「プロダクトマーケットフィット(PMF)」ってどういう意味?あらためて自分なりに考えてみた

「プロダクトマーケットフィット(PMF)」ってどういう意味?あらためて自分なりに考えてみた

藤野てっぺい

藤野てっぺい

こんにちは! セールスのてっぺいです。

先日はじめてLIGブログで記事を書かせていただいて、今回が2回目です。

▼はじめましての記事はこちらです

最近、営業で訪問した会社さんとの商談で「プロダクトマーケットフィット」という言葉を耳にしました。過去にスタートアップに携わった際に聞いて以来のことで、あらためてその言葉の意味や必要性が気になり……今回、いろいろと調べた上で自分なりの解釈をまとめてみました!

もし興味のある方は読み進めていただければと思います。それではどうぞ〜。

プロダクトマーケットフィット(PMF)って何?

まずは、「プロダクトマーケットフィット」という言葉の定義についてです。

「プロダクトマーケットフィット(Product Market Fit)」とは「PMF」とも呼ばれ、英語の言葉の通り、自社のプロダクトやサービスが、あるマーケットに適合(フィット)している状態のことを表します。しっかりと理解してもらいたいのが、状態を表す言葉であるという点です。

またこの言葉自体は創業期のスタートアップや新規事業などの立上げ期に、ベンチャーキャピタルなどの投資家やスタートアップの創業者間などで多用される言葉であり、もともとはマーク・アンドリーセンというFacebookやeBayなどのボードメンバー(日本で言うところの取締役会)の一人で、米国のスタートアップ界の重鎮でもある人物が提唱した言葉とも言われているそうです。

もちろんスタートアップの創業期だけではなく、プロダクトを持つ限り、ユーザーを増やし新たな市場をターゲットにしたいと考えるのであればPMFは常に意識されている状態でもあります。

もっと詳しくPMFについて理解したい方は、以下のサイトにわかりやすくまとめられていたのでご参照ください。

参考リンク
Product/Market Fitについての6つの学び
スタートアップにおいて最も重要なPMFの図り方と達成方法

PMFについて調べていくうちに、PMFの前段階であるプロダクトやサービスをつくる過程も非常に大切なのだとわかりました。そこで、つぎにPMFの前段階について考えてみたいと思います。

PMFの前段階で必要なもの

PMFがある一定の状態を指す言葉であることは理解できたのですが、どの企業(ここではスタートアップ)も、このPMFの段階に入る前に自社のプロダクトやサービスを造るための「アイデア」が必要です。

では、このプロダクトやサービスの根源となるアイデアを出す過程では、どんなことが重要なのか考えてみたいと思います。

新規事業開発の支援を行う株式会社インキュベータの代表・石川明さんの言葉をお借りするのであれば、

「成功するビジネスは“不”から生まれる」
(参考リンク:https://supership.jp/magazine/seminar-report/811/

すなわち、プロダクトやサービスは「誰かの何かを解決するもの」である必要があります。また、誰かの何かを解決するプロダクト、サービスが見つかったとしても、それが自分たちが取り組むべきことなのか、その企業が挑戦する意義や意味のあるものなのか、という見極めもしなければなりません。

LIGの企業理念に照らし合わせて考えてみるのであれば、LIGの企業理念は

「世界中の人たちのLifeをGoodにする」

というものなので、これに沿った事業アイディアでないとLIGが取り組む意義はないとわかります(ただ、この企業理念だとほとんどの事業が当てはまってしまっているのが面白い(笑) だから8事業もあんまし関連性のないことをやっているのか!!)。

結局のところ、PMFの前段階で必要なことは、世の中に求められているサービスや商品だとしても、「それが自分たちがやるべきことなのか」を見極めることであり、それこそが事業に持続性を持たせる根幹の部分となるわけですね。

LIGのビジョンを持ってマーケットに提供できる価値とは……

さて、ここまで何かのサービスがスタートするためには、「誰かの何かを解決する」という考え方の下、「なぜ我々がその解決に取り組むのか」を明確にする必要性があることを確認してきました。

あらためて整理して考えてみると……。

LIGの企業理念は、「世界中の人々のLifeをGoodにする」こと。

そしてLIGが提供できるサービスは(私の所属するメディアセールスの部署においては)「LIGブログ上の記事コンテンツ」です。

完全な主観になりますが、LIGがLIGブログの記事(この場合は記事広告)を通して社会に貢献できることとは、企業の商品やサービスや価値を、LIGというフィルターを通すことによって、より親近感を持たせたり、興味喚起をしたり、はたまた購買を施したりすることができる、という点にあるのではないかと思っています。

企業がCMでタレントを起用したり、日本代表などのスポンサーになり肖像権を使ってPRをするのは、その肖像に付いている影響力やファンに対して、企業・商品・サービスのイメージを届ける効率的な手段だからです。

それを考えるのであれば、LIGブログについているファン(読者数月間240万UU、LIGのコンテンツが好きで読んでくれているひとたち)に、LIGらしいユーモア溢れる切り口で、企業の商品やサービスを届けること……それは、「世の中の誰かの何かを解決する」ひとつの手段であり、我々がやる価値のあることであると思っています。

まとめ

「プロダクトマーケットフィット」という言葉の意味からかなり飛躍した内容となってしまいましたが、企業が現代の早い流れの中で生き残っていくためには、自分たちが何者で何をしたいのか(企業理念)を明確にしその課題解決は自分たちが取り組む価値のあるもの(プロダクト)かどうか判断すること。そして、課題解決の商品やサービスは、どの市場の誰をHappyにするのか(PMF)を考えることが必要だと、改めて考えています。

みなさんのLifeをGoodにできるようなコンテンツをつくれるよう、今後も勉強していきたいと思います。てっぺいでした。

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藤野てっぺい
藤野てっぺい アカウントプランナー / 藤野 哲平

セールスのてっぺいです。横浜生まれで高校の時は3年間、湘南・藤沢あたりで青春時代を熱く過ごしていました。スポーツ観戦が好きです!ぜひ一緒に観に行きましょう

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