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2020.07.13

「誰に言われるでもなく、自然とやっていること」から見つける新しいキャリア。

あきと

こんにちは。LIGで人事をしております、あきとと申します。プライベートでは音楽レーベルの運営やDJをしております。

人事をやっていると、学生の方と話す機会がたくさんあります。そのなかで「やりたいことが見つからない、好きなことを仕事にしたい」という声を聞くことがよくあります。この手の話はいろいろな人にいろいろな切り口で語られてきました。インターネットのハウツーのような記事もあれば、書籍になっているものもたくさんあります。

私は、LIGで人事をしながら、副業で音楽レーベルを運営し、DJやトラックメイキングをやっているのですが、ここ数年を振り返ったときに、徐々にDJや音楽関係の仕事が増えてきた実感があります。

たとえば、DJとしてのブッキング以外にも、選曲の仕事はもちろん、ネットラジオのMCや、大手企業の音楽マーケティング調査のような仕事などです。わずかではありますが、自分のなかに新しいキャリアの芽のようなものを見つけられたなと思いました(ちなみに私は音楽一本で食っていきたいとは思っていませんし、それを目指しているわけでもないです。基本的にはバランスを取りながらやりたいというスタンスです)。

ということで、今回は、「好きなことを仕事にする」ということについて考えるときのなにかのヒントになったらいいなと思い、少し偉そうなことを書いてみました。

「誰に言われるでもなく、自然とやっていること」はなにか

自分が「誰に言われるでもなく、自然とやっていること」はなにか。

好きなことを仕事にする、ということを考えるとき、そこにヒントがあります。勝手にやっていること、続いていること、習慣になっていることはなにか。漫画読むでも映画見るでも、本を読むでもなんでもいいと思います。

いきなり余談ですが、私はLIGに入社する前にニートだった期間がありました。当時は無限に時間があり、ひたすら音楽を掘っていました。PCを片手にカフェにこもり、YouTubeでかたっぱしから気になるMVを見て、アーティストのことを調べたり、音楽アプリでプレイリストをつくったり、ほしい音源は買ったり、レンタルショップに借りにいったり。本当に好きなことだけをやっていましたが、時間が許すかぎり無限にできました。明日から仕事しなくていいよと言われたらまたそういう生活をする気もします。

私は幸いにもこの期間があったので、「誰に言われるでもなく、自然とやっていること」に気がつくことができました。この「誰に言われるでもなく、自然とやっていること」はなぜ無限にできるのか。私の場合ですが、それが自分自身を癒すものだったからでした。好きな曲を聞いたり新しい音楽にふれたりすると、心が落ち着き、リラックスして、幸せな気分になれます。没頭すること自体にリラックス効果がありますが、そういうものがなにかしらは自分のなかにあるのではないでしょうか。まずはこの、癒しの源を見つけられるといいですよね。

どんな形でもまずはアウトプット

没頭できるものを見つけられたら第一関門はクリアですね。次のステップはそれをアウトプットすることです。いますぐにではなくても、いつか仕事になったらいいな、と少しでも考えるのであれば、アウトプットは不可欠です。趣味や好きなものはあっても、アウトプットまではしていない、という人が大半かと思います。

もちろん今までアウトプットしたことない、という人にとっては大きなハードルかもしれません。でも今はSNSがあるし、noteのようなブログサービスもあります。まずは自分に向けたメモや、日記のようなものでもいいと思います。携帯メモのスクリーンショットを投稿するなどでもいいと思います。とにかくどんな形でもいいから世の中に出してみることが大事です。

たとえば、映画を見るのが趣味で、「映画ならいくらでも見れる、死ぬほど見れる」という人だったら、その映画の感想を言語化してみる。たぶんそこまで好きなら、自分の中ですでにある程度言語化されているはずなので、あとはそれをまとめるだけです。

