明日から、身につける。
明日から、身につける。
2019.03.24

ゴッドマザー由美、晩秋の金沢。気ままな一人旅【金沢ご当地グルメ編】

ゴッドマザーゆみ

ゲストハウスLAMP野尻湖のゴッドマザーゆみです。

※前回のあらすじ
12月初旬にもらったお休みを使って、金沢へ一人旅に行くことにしたゴッドマザーゆみ。初日は茶屋街をぶらぶらしたり、おいしい北陸の幸を求めて夜の街を飲み歩いたり。翌朝もしっかり朝ごはんを食べてと、ここまでほぼグルメ三昧の旅となっています。果たして後編ではグルメ以外のスポットは登場するのでしょうか……!?
グルメ多めで時々観光名所を巡る、気ままな旅をお楽しみください。

旅の後編、はじまりはじまり~!

ということで昨日はほとんど食べてばかりの私。

今日こそは、金沢の名所を巡ってみようと勇んで出発です!

兼六園とは?

まずは日本三名園の一つでもある、「兼六園」。

兼六園と命名されたのは、六勝(ろくしょう)を兼ね備えた庭園であることから。六勝とは、「宏大」、「幽邃」、「人力」、「蒼古」、「水泉」、「眺望」という優れた景観を現す言葉で、この6つを兼ね備えた素晴らしい庭園であると、宋の時代の書物に記されていることが由来とされています。

そんな兼六園、入り口だけでも7つあります。東西南北どこからでも入ることができちゃいます。私は、ホステルから歩いて一番近い入り口「真弓坂」から入りました。入ってすぐに感じたのは、管理・清掃がきっちり行き届いていること。何人もの管理に携わる人たちが、毎日毎日丁寧に手入れをされていることが、入り口を入ってすぐに感じられました。

さすが日本三名園。平日なのに、紅葉も終わっているのに観光客がたくさんいます。

砂利が敷き詰められた小道を進んで行くと、すでに冬バージョンに囲われた木々が美しく、静寂の中に時折聞こえる鳥たちのさえずりが心地よいです。

思わず一句詠みたくなります。詠めませんけどね。

しばらく歩くと、趣のある建物がありました。「時雨亭」と名付けられた趣のある建物ではお抹茶や和菓子をいただくことができ、また、そこからの眺めを楽しむことができます。

美味しいお抹茶とお菓子をいただいて、本格的に散策開始です!

時雨亭を出て、花の咲いていない梅林を横目に歩くと、「根上の松」が見えてきました。その名の通り、根っこが隆々と盛り上がっています。春には桜並木になるようです。そしてさらに歩みを進めると、今回の目的の一つ、「唐崎の松」が見えてきました。

写真提供:金沢市

雪吊りは、兼六園といえば、の風景ですね。まだ雪は降っていませんでしたが、北陸の冬の風物詩。松の枝を守るために11月1日から雪吊りの作業をするそうです。

写真提供:金沢市

どこそこ写真撮影するみなさんでごった返していて、通り抜けるのにも気を遣います。

その先へ進むと、おみやげ屋さんやお茶屋さんが並ぶ「兼六亭」です。さっきお茶を飲んだばかりなので、ここはスルーしました。

お土産物をチラ見しながら、次の目的地「金沢城」へ向かいます。とはいっても、兼六園と金沢城のある金沢城公園は、橋で結ばれていて、橋を渡るとすぐそこが金沢城公園です。

ここもまた、広大な敷地! 今日の帰りの新幹線で万歩計を見るのが楽しみになってきました。

金沢城公園でかすぎ!

写真提供:金沢市

こちらもまた広い!

広大な敷地に、当時を再現した櫓や長屋がそびえ立っています。今の金沢城は、平成に入ってから資料に基づき史実を尊重し復元された建物で、菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓からなります。

五十間長屋は、バリアフリー構造になっていて、車椅子の方でも気軽に中を見学することができるようになっています。伝統木造工法を忠実に再現し、使用している材木の7割が石川県産の材木だそうです。

戦国時代、五十間長屋は、戦闘の際には砦としても使われ、さまざまな工夫がされています。

石垣を登ってくるものが容易くは入れないように考えられた、「出窓」や投石や鉄砲を放つために作られた床板など、昔の人の知恵には感服させられました。兼六園とは打って変わって、人影はまばらでした。

たーくさん歩いてお腹が空いてきたので、最終目的地の「近江町市場」へ急ぐことにします。

近江町市場はスゴイ!

