さぁさ! お立ち会い! ご用とお急ぎでない方は、ゆっくりと聞いておいで!
わたくし、「STUDIO 上野 by LIG」の白井エリーです。趣味は落語の創作です。
どうぞ、名前だけでも覚えて帰ってくださいな。
さて本日は、Webデザインに興味を持ち、未経験からSTUDIOに入学した現役大学生のまいちゃんにいろいろと話を聞いてきました! 現役大学生だからこそできた就職活動の進め方やWebデザイン業界の情報収集のテクニックは、参考になること間違いなしですよ!
目次
写真好きからWebデザインの世界へ
ーWebデザインに興味を持ったきっかけは?
大学では写真サークルに入っていて……、写真加工ソフトのLightroomを使って、写真の補正や加工をしたり、イベントのポスターやチラシを作ったりしていました。
写真は撮るのも見るのも好きなんですが、特に「Lovegraph(ラブグラフ)」が大好きで!
Lovegraphの社員さんをTwitterでフォローしたとき、その方のプロフィールにWebデザイナーと書かれていて、「Webデザイナーってどんな仕事だろう?」と調べてみたら、自分でもやってみたくなって。
普通の大学に通っていたので、Webデザイナーになるにはどこかスクールに通わないとなぁと感じていました。独学でも挑戦してみたのですが、挫折しちゃったんですよね。
STUDIO上野を選んだ理由
ーいろいろなスクールがある中で、どうしてSTUDIO上野を選んだの?
トレーナーの方が現役のWebクリエイターというのと、あとはLIGが運営しているっていうのがいいなぁと思って。
ーどこでLIGのことを知ったの?
以前、たまたまLIGブログのWeb制作舞台裏の記事を読んだことがきっかけでした。そのころはまだWebページが作られる過程もわかっていなかったので、「こんな仕事があるんだ! いいな!」って思ったんです。
ー大学との両立は大変だったんじゃない?
大学の授業は週1、週2くらいだったので、学校とバイトがない平日の日中に通っていました。サークル活動や学園祭とSTUDIOの学習の時期が重なることもあって、一時期カリキュラムの進捗が遅れちゃって……。そのときはさすがにやばかったですね。
ーどうやって遅れを取り戻したの?
動画授業なので、すきまを見つけて視聴するようにしました。本当に時間がなかったときは、お風呂の中にスマホを持ちこんで動画を見ていましたね(笑)。
ーお風呂で!? リラックスタイムまで使ってがんばったんだね。
そうですね。学生って、仕事をしながら通っている人たちよりも時間があるはずなのに。たぶん、私の時間配分がうまくできていなかっただけなんですけど。
ーいやぁ、大学生も忙しいよ。すごいすごい。
これ書かないでください。
ー(笑)。
STUDIO上野に通ってよかったこと
ーSTUDIO上野に通ってよかったことは?
STUDIOの卒業制作のデザインをどういうものにしようか悩んでいたので、「デザインが決まらないときや、つまづいたときにどうしていますか?」とトレーナーさんに聞いてみたことがあったんです。そうしたら、「本屋さんに行ったり、音楽を聴いたりするよ」とアドバイスをいただけて。
テーマは「ケーキ屋さんのサイト」だったので、さっそくケーキ関連の本を見て、頭の中をケーキでいっぱいにしたりしました。
ーそんなことまで教えてもらえるんだ! コーディングがどうとか、そういう話だけじゃなくて。
はい。デザインが煮詰まったときの行動なども参考になりました。
あとは、学生だったので社会人の方と関われたことが一番よかったですね。就職の相談も聞いてもらったりしました。
ー生徒同士の交流も活発なんだね。
そうですね。さまざまな業界の社会人が働きながらWebデザインを学びにきていることもあって、STUDIOには向上心のある方がたくさんいました。それが楽しかったなって。
ー今でも交流はある?
たまに連絡を取り合っています。就職が決まった報告とか。
トレーナー直伝!就活に役立つ情報収集法
ーとくに勉強になったことは?
「Twitterでこの人をフォローしたほうがいいよ」とか、「参考になるデザインのまとめサイトがあるよ」とか、トレーナーさんたちが教えてくれるので、効率的に情報を集められるようになりました。一度情報のありかを知ってしまえば、自分でも調べることができるので。
ーたとえばどういうふうに情報を得ていたの?
