CREATIVE X 第2弾
CREATIVE X 第2弾
2018.10.08

35歳、IT業界未経験の僕が異業種からLIGへ転職した理由

藤野てっぺい

どうも、はじめまして。LIGのメディア事業部でセールスをしているてっぺいです。

LIGに入って早いもので2ヶ月が経とうとしているのですが、LIGの社員である以上「月に1本の記事執筆をする!」という命題があるため、今スタバでMacBookProを開きセコセコと書いております。

何を書こうかな~っと考えたとき、自分のキャリアについてお話しするとよく「面白いですね!!」と言われることを思い出しました。そこで今回は、自分がLIGに入るまでに歩んできたキャリアを振り返りながら、なぜ35歳になってIT業界未経験の僕がLIGに転職することを決めたのかをお話ししたいと思います。

これまでのキャリアについて

1社目:営業職との出会い

大学を卒業して一番最初に入った会社は、実はなんとなくで決めたところでした。

今になって考えると、ここで学んだことや付き合いのあった会社などが後々の自分のキャリアの手助けとなっていました。このとき「営業」という職種に出会ったことで、辛くとも非常に面白く、楽しい日々を過ごすことができました。そのなかで、今の自分の基礎となる部分がつくられていったのだと思います。

この会社で特に印象に残っているのは、当時の上司であった26歳のマネージャー。この人に営業のノウハウや考え方を叩き込まれました。

営業の仕事は自社の商品やサービスを売るのではなく、お客さん(担当者)を出世させること、お客さん(会社)を儲けさせること」。その当時の自分にとっては目から鱗のような言葉でした。担当者や会社がHappyになること、それがエンドユーザーの方々がHappyになることにもつながっていく。なんてやりがいのある仕事なんだ、と営業職の凄さを実感したのでした。

2社目:BlackBerryとTwitterとの出会い

1社目で営業という仕事の楽しさを覚え、2社目でも「営業としてバリバリやるぞ!」っとイキっていたのですが、2社目で与えられた業務はなんと「掃除」でした。

えっ? 完全に転職活動失敗じゃん……と思う方も多いでしょうが、実は2社目に就職した会社は海外のプロスポーツチームでした。ここでは無給のインターンからスタートし、その働きぶりが評価されれば最終的にビザのサポートをもらって正社員になれる、という仕組みでした。海外ということもあって日本に上陸する前のIT系サービスに触れる機会がたくさんあり、自分自身の興味がリアルの世界からデジタルの世界へと向いたのはこの時期だったと思います。

特に印象的なサービスとの出会いが、スマートフォンのハシリであるBlackBerryとその当時(2008年頃)めちゃくちゃ流行っていたTwitter(トゥイラー)!!

当時のルームメイトがスマホ片手にどこでも仕事をこなし、大好きなホッケーチームの情報をTwitterから得てコメントしたり、ほかの人たちと意見交換している様子に、「何だこの世界!?」みたいに驚いたのを覚えています。リアルの世界も面白いけど、デジタルの世界の可能性は無限かもしれない……。そんな思いが自分自身をITの世界へ導いたのでした。

3社目:Yelpとの出会い

その後、浅はかな気持ちに押され「エンジニアになれば世界中の人々が使ってくれるサービスを作れる!」とプログラミングスクールへ通いはじめました。しかし、とあるIT系企業の社長の言葉で、「自分はエンジニアになりたいのではなく、事業やサービスを提供する会社を起こしたい(事業責任者などになりたい)のだ」ということに気づきました。そこでエンジニア転職を諦めて、海外時代にお世話になったホットドッグ屋さんのアメリカ法人の事業責任者としてニューヨーク州マンハッタンに飛びました。

そこではリアルの店舗を運営しながら、さまざまなIT系サービスを利用して店舗の売上をあげようと模索しました。その中でも一番使っていたサービスが「Yelp」です。これは日本で言う「食べログ」のようなサービスで、お客さんが来店した際の口コミをアップしていき、星がついていくと言うもの。

自分が事業責任者になったホットドッグブランドはカナダでは成功していましたが、アメリカでは無名で、イチからブランドや商品を作っていかなければなりませんでした。また、アメリカ人のホットドッグに対する概念(道端で1ドルそこそこで売っているもの ※我々の商品は5ドル程度でした)を理解しながら、「うちのは普通のホットドッグじゃないんだよ!」と認識させていくことが非常に難しいポイントでした。そんななか、商品開発やサービス向上のためには、Yelpからの口コミは欠かすことのできないものでした。

