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2019.01.15

なぜ人事担当者は「上から目線」になってしまうのか?そうならないために、私が気をつけていること

あきと

こんにちは。LIGで人事をしております、あきとと申します。2017年3月に入社し、早くも2年近くが経とうとしています。

まだまだ社歴は浅いのですが、入社してから採用に携わった社員の数は120名近くになりました(2019年1月現在)。振り返ると本当に多くの方に仲間になっていただいたんだなぁ、と感慨深いものがあります。

今回は改めて初心に返り、「採用に携わっていて人事として気をつけたいこと」「忘れてはいけないこと」について書きたいと思います。

「自分たちもジャッジされている」

私が採用に携わる者として決して忘れてはいけないと考えているのは、「自分たちもジャッジされている」という認識を持つことです。

企業は候補者をジャッジする一方で、候補者もまた企業をジャッジしている。

当然のことかもしれませんが、原則として両者は対等です。

もちろん企業側にも採用基準はあるので、その基準を満たす満たさない、ということはあります。ですがそれは求職者側にも言えることで、会社を選ぶ軸や基準があります。

ただ……採用の現場では、なぜか一方的に企業側が「合格」や「内定」を出すものだとされていないでしょうか。

なぜ企業側は「上から目線」になってしまうのか

ただ、人事担当者が「自分たちも候補者からジャッジされている」という感覚をなかなか持てないのにも理由があります。

まず、候補者の辞退というのは「企業への不合格通知」でもあるわけです。もし辞退の理由が人事や会社の対応の不誠実さだったとしても、それをはっきり言ってくださる候補者の方は(当然ながら)ほとんどいないので、人事もなかなか気づくことができません。

また、人事担当者や企業側が勘違いを起こしやすい状況もあります。多くの方や学生の方の書類選考や面接をしていると、「この人は合格、不合格」などと人の合否を決めることができてしまうため、いつの間にか自分が「偉い立場」だと錯覚してしまうのです。

これは「経験を積んでいけばいつか勘違いしなくなる」というものでもありません。採用に携わっていれば常に、誰でもそうなる可能性があるのです私は個人的に、自分はそんなふうにはならない」と思ってしまうタイミングこそが、もっとも危険なのではないかと考えています。

応募者の方は、採用担当である自分がいるから応募をしてくれたわけではありません。過去に在籍していた方を含め、自分以外の社員が地道に積み重ねてきた会社としての実績の上に信頼が生まれ、応募にまで至っているのです。

人事担当者が会社や社員への感謝の念や客観性を持てず、自分のことを鋭く見られているということにも気づけないまま面接をおこない、結果として候補者の方に「この会社は違うかな」と判断されてしまったら……非常にもったいないこと、不合理なことだと思います。

つい先日、他社を辞退された方に、私から思い切って辞退理由を聞いてみたところ、「面接が上から目線だった」ということをおっしゃっていました。他山の石とせねばなりません。

勘違いを起こさないためには

こういった勘違いを起こさないためには、普段の生活を含めた「考え方」や「生き方」として誠実さや謙虚さを持たなければいけない、と感じています。表面的なことや小手先でごまかそうとしても、うまくいくことはないでしょう。

とはいえ、具体的に「何をすればよい」という正解はないと思います。今すぐに始められることは、常日頃の言動や対応に気をつけたり、工夫をすることだと感じています。

非常に基本的なことかもしれませんが、私自身は下記のようなことが重要だと思っています。

  • 丁寧な言葉を使う
  • 正しい日本語を使う
  • ネガティブな言葉を使わない
  • テンプレート文をそのまま使わない

採用担当者に限らず、ビジネスシーンでテンプレート的な表現を用いることもあるでしょう。テンプレートを利用するのは楽ですが、すぐに自分の気持ちが入っていないことに気がつきます。それを防ぐために、私自身はできるかぎり想像力を働かせ、応募者の方に興味を持ち、寄り添った文章を書くよう努力しています。

良い面接、良くない面接

「応募者の方に興味を持ち、寄り添う」ことは、面接の場でも必要です。

私の実感ベースで率直にお伝えします。私は年間で数百人とお会いしているのですが、LIGとマッチすることが想像しづらい方も多くいらっしゃることは、事実としてあります。

しかし、開始10分で前向きな展開がないと感じて「早く終わってほしい」などと人事が思ってしまえば、その瞬間に相手にその気持ちが伝わってしまいます。

時間を割いてお越しいただいたことに、感謝の気持ちを忘れてはいけないと思います。人事がやるべきは、仕事や会社の説明をしっかりとおこない、候補者の方の良いところを引き出すことです。

よく言われることですが、良い面接とは候補者が「すべて出し切れた」と感じる面接です。逆に良くない面接は「すべて出し切れなかった、きっと落ちてしまった」と感じさせてしまう面接です。

私は、残念ながら不合格とさせていただいた候補者の方にも「落ちてしまったけど、誠実に対応してくれる良い会社だった」と選考を通して感じていただくことも、大事にしたいと思っています。その方が周囲の方に会社のことを紹介してくださったり、数年後にまた応募いただけたりすることもありえるからです。

また将来的に採用とは関係なく、その方が会社の顧客になっていただけることも大いにありえます。逆に、面接の場での対応が良くなかった場合、「あそこの会社の面接はこうだった、ひどい会社だった」といった悪評が広がってしまう可能性も出てきます。

これも冒頭に申し上げた「自分たちもジャッジされている」ということを意識すべき理由に繋がっています。

短期的な採用のゴールを達成するためには、もしかしたらこういった対応は効果がないかもしれません。しかし、長期的で持続的な採用にはつながるのではないか、と考えています。

まとめ

日々、業務に追われていると、ついつい対応が雑になってしまったり、連絡が漏れてしまったり、なかなか思うようにいかないものです。多くの場合、その原因は自分自身の気の緩みだったりします。意識に上がったタイミングで常に修正していかなければいけません。

今回は初心に返り、自戒を込めた内容とさせていただきました。なにか皆様のお役に立てればと思います。

また、最後になりますがLIGはさまざまな職種で随時採用を行っております。もしご興味がありましたら、下記のボタンから採用ページをご覧いただければ幸いです。

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