ソシャゲとジム通いの経験から見えた、意志が弱くても上手に継続する方法

ソシャゲとジム通いの経験から見えた、意志が弱くても上手に継続する方法

ぶっちゃん

ぶっちゃん

お久しぶりです。外部メディアコンテンツ制作チームのぶっちゃんです。

LIGブログで記事を出すのは1年ぶりです。LIG社員は月1本記事を出すのが決まりですから、私、言わば不良社員なわけです。

さて、この空白の1年間、何をやっていたのかというと。

ソシャゲとジム通いしてました。

あ、間違えました。これでは不良社員どころか、働いていない社員みたいじゃないですか。

ソシャゲとジム通いと仕事をしてました。

 

というわけで、今回はソシャゲとジム通いと仕事の話をしますよ。

「意志の弱い男」と書いて、ぶっちゃんと読む

私はもともと、意志の弱い男です。

20代後半にいろいろあり暴飲暴食を重ね、1年間で30キロくらい太りまして。痩せる痩せると言いつつ、いまだにちょっとしか痩せられていません。事実、3年間で3キロ減量した程度の、意志の弱さですよ。

そんな男がハマっているソシャゲがあります。

タイトルは、『グランブルーファンタジー』といいます。知らない人も多いと思うので説明しましょう。

課金して時間使って仲間を集めて敵を倒すゲームです。

2014年3月からサービススタート。同時に私も体重増加がスタートしました。この記事の執筆が2019年10月ですので、5年以上同じゲームをやっているわけですね。

しかし、僕はこのゲームを2回辞めています。

やめられない課金が恐ろしい

具体的な金額は言及を避けますけれども、いわゆる重課金者でした。仮にいま、私に将来を約束した恋人がいて、その金額をカミングアウトしたら速攻別れを切り出されるレベルです。

当時はほんとうに病的でした。別の企業で働いていた自分はストレスで1日5食は当たり前に食べ、ソシャゲに走り、休日は家から出ない。ずっとゲームをしている。一旦課金をすると止められないですし、いま振り返っても、なかなかヘビーな生活でしたね。

ゲームを2回辞めたというのは、これ以上課金したくないという気持ちからです。

1回目は、普通のお金の流れをようやく取り戻したあたりで、「いまの自分なら課金しなくても上手にゲームと付き合えるかも」と思って再登録しました。ゲーム自体は、本当に自分の好みに合う、面白いものなので。

しかし。

私はぶっちゃん(意志の弱い男)ですから、結果は見えています。むしろ想定をしていなかった自分に驚きを隠せません。吸い込まれるように、二度目の課金生活が待っていただけでした。そうして、再度アカウントを消しました。

 

「自分はなんて意志が弱く、ダメな人間なんだ……」

 

相当、落ち込みました。

しかし、ひらめいた

ここ最近は、ユーザーに課金させすぎないようにゲーム会社も創意工夫をしています。年齢によって課金額に制限をつけられるのも、そのひとつです。

三度目の正直。ゲームはどうしても再開したいが、今度こそ課金しないようにしたい。課金するにしても、子どものお小遣い程度にしたい。そこで自分が取った方法は子どもの年齢でアカウントを登録することでした。

一度アカウントを登録すると、年齢はどうやっても変えられません。そしてどうやっても子どものお小遣い程度しか、課金ができないわけです。

自分の意志は最弱であることを、自分自身受け入れていました。弱いんだから仕方ない。強くなる方法だってわからないし、そもそも強くなる必要性だってないかもしれない。

必要なのは、制限のある環境だったんです。

いまでは、上手にゲームと付き合っています。ゲームはとても面白いので、持続してほしいと応援する意味でも少額は使いますが、それで十分、と思うようになりました。

ジム通いにも必要なのは、制限のある環境

ジム通いを継続できない人は多いのではないでしょうか。私はもともと痩せ型でしたから、元の状態に戻したいわけです。

しかし、これまでのテキストを読んでいた読者ならわかるでしょう。

続くわけがない」と。

それでも私は今春からジム通いを続けています。仕事帰りに毎日30分〜1時間、運動をして帰っているわけです。

なぜ可能となっているのか?

結論からいいますね。

私は毎朝、自宅のカギをジムの個人ロッカーに入れてから出勤しています。

つまり夜、ジムに寄らないと家に帰ることができない環境を作ったのです。

 

ジム通いが継続できる人は、意志が強い人です。正直、憧れます。ただ私の意志は最弱ですので、なんらかの制限のある環境を作らないと継続ができるはずがないと最初からわかっていました。

ジムは駅前にあるので、行きは3分程度しか手間がかかりません。そして帰りはジムに寄り、寄ったからには少しだけ運動していこうという気持ちが湧くので、ついでとばかりに身体を動かして帰っています。結果的に毎日ジム通いが続いているわけです(主な目的はカギの回収ですが)。

正直、ジムに通えればなんでも良いのです。手段は選んでいられません。こうしたことは、いくらでも生活に応用できると思っています。

ソシャゲとジム通いの経験から見えた、意志が弱くても上手に継続する方法

そもそも、この記事をここまで読んでくださった方は、たぶん、意志が弱い人でしょう。なぜなら、意志が強い人には不必要な情報だからです。

私は、過去ソシャゲを通じて自分の意志の弱さを自覚しました。いや、自覚せざるを得ない状況に陥りました。そして一度自覚をすれば、以降同じ過ちを繰り返さないように、対策がしやすくなります。

貯金をしたくてもできないなら、定期預金にしたり、キャッシュカードを親族などに預けたりすればいいのです。貯金したい口座に自動で振り込み設定をすれば、勝手に貯まっていきます。

デスクワークに集中ができない環境なら、場所を移せばいいのです。気軽に移せない職場なら、耳栓でもして環境を変えればいいのです。

どんなに小さくてもいいので、制限のある環境作りこそが上手に継続する方法です。

 

私はLIGで、仕事に集中するための小さな環境作りもしています。

ひとつ挙げるなら、自分のなりたい姿を公言したこと。

LIGには化け物みたいに高いスキルを持っている人がたくさんいます。

「化け物みたいなその人がいる、高いレベルに辿り着きたい」と公言することで、周りの人の対応も変わってきます。簡単に言うと、厳しく接してくれるようになります。

「高いレベルに行きたいという気持ちがあるみたいだから、あえて厳しく言うけど……」のようなニュアンスで、対応を変えてくれます。なかなかこれもハードですが、越えなきゃいけないハードルは自分で用意するべきかと思っています。

継続は力なり。意志の弱いみなさんも、ぜひ自身に制限を課して、上手に継続していってくださいね。

LIGで一緒に高いハードルを超えてみませんか?

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いままで自分はラーメン屋でにんにくをただひたすらにクラッシュするだけの存在だった。 いつものようにクラッシュしていたら、それは唐突にやってきた。「旅に出たい」という気持ちが。 お遍路という旅を経て、発した「ありがとう」は20万回。我ながら、弘法大師になったような気持ちだった。 いまは、そんな感謝の想いを込めながら、ただひたすらににんにくをクラッシュしている。

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