最初に出すものに価値はない

アウトプットするときに、「発信したら、なんか言われるんじゃないか、こんな下手くそなもの出せない、恥ずかしい」そういう感情があるかもしれません。大丈夫です。出してもなにも起きません。世の中に出てみんながアクセスできるようになるだけです。

仲の良い友だちからは「あ、なんかやってみたの? 頑張ってね! 応援してるね」くらいは言われるかもしれませんが、そんなものです。でもいいんですよ。だって自分が「誰に言われるでもなく、自然とやっていること」なので。人からの評価などどうでもいいのです。とりあえずは出していけばいいのです。

ちょっと厳しい言い方をすると、最初に出したアウトプットに価値はほとんどないといってもいいと思います。よく「彗星の如く現れた新進気鋭のアーティスト!!」などのキャッチコピーが添えられて華々しくデビューを飾るアーティストがいますが、だいたいアウトプットを繰り返した結果です。その彗星の如く現れたアーティストの最初のアウトプットも、今我々がアクセスできなくなっているだけで、そんなにたいしたものじゃなかったはずです。

納得感は二の次

そして、このアウトプットを繰り返すことが大切なことです。そして繰り返し続けていければお金になることがあり、それが仕事になる瞬間です。「続けていければ」といいましたが、これがポイントです。「誰に言われるでもなく、自然とやっていること」は続けていけることです。頑張って続けよう! なんて考えなくても続きます。むしろ、「もうやめなさい」と誰かに言われてもやめられないものかもしれない。逆にいうと続かないものは好きじゃないから無理にやらなくてもいいともいえます。あと、なにより自然とやっていることはとにかく楽です。一生懸命やらないでも息を吸うようにできるんですから。

何回か自然とできるようになったら、次に自分のアウトプットに対してのこだわりや納得感を高めていけばいいと思います。最初から「納得いかないからこんなものは世に出せない!」と周りの目を気にしているとアウトプットできません。私もそういう時期がありました。「納得いかない! だめだ」と何度もボツにしました。でも、そう思う反面で「まぁいいか」と思ってとりあえず出しつづけました。ずっと続けていくものなので、まずは適当でいいんです。納得感は二の次でひたすら練習あるのみです。

この繰り返しの過程で辛くなってしまうことがあるのですが、そうなったらおそらく目的がぶれている可能性があります。周りの目を気にしすぎているかもしれないですね。もしそうなったら「誰に言われるでもなく、自然とやっていること」かどうか、という原点に戻るといいかもしれませんね。

過去のアウトプットはどんどん消そう

ちなみに私は昔の下手くそなやつはどんどん消しました。一掃しました。ネットのいいところは消してアップデートできることです。これもう消したいな、と過去のアウトプットを見て思えたら、それは成長している証だと思います。いいやつだけ残せばいいのです。でもそこまでいくにしても、まず選ぶだけの量があるかどうかが大事なので、やはりアウトプットを繰り返すことが大事です。

まとめ

私の音楽活動もまだまだではありますが、なにもなかったころに比べると、ぜんぜん景色は変わりました。かけがえのない仲間に出会え、大きな組織になり、フェスへの出演機会をいただいたり、お金をもらってDJをすることもできるようになりました。冒頭にも申し上げたように、DJではない、付随した音楽のお仕事もいただくようにもなりました。

でもそれはひとえに続けてきたからです。時々、すごいですね、続けるの大変ですよね。とか言われますが、それが「誰に言われるでもなく、自然とやっていること」だったから続けられた、ということです。続けようという意志がなくても、勝手にやっているだけなので。とはいえ、現在進行系ですし、なにかを成し遂げたわけではないので、もっともっと上を目指したいなと思っています。

一応自分のアウトプットも出しておかないと説得力もないと思うので、これまでコツコツ作ってきたDJ Mixやオリジナルトラックを置いておきます。

SoundCloudページ

今回はちょっと偉そうなことを書いてみましたが、なにか新しいことに踏み出したり、好きなことを仕事にしたい、と思っている方のきっかけになればと思います。