Twitterの場合、フォローしておけばその方が共有している記事など関連した情報も流れてくるじゃないですか。Web業界のいろいろな企業を知ることができたり、参考になる記事を読んだりしているうちに、Web業界に入る下準備ができていたように思います。
ーなるほど! どこに情報があるかなんて独学でやっていたら見つけるのも難しいかもしれないね。
STUDIO卒業後、本格的な就活をスタート
ーどのように就職先を探したの?
大学が美術系とかではなかったので、最初はWeb業界やデザイン職の知識もなくて。でもSTUDIOに通っているうちに、いろいろな企業に出会うことができました。
あと、逆求人も使ってましたね。「ViViViT(ビビビット)」というサービスがあるんですけど、サイトに自分のポートフォリオを載せておくと、企業がオファーをくれるんです。ViViViTが運営しているデザイナー志望者向けの合同説明会にも参加しました。合同説明会にはWeb業界の企業がたくさん集まっているので、気になる企業と似たような企業も知ることができました。大学生にはとくにおすすめです。
あとは、美大生の就職先一覧を調べたりもしましたね。やっぱり美大生の就職先はデザインを扱っている企業が多いので。
ーすごいね。自分でいろいろと調べてる。
STUDIOの卒業がちょうど就活がはじまるタイミングだったので、他の大学生と同じように自分も就活をはじめられました。
必見!就活実践テクニック
ーどのような企業に応募したの?
Web業界で、デザインができる企業に絞って応募しました。
あと、幅が広いかどうか。ひとつのものじゃなくて、いろいろなもののデザインができる企業がいいなと思っていました。いつか転職するときのためにデザインの幅を広げておきたいっていうのと、たぶんそのほうが新しいことをいろいろ知ることができるんだろうなぁって。
ーポートフォリオはどういうものを用意した?
ポートフォリオは紙とWebのものを作りました。3月中旬くらいに卒業制作の修正が終わったので、3月末くらいに2日、3日くらいでバババって作っちゃいました。卒制ロスだったので楽しかったです。
とりあえず作品を載せるサイトを作っておいて、就活を進めていきながらどんどん作品も追加していく感じにしました。あとは、暇なときに既存のサイトの改善案を作って載せていましたね。Photoshopで既存サイトの改善デザイン案を何ページか作って、「ここがこうだから自分はこう思う」みたいなメモも載せたりして。
ーサイトの改善案を作るのは、トレーナーさんから勧められたの?
それは共有していただいたTwitterなどの記事で見つけました。「時間もあるし、ちょっとやってみるか」みたいな。
STUDIOに通って視野が広がった
ー春から働く企業に入社しようと思った決め手は?
Web業界で幅が広いデザインができるということと、あとはもう完全に人に惹かれたからです。成長意欲の高い人がたくさんいる企業で、自分も一緒に成長したいと思いました。
面接しているときも、「この人と一緒に働きたい! ここだ!」って決めていました。
ー今後はどういうことをしてみたい?
今後はなにかをつくるだけじゃなく、よいものを世の中に伝えることに携わってみたいです。伝える段階で、人をワクワクさせられたらいいなぁって思っています。
知らないことを知る、できないことができるようになることがすごく楽しいと感じるので、つくるということに固執しないで、いろいろなことに挑戦していきたいです! ものをつくること以外にも興味を持てたのは、STUDIOに通ったことでWebに関する視野が一気に広がったからだと思っています!
最後にメッセージをもらいました
ー後輩のデジハリ生にひとこと!
STUDIOを最大活用してほしいなと思います。私はトレーナーさんたちにもっといろいろ聞けばよかったなって後悔しているので、みなさんには積極的にたくさんのことを吸収していってほしいですね。
ーWeb業界を目指す大学生にひとこと!
Web業界に関する知識が確実につくので、スクールに通うことを迷っているのであれば、まずは挑戦してみてください。私自身も、そもそもSTUDIOに通っていなかったらデザイナーとして面接を受ける勇気もないし、内定ももらえていなかったと思うので。
大学生は時間もあるし、独学よりもよい刺激を受けられますしね。大学とは違った場所でWeb業界に関する勉強ができるのはすごくいいと思います!!
まとめ
まいちゃん、素敵なお話ありがとう!! まいちゃんの、ひとつの情報からたくさんの情報をゲットしようとする姿勢は本当に見習いたいなと思いました。今後の活躍がとっても楽しみです。
STUDIO卒業生の声をもっともっとご紹介したいのですが、ちょうどお時間となりましたので続きはまた次回。
STUDIO上野では引き続き生徒を募集していますので、手に職をつけたかったり、転職をお考えの方は、気軽にお問い合わせください。みなさんのご応募お待ちしておりまーす!