そうした口コミを元にさまざまなセットメニューや商品を開発・販売していきましたが、数百万と言うマンハッタンの高額な家賃は経営を圧迫し、結局はニューヨークからの撤退を余儀なくされてしまいました。

ただ、Yelpの口コミや他社(流行っている店)のオンライン上でのReviewがなければもっと早く撤退していたでしょうし、このころから写真をアップするということが日常的に行われていたので、現在のインスタの原型とでも言えるものを上手く捉えていたのかもしれません。

とにかく、この時期は一番辛い時期でもありましたが、リアルとデジタルを通したマーケティングから商品開発、販売まですべてを学ぶことができました。

4社目:SNS活用とその難しさ

ニューヨークからの撤退を機に日本へ帰国した私は、仙台にあるプロバスケットボールチームのセールスとしてスポーツ界へカンバックしました。ここでもやはりリアルとデジタルの融合の重要性と難しさを強く感じ、現代社会におけるデジタルがリアルに与える影響を実感することもできました。

すごく簡単で当たり前のことなのですが、スポーツチームのほとんどはファンクラブというロイヤリティの高い組織(有料会員)を持つのですが、この会員を獲得するためにはバスケットボールやそれに関連すること(スポーツ、休日の娯楽、交流の場など)に興味の高い層にアプローチする必要があります。バスケが好きな人や地元が好きな人はファンクラブの顕在層、スポーツ好きな人は準顕在層、休日の娯楽や交流の場を求めている人は潜在層と仮定し、さまざまな取り組みを実施するなかで、準顕在層や潜在層を取り込む際にSNSは格好のマーケティングツールであり、各層のロイヤリティを高めていくためにもすごく重要なツールであることを再認識したのでした。

キャリアの中で共通として感じていること

と、ここまでざっと自分のキャリアについて語ってきたのですが、何が共通しているかというと、そのとき「面白い!」と感じたことに飛びついて夢中になっていたということと、そのなかでさまざまなテクノロジーと出会い、IT業界に対する「憧れ」が捨てきれずにいたということです。

今回LIGというIT企業のメンバーとなったのですが、LIGのカルチャーはまさしく「面白い!」の文脈に沿っており、「何か楽しいことができるだろう」という期待でいっぱいです。しかも、さまざまなキャリアを経て思いをつのらせていたIT業界の仕事に従事できていることが、これまでにない喜びであり、楽しみであり、現在はワクワクしております。

自分の考える未来

強烈なカルチャーをもつLIGで働きながら、今までの経験や出会ってきたたくさんの方の意見、文献を自分なりに解釈し考えるなかで、これからの仕事やマーケットについて漠然と考えることがあります。日本の企業にとって、これからの時代を生き抜くための選択肢は「企業合併」「海外進出」「生産の最適化」のいずれかになっていくのではないでしょうか。シェアを奪えない企業は、大多数のシェアを持つ企業に買収・合併され、事業や顧客の維持をしていくこととなるでしょう。

資本が充実している企業は、日本の外にシェアを伸ばすために海外進出していくのではと思います。もし上記の選択肢がなくとも企業にとって「経営と生産の最適化」ができるのであれば、滅びることはないでしょう。そのためには企業が自社でSNSをもち、プロダクトやサービスのファンを抱え、そのファンのロイヤリティを高めていくことが必要になります。

ある一定量でのファンクラブが存在すれば、そこで新商品開発についてのヒアリングができ、どのような商品が必要で、どのくらいの量が売れるのだろうか、という企業のマーケティング活動が可能となります。そうすることによって需要と供給のミスマッチを防ぐことができ、企業としては「必要なもの」を「必要な人たち」に「必要な価格」で提供できるようになり、企業とサービスの間でコミュニティが形成されていくはずです。

現在、こういったマーケットインの発想は少しずつ浸透してきています。SNSの普及と人口減少によって、これまで以上にコミュニティ形成(コンテンツマーケティング)の大切さを実感した企業が、そちらへと舵を切っていくのではないでしょうか。

まとめ

ということで、僕自身、常に楽しいことや面白いことを探しつつ自分の感覚をもとに今後もキャリアを歩んでいくと思っていますが、その中でスポーツこそがコミュニティを形成するもののなかでも一番面白く、影響力も強いものだと確信しています。

そんな自分の最終的なゴールは、スポーツを通してたくさんの人たちを魅了すること、それを可能にするコミュニティを形成すること。もうひとつは、自分のクラフトビール工場とマンゴー農園を営み、美味しいピザとオリジナルのクラフトビールを楽しめるサブスクリプション型の飲食店を作ること、です。

スポーツや飲食に関連した商材の扱いなら、まかせてください!

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これからよろしくお願いします。てっぺいでした。