本当はもっとやりたいことがある|デジハリ
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2020.07.02

デザイン日記その3 ぴったり500円の話

かつき

デザインってなんだろう。
かっこいい絵を作るって思われがちですが、お客さんの未来のことを描くお仕事だと思っています。もちろん、最高なものを作ることは前提ですが。

担当したお客さんにはもちろん成功して欲しいし、同時に、今自分のいる会社の未来ついてもどうあるべきか、ふわふわと考えます。
デザイナーとは妄想屋さんなのかもしれません。

わたしはこどもの頃から、「あまのじゃく」といわれていました。
たぶん、三つ子の魂百までというやつで、今でも変わらないことだと思います。
こっちの方がいいよ、とすすめられても、あっちの方がいい理由を探します。
隣の芝生はいつだって青いけれど、でも隣人のお話は、ほんとかなぁと訝しみます。
角度は45度です。

小学生の頃、遠足のおやつは近所の商店で買っていました。
五円チョコ、麦チョコ、ラムネ、ヤングドーナツ。
組み合わせを吟味し、高いものから安い順で決めていきました。
消費税をいれて、500円ぴったりになるように端数とにらめっこ。
ぴったりになったらお会計をして帰る。その時間が本当にすきでした。

デザインをするときには、近づいたり、離れたりして、よく観察します。
作っていると、一心不乱になってしまうので、悩んだら俯瞰する時間を置くようにしています。

いち消費者としての目。
クライアントとしての目。
デザイナーとしての目。
アイデアに固執せず、いろんな人になりきって考えます。

ときにクライアントにとって一番伝えたいことが、ユーザーにとっては大して興味のないことである場合もあります。これはごく自然なことで、知りすぎているときこそ、真っさらな視点で見直す必要があります。

点と点の距離が適正か考え、つないでいきます。
適切でないと思ったら、間違いを指摘しなければならないタイミングもあります。
タイミングってのは、なかなか難しくてピリッとする瞬間もありますが、混沌や激しさの中で生まれるものもあると思っています。

協調性か、惰性か。
ものごとにはいろんな側面があります。
長所が短所になることもあるし、逆もまた然りです。
ぴょーんと飛び出る勇気ってのも、たまには必要だと思います。

器用にそこそこにできるよりも、どこか突出したアンバランスなものに魅力を感じます。
最初はやりすぎるぐらい全力投球が良いと思っています。
今日の日記でした。