テント!サウナ!川!整う!地球と一体化したテントサウナイベントを開催しました

テント!サウナ!川!整う!地球と一体化したテントサウナイベントを開催しました

ケン

ケン

こんにちは、ゲストハウスLAMP豊後大野・支配人のケンです。

長野県にある「LAMP野尻湖」のスタッフでサウナビルダーの野田クラクションべべーがあまりにもサウナが好きすぎて、フィンランド式のサウナを作りました。

LAMP野尻湖では、裏の川からひいた水風呂や、野尻湖をそのまま水風呂として入るなど大自然を満喫することができます。

がっ!

ちょっと待て! 大自然ならこの大分のLAMP豊後大野も負けねーぞ。

というわけで、天然の川を使ったテントサウナイベントを開催しました。

ゲストは九州のテントサウナー

野田クラクションべべーの紹介で、2人のサウナーをゲストとしてお迎えしました。左から長崎県佐世保からテントサウナーの田崎花恵さんと、鹿児島県伊佐市地域おこし協力隊でもあるテントサウナーの林峻平(@PackerJohnny)さん。なんと伊佐市では気軽にテントサウナを体験できるらしい(峻平くんがテントサウナを体験させてくれます。ぜひテントサウナを体験したい人はぜひ鹿児島県伊佐市へ!)。

それならば、豊後大野の人たちにもテントサウナの良さを体感してもらう! というのが今回のイベントの趣旨でした。

ちなみに、林峻平くんはLIGが運営するWebデザインスクール「デジタルハリウッドSTUDIO上野 by LIG」の生徒でした。すごい繋がりを感じます。

サウナイベントを企画することになったきっかけ

豊後大野市は、大分県の中でも自然豊かな街で、大分市からも車で下道1時間ぐらいで行けちゃうことから夏になると川遊びやBBQをする観光客が訪れます。

で、普段から仲の良い『カフェパラム』さんで、昼ごはんを食べながら、パラムの前に流れる奥岳川(これがLAMP豊後大野がある場所からずっと続いている川)を眺めながら、「この川で泳いだら気持ちいいよなー」なんて考えていたら、思いついたんです。

テントサウナをやってあの川に飛び込んだら、めっさ気持ちがいいやん!って。

さっそくカフェパラムに話をして、向かいにあるキャンプ施設『ロッジきよかわ』さんにもお声がけして川を挟んだ両方から川に入るサウナイベントを『Riverside Sauna』と名を打ちました。

サウナはフィンランド式とロシア式

今回ゲストとしてお越しいただいた林さんは、テントサウナを2つ所有しておりまして、なんとフィンランド式とロシア式のテントサウナを持ってきてくれました。

 

テントサウナ2つをこんなコンパクトに運んできてくれました。

 

こちらがフィンランド式のテントサウナです。

 

薪ストーブにサウナストーンを置いて熱を上げていくタイプです。

 

ヴィヒタという白樺の葉で体を叩いたりすることでリラックス効果が得られます。またロウリュといってサウナストーンに水分をかけることで瞬間的に蒸気を発生させて温度を上げたりもできます。

 

こちらがロシア式のテントサウナ。

 

こちらも薪ストーブですが、こちらはサウナストーンを置いて温度をあげるタイプと違い、タンクに水を入れて沸騰させてその熱で温度を上げていくタイプです。

 

けっこう高温になります。

 

こちらが、田崎さんのフィンランド式テントサウナ。最高!

川の透明度、つまり最高の水風呂

見てください。この透明度の高い川を。サウナで汗をかいたあとに、ここに飛び込んだら最高に違いないでしょう。キャンプ施設『ロッジきよかわ』は、川のすぐ横にあるので、サウナに入ってそのまま川に飛び込める環境にあります。

 

一方、『カフェパラム』は、川より高台にあるため、川からポンプアップして水風呂ならぬプールを作りました。

 

サウナのあとにプールでクールダウン。こちらも最高!

 

カフェパラムでは、韓国かき氷「ヌンコッピンス」(韓国語で、ヌンは氷、コッは花、ピンスはかき氷の意味)を出していて、温まった体に粉雪のようなかき氷は、たまらない! こちらは、桃のかき氷。

 

我々LAMP豊後大野もイベント限定カレーショップ「CURRY STAND」としてシカブラックカレーを出し、ランチも食べられる、サウナも入れる、川で整う、というこれ以上ない組み合わせでイベントを構成していました。

サウナ+川=最高!

