Web事業部LP
Web事業部LP
2019.10.30

オフショア開発とは?メリット、デメリットから委託先を決めるポイントまで解説

しゅん

こんにちは! セブ支社ではたらくWebディレクターのしゅんです。

少子高齢化により労働人口が減少している日本では、2030年にはIT人材が約59万人不足している……なんてデータが出ています。

参考:経済産業省|IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果

そこで今回は、日本のIT人材不足を解消させる手段のひとつである「オフショア開発」について、基本からメリット・デメリット、国や委託先を選ぶコツまで解説していきます。

オフショア開発の実施を検討するうえで、ぜひ参考にしてみてください!

オフショア開発とは?

そもそもオフショア開発とは、コストを抑えるために開発業務を海外で行うことを指します。開発の拠点としては、人件費が安くIT人材が豊富なベトナムやインドなどのアジア諸国が多く選ばれています。

オフショア開発で委託される主な業務

海外の開発会社にオフショア開発で委託される業務で多いのは以下の5つです。

  • システム開発
  • ソフトウェア開発
  • アプリケーション開発
  • システム運用
  • システム保守

また、場合によっては開発業務にとどまらず、以下のようなシステム開発以外の業務を委託することもあります。

  • データ入力
  • 画像加工
  • コールセンター業務

 

オフショア開発のメリットとデメリット

オフショア開発にはコスト削減という大きなメリットがありますが、言語の違いからくるコミュニケーションの壁など、特有の課題があることも理解しておかなくてはいけません。

オフショア開発のメリット

オフショア開発のメリットとしては以下の点が上げられます。

コスト削減

アウトソース先の物価は日本よりも安いため、人件費や採用費を削減できます。

優秀なエンジニアの確保

日本では高度なIT技術者は不足しており採用が困難ですが、海外であれば優秀なITエンジニアを大量に採用することが可能です。

スピーディかつ柔軟な対応

優秀な人材を多く確保していれば短期間での納品も可能になり、案件に柔軟に対応できます。

オフショア開発のデメリット

一方、オフショア開発にはデメリットもあり、3つの壁があるといわれています。

言語の壁

言語が異なるため、丁寧にコミュニケーションを図らないと仕様や品質についての認識がずれる問題があります。

距離の壁

物理的な距離・時差があるため、ミーティングや緊急の対応依頼がしづらい側面があります。

文化の壁

国によって仕事に対する価値観や習慣が異なるため、日本のルールを押しつけると失敗します。

……オフショア開発を進める上では、これら課題にひとつずつ対応してプロジェクトを進めるようにしましょう。

オフショア開発を成功させるには?

オフショア開発を成功させる秘訣は、なんといっても良好なコミュニケーションです。コミュニケーションに留意することで、無用なトラブルを避けることができます。

たとえば、オフショア開発では開発者と依頼者との解釈や認識の違いが大きな問題を引き起こすことが多々あります。そのため、開発の前段階で希望条件を具体的に提示しておくことはもちろんのこと、ときには実際に現地に赴いてメンバーと直接会って話すといった対応も必要です。

加えて、プロジェクト管理ツールを活用して開発の進捗状況を可視化したり、メンバーへ定期的に報連相できるような定例ミーティングを設定したりすることもおすすめです。

オフショア開発人気国別メリット・デメリット

オフショア開発の現場として多いのはアジアの国々ですが、国により特徴が異なります。人気の4カ国について、メリットとデメリットをご紹介します。

ベトナム

ベトナム人は日本人と似たところがあり、勤勉で真面目な国民性を持っています。日本との時差が2時間と少なくコミュニケーションがとりやすいこともメリットといえます。

一方、ベトナムは母国語が英語ではないため、英語でのコミュニケーションがとりづらいことがデメリットです。また、ベトナムは国をあげてIT人材の育成に取り組んでいますが、まだまだIT就業人数は多くありません。優秀なIT人材には引き合いが多く、人材を確保するための競争が激しい側面があります。

中国

中国は人口が多く、IT関連の就業者も目立ちます。レベルの高いエンジニアも多く優秀な人材を確保しやすくなっています。また、日本との時差も約1時間と少ないのでコミュニケーションを取るための時間的な制約が少ないのもメリットです。

一方、中国は人件費の値上がりが続いているため、金銭的なメリットが出にくくなっています。

インド

欧米企業からのオフショア開発先として歴史の長いインドには、優れた実績が多くあります。エンジニアの技術力は高く、高度なスキルを必要とする案件でも安心して依頼できるのがメリットです。また、英語が準公用語であるため、英語でのコミュニケーションがとりやすいことも魅力の一つです。

デメリットとしては、他のアジア諸国に比べると日本からの物理的距離が遠く足を運びづらい点が挙げられます。

フィリピン

フィリピンに委託するメリットは、開発コストの大幅な削減とコミュニケーションの容易さです。フィリピンでは技術的に優秀なエンジニアの数が多く、人材が確保しやすくなっています。英語を話す人が多いのでコミュニケーション面での心配もありません。

デメリットは日本とフィリピンの文化の違いからくる仕事の進め方の違いです。信頼のおける仲介者を置くことでデメリットに対応できます。

オフショア開発委託先を決めるポイント

いざオフショア開発を行う際、もちろん自社で拠点を構えることもできますが、多くの場合パートナー会社へ委託することになると思います。ここからは委託先企業を見極めるための3つのポイントをご紹介します。

ブリッジSE(ブリッジエンジニア)の質

自社と委託先の橋渡し役となる「ブリッジSE(ブリッジエンジニア)」の存在は、オフショア開発成功の鍵を握っているといっても過言ではありません。

  • プロジェクトマネジメント能力
  • 2ヶ国の言語能力
  • 2社の意思疎通を図る能力

……といったスキル・経験をもっているのかきちんと確認しましょう。

契約形態(請負契約orラボ契約)

請負契約は特定の成果物を納品することを約束する契約です。予め必要な工数・金額を見積った上でプロジェクトがスタートします。たとえば、Webサイト制作のほとんどは請負契約です。

一方でラボ契約は、3ヶ月〜1年など特定の期間において人材を提供することを約束する契約であり、自社専属のエンジニアチームを作る感覚に近いです。工数が変動しやすい自社サービスの開発などはラボ契約がおすすめです。

自社が推進したいプロジェクトはどちらの契約形態が適切か、しっかり見極めましょう。

作業環境・危機管理能力

作業環境や危機管理能力が整っているかどうかも委託先を決めるときには重要です。使用するPCのOSが最新でセキュリティ的に問題がないこと、回線速度が十分であること、使用するソフトは違法でないことなどは予め委託先にきちんと確認しましょう。

まとめ

IT人材不足の切り札である「オフショア開発」には開発コストを劇的に下げる効果がありますが、現地とうまくコミュニケーションがとれなかった場合にプロジェクトが思うように進行できない……というリスクが伴います。

LIGのオフショア事業「BiTT開発」は、現地フィリピンに日本人のWebディレクターが常駐するためコミュニケーションがとりやすいことが強みです。オフショア開発を検討する際には、ぜひ私たちへ気軽にご相談ください!

「実際にどんなレベルのエンジニアが揃ってるの?」「具体的にいくらでどんな開発ができるの?」……と、興味をもっていただいた方は、下記よりBiTT開発のサービス紹介資料をダウンロードいただけますので、ぜひご利用ください。

資料ダウンロード用フォーム

 

お打ち合わせでのご相談をご希望の方はこちらから。お待ちしております!

お問い合わせ