇跡の温泉。潮の満ち引きで入ってくる海水の量が増えたり減ったりするので、「うお、波めっちゃ入ってきた! 冷てえ!」「ちょっと待ってここめっちゃ熱くなってきた! 場所変わって!」などなどワイワイはしゃぎながらの楽しい入浴タイムでございました。
その日の気分に応じていろいろと温泉を選べる環境は最高。毎日HPを全回復してから眠りにつくことができるので、ワーケーション中は翌日に疲れを残すことなく過ごせます。
ちなみにどの温泉も水着着用必須なのでお忘れなく。
猫好きなら宿は民宿の「きろく」へ
▲民宿「きろく」の女将さんと一緒に集合写真
滞在中、僕たちがお世話になった宿は、民宿の「きろく」。初めて来たのに親戚のおうちに泊まりにきたときのような落ち着く感覚。庭で5匹の猫が自由に過ごしているのがまたいい。そして女将さんの手料理がおいしくて、ご飯のおかわりが止まりませんでした。
ワーケーションをやってみて感じた4つのメリット
伝えたい情報が多すぎて長くなってしまったので、そろそろまとめます。今回のワーケーションを通して得た知見を共有しますので、「ワーケーションやりたいぞ!」という方はぜひ参考にしてください。まずはメリットから。
①リフレッシュによってモチベーションと仕事効率が向上する
綺麗な風景に感動して、普段は触れ合うことがない現地の人と触れ合って、食べたことがないものを食べる。式根島でそんな非日常の時間を過ごす中で、自分のモチベーションがぐんぐん高まっていくのを実感しました。個人的な話になりますが、滞在を通して僕に起きた変化は以下の通り。
- この数ヶ月間は写真を撮ることに飽きていたのに、島を歩いているうちにシャッターを切るのが楽しくてたまらなくなった
- 書きたいことがスッと頭に浮かんで、指が踊るように文章をタイピングできるようになった
- 作りたい曲のイメージが頭に浮かんで、インストアルバム制作の構想が固まった
- 今後やりたい仕事のアイデアがポンポン湧いてきた
などなど。環境を変えることって本当に脳に良い影響があるんだな、と強く実感した次第です。
②仲間の仕事ぶりを見ることで刺激をもらえる
4人でワーケーションを体験したことで、メンバーが普段どんな働き方をしているかを近い距離で見ることができたのは大きな収穫でした。
- 仕事でお客さんと接する機会が多いたまさんが、島の人とすぐに打ち解けているのを見てコミュニケーションの取り方を学んだり
- カメラマンのリョウタさんが楽しそうに撮るおかげで、ずっと良いムードで撮影を進めることができたり
- タイトなスケジュールの中、メディアディレクターのころもさんが的確に調整しているのを見て、ハンドリング能力すごいなーって感動したり
などなど、メンバーと一緒に時間を過ごしたおかげで、仕事の取り組み方・考え方をアップデートすることができました。
③チームビルディングの効果が大きい
冒頭に「離島でのワーケーションはリモートワーク時代の救世主」と大きなことを言いましたが、その根拠がこれ。
誰かと一緒にワーケーションしたら、めっちゃ仲良くなります。限られた滞在時間を最大限楽しむためにアイデアを出しあったり、みんなで面白そうなスポットを探したり、同じ食卓を囲みながら相談に乗り合ったり。そうしているうちに自然と相互理解が進んで、結束が高まっていました。最終日に「帰りたくないです」「またこのメンバーで仕事したいです」「仕事関係なくこの4人でまた式根島に遊びに来ましょう」とそれぞれが口に出すほど。
コロナの影響で急速にリモートワーク化が進み、ビジネス上のコミュニケーションの大半がチャットやZoomに置き換わったことで便利になった反面、ちょっとした相談や雑談といった対話の総量は減ってしまいました。そんな中、チームビルディングに悩んでいる管理職や経営陣の方は多いはず。
そのお悩み、式根島でワーケーションすれば一発で解決します。
④生活リズムが整って体調がいい感じになる
2食付きの民宿に泊まったことで、生活リズムが整う効果もありました。
- 毎朝7時半に朝食をお願いしたので、それにともなって起床時間が7時になった