川の水温も少し高めの20度。20度ってずっと川に入っていられる温度なんです。すっごく気持ちがいい。

 

サウナで温まって、

 

そのまま川に飛び込む。

 

もう最高すぎて、何セットでもいけます。サウナ+川=最高! の方程式の完成です。

 

来てくれたお客さんもこの表情。

 

天然の水風呂も最高のようです。もう川の中は天国かと思うくらい。完ぺきに整います。

 

ロッジきよかわスタッフのアレックスも、薪を運んだあとにしっかりとテントサウナを初体験。彼はサウナが嫌いだと言っていたのですが、テントサウナと川の交互浴を楽しんだあとはすっかりサウナの虜になっていました。

テントサウナがこんなにも最高だなんて。もうテントサウナなしでは生きていけない。

そんな体験をしてくれたお客さんが16人も来てくれました。1回目から「次回は開催しないんですかー?」というお声もいただいたりしたので、この「Riverside Sauna」の第2回を企画していこうと思います。

 

テントサウナの味をしめてしまったので、昼間も入ったのに、夜も入っちゃいました。ありがとう! テントサウナ!

で、実は裏テーマがありまして

実はこのイベントには、裏テーマがあります。

1つめは、3社共同主催であること。ロッジきよかわは、LAMP豊後大野同様に豊後大野市の指定管理として運営しています。今まで豊後大野市の数ある指定管理の中で、共同主催でイベントを開催したことがありませんでした。

また、川を挟んで向かいのカフェパラムとロッジきよかわは、今まで一度も何かイベントをしたことはありませんでした。ならば、カフェパラムとロッジきよかわを繋いで、3社共同主催として「川とテントサウナ」というテーマでお店とお店を繋いで豊後大野の新たなコンテンツを作る試みをやってみることにしました。

2つめは、豊後大野市はおんせん県おおいたにありながら、温泉が出ない市としても有名です。温泉が出ないならば、テントサウナでアウトドアの街にできるんじゃないだろうか、というものでした。実は、豊後大野市のキャンプ施設や宿泊施設の多くは川沿いにあり、このテントサウナが、うまくいけば豊後大野市のキラーコンテンツになり得るんじゃないかというものです。そのため、この「Riverside Sauna」という企画を、豊後大野市の他のキャンプ施設でもキャラバン的に運んでいきたいという展望があります。

3つめは、未だかつて豊後大野市でテントサウナのイベントをやったことがない、ということです。これが実は一番大事だったりします。誰もやったことがないイベントを自分たちの手でプロデュースして豊後大野市でやりたかったのです。なんでもそうですが、最初にやらないとすべて二番煎じになってしまうから。それじゃ、イベントをやるにしてもぜんぜん面白くない。やるなら、一番最初じゃなきゃ!

4つめは、九州の県外市外の方と繋がること。当たり前ですが、これが一番刺激になります。僕たちの街に足りないもの、LAMP豊後大野に足りないものなんかを見つけられたりします。なので、九州のテントサウナー・林さんと田崎さんにご協力いただけたことは本当に僕たちにとっても幸運なことでした。この場を借りて重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました。そして、またやりましょう!

そろそろまとめを。

というわけで、LAMP豊後大野は宿泊だけでなく、地域を巻き込んだ企画をどんどんやっていけたらと思います。

なぜか。

それはやっぱり田舎なので、できるだけたくさんの地域の方々と繋がり、いい意味で巻き込み、そして一緒に盛り上がっていく、それがきっとLAMP豊後大野にも返ってくるのではないかと考えているからです。

当たり前ですが、豊後大野市にお客さんが来てくれなかったら、LAMP豊後大野にもお客さんは来ません。そして決してLAMP豊後大野だけが盛り上がればいいとも思っていません。豊後大野市に住む地域の方々と一緒に、田舎なら田舎なりに、自然が豊富であれば、その自然とともに育っていきたいからです。

長くなりましたが、LAMP豊後大野 x ロッジきよかわ x カフェパラム主催 「Riverside Sauna」をまた開催しようと思います。それまで地道に頑張っていきます!

それでは、また。

LAMP豊後大野HP

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LAMP豊後大野 支配人・エディターのケンです。 日本人とのハーフの日本人です。オカルトと柔術が好きです。 好きな食べ物は、チャーハンです。 目標は、フリーメイソンに認定されることです。

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