近江町市場。

今回の最大の目的、といっても過言ではないでしょう。金沢の台所、ここ近江町市場には日本海の荒波にもまれた、冬になると美味しくなる魚介類たちがたーくさんあります! 考えただけでもヨダレが……。

まずは、物色。お店がたくさんありすぎて、目移りしまくりです。笑

この中からできるだけ安くてお買い得で美味しいものを厳選するのは至難の技です。ゴッドマザーの腕の見せ所です。

越前蟹(金沢ではブランド化されていて、加能ガニともいわれている)も解禁されてはいますが、何せ高い! でも、妙高の家で待つ家族にも美味しいカニは食べさせたい……。

そこに、おっ、あるじゃないですか、お買い得で美味しいカニ!!

しかももう食べるばかりになっている、剥き身になってミソも付いている、香箱ガニが!!!

写真提供:金沢市

香箱ガニとは、ズワイガニのメスで、サイズはオスより小さいですが味は濃厚で美味しいんです! 昨夜の帆夏でも、美味しい香箱ガニのグラタンを食べましたー。

県外にはあまり出回らない希少品でもあります。

これは買わない手はない!!

写真提供:金沢市

すぐ隣にあったとれたてピチピチの甘エビも一緒に購入。

何かもうひとつ、もう一品ほしいな、と歩いていると、あった!

まだらの白子!! 冬といえばこれですよー。日本海バンザイです。

市場で腹ごしらえ

お土産はたくさん揃ったので、今度は腹ごしらえです。

たくさん歩いたので、お腹ペコペコですー。

市場の中には、新鮮な生牡蠣やカニをその場で食べさせてくれるお店もたくさんありますが、たくさん歩いてちょっと疲れていたので、ゆっくり座って食べられるお店を探しました。

ここはやっぱり、海鮮たっぷりの海鮮丼でしょー。ということで小綺麗で美味しそうなお店をチョイス。

市場の中にたくさんお店がありますが、その中から当たりを探す目利きも重要です。せっかくここまで来たのだから、美味しい海鮮丼にありつきたいものです。

ここで失敗したくない! いつもお店選びは慎重な私。

さらにそこで選ぶメニューも吟味します。今一番食べたくて、一番美味しいと感じられそうなものを選びます。いくら美味しそうに見えていても、食べたいものと合致していないと、自分の舌は美味しいと感じてくれないときもあります。

そんな悲しい思いはしたくない! 食べ物には貪欲な私。

そして頼んだのは、季節の魚介類がこれでもか! と乗った海鮮丼ともちろん香箱ガニ!

味は……



もちろん! 最高!

これをいつか家族みんなで食べに来られたらなぁ、と思ってしまいました。

家族の顔が思い浮かんだところで、そろそろ旅も終わりに近づいて来ました。

さらば金沢

近江町市場のそばにも周遊バスのバス停があり、そこから金沢駅へ向かいます。

金沢駅でも、お土産を購入。昨夜行った、「帆夏」のご主人からオススメしていただいた「鯖のこんかづけ」をget! 鯖のこんかづけは、塩漬けした鯖をさらに糠に漬けた保存食。さっと炙って、お茶漬けに。うーん、美味しそう。

郷土料理の「ぶりのかぶら寿司」もお土産に。これで、お家に帰ってからもしばらくは北陸の美味しいものを食べることができそうです。

そんなお土産をたくさん携えて、新幹線に乗り込むのでしたー。

あっ、万歩計!

久しぶりにたくさん歩きましたー。そんな疲れも心地よく感じる旅でした。

金沢の旅、最初から最後まで、結局食べることがメインのような旅でしたが、金沢の魅力は、まだまだお伝えしきれていません。まだまだ行きたいところがたくさんあるので、またいつか近いうちに必ず訪れたいと思います。

そして、LAMPに来られた外国人のみなさんにもオススメして、日本のいいところをたくさん見て帰っていただけたらなぁ、と思います。日本はいいなぁ、と改めて感じることができた良い旅になりました。

みなさんもぜひ金沢へ足を伸ばしてみてください。まだまだ知らない金沢がたくさんありますよ♪

未だに帆夏の味が忘れられない、ゴッドマザー由美でした。