- 夕食が18時半なので、それに間に合うように仕事と観光を完了
- 日中全力で行動したおかげで眠りが深くなり、睡眠の質が上がった
という好循環。ここ数ヶ月で一番健康的な日々でした。
ワーケーションを成功させるためのコツ3つ
続いて今回の体験をもとに、「ここはもうちょっとこうすればよかったな」「事前にこれを準備しておけばうまくワーケーションできるだろうな」と思った点をまとめます。
①2泊3日などの短期ではなく、5日以上は滞在する
今回はスケジュールの都合で2泊3日のプランを組んだのですが、これだと短く、ちょっとドタバタしてしまうなーと感じました。片道の移動だけで半日は潰れてしまうので、少なくとも5日間、できれば1週間滞在したかったなーというのが正直なところ。
実際にワーケーションを体験してみて、今回のメンバーが導き出した理想のプランは以下の通り。
- 1日目(金曜日):移動
- 2日目(土曜日):バケーション
- 3日目(日曜日):バケーション
- 4日目(月曜日):ワーク
- 5日目(火曜日):ワーク
- 6日目(水曜日):ワーク
- 7日目(木曜日):ワーク
- 8日目(金曜日):ワーク
- 9日目(土曜日):移動
- 10日目(日曜日):自宅でのんびりして翌日に備える
②リモートワークに慣れておく
今回のメンバーは、4人ともリモートワークに慣れていたので離島でもいつも通り仕事ができましたが、リモートで仕事をしたことがない人が突然ワーケーションに挑戦すると間違いなく効率が落ちるので、事前に慣れておいたほうがいいと思います。
旅先で「日本語入力ってどうやって切り替えるんだっけ」「Wi-Fiの接続方法がわからない」「何もしてないのにパソコン壊れました」みたいなトラブルの対処に時間を使うのは完全に無駄。なので自宅や近場のカフェなどで仕事してみて、「オフィスで働くのと効率変わらんな」という自信がついてから出発を検討するといいでしょう。
③達成すべき成果をあらかじめ決めておく
「このワーケーションで何を達成したいのか」を明確にしておくといいでしょう。仕事だけでなく、休暇のプランもぜひセットで。
- 溜まっている細かいTODOを全部消化したい
- 構想していたサービスを作ってリリースまで持っていきたい
- 事業計画を練って社内で共有する資料を完成させたい
- 式根島ならではの魚を釣りたい
- ダイビングのライセンスを取りたい
- 島でしか撮れない良い写真を撮りたい
など、事前にある程度やりたいことをブラッシュアップしておくと、島での時間がより有意義になります。
都内でリモートワークしている人はぜひワーケーションで式根島へ
東京からのアクセスがよく、自然が豊かで、非日常の加減がちょうどいい。
式根島は、都内在住のリモートワーカーがワーケーションを試してみるのにちょうどいい地だと思います。特にフルリモートワークでマンネリ化している方や、ステイホームでストレスを抱えている方が気分転換するにはうってつけ。
いつもと違う場所で、いつも通り仕事をこなして、いつも以上に休暇を楽しむ。そんな新しい働き方を、式根島で挑戦してみませんか。
おまけ:時間に余裕があれば通り道の新島もセットで楽しもう
飛行機で式根島に向かうときの経由地となる新島にも魅力がたくさん。連絡船の乗り継ぎまでの時間を有効活用して新島を観光する際は、ガイドさんが人力自転車を運転して観光スポットを回ってくれる「ベロタクシー」がおすすめです。
パワースポットの十三社神社に立ち寄ったり、
サーファーが集う「羽伏浦(はぶしうら)海岸」で波の高さに度肝を抜かれたり、
日向ぼっこ中の猫と出会ったり。
と、限られた時間でも新島の魅力を十分堪能できます。ベロタクシーのプランは1時間から、コースはお好みに合わせて選択できるので、ぜひ体験してみてください。
おまけその2:泊海水浴場のドローン映像
最後は式根島にある泊海水浴場の美しい映像でお別れです。「せっかく来たし泳いどくか」と飛び込んだものの1月末の海は普通に寒くて、岩の上に避難してテンパっているところをドローンで盗撮されていました。テクノロジーの無駄づかい。