こんにちは、デジハリ運営を担当しております、天です!
私にとってこの会社が3社目……。一応転職経験者ではあるものの、転職活動の経験どころか、まともな就活の経験もなくこれまでやってきたのですが、今回転職に関するイベントを開催させていただきました! もちろん、私が何かをお話するというわけではなく、転職のプロをお招きしての開催ですので、ご安心を◎
目次
どんなイベント?
IT・Webエンジニア、クリエイターに特化した転職エージェント(つまり転職のプロ)である「レバテック」と「STUDIO 上野 by LIG」の卒業生で未経験からのWeb業界へ転職が実際に成功した方にご登壇いただき、転職に関するホントのお話を聞く会。平日の夜、いいオフィスにて開催いたしました。
- デジタルハリウッドSTUDIO上野 by LIGとは
- 株式会社LIGとデジタルハリウッド(通称:デジハリ)が業務提携をして始めた、クリエイター養成スクールのこと。
レバテックとは?
業界大手のフリーランスエンジニア専門エージェント「レバテックフリーランス」をはじめ、転職エージェント「レバテックキャリア」、IT技術者向け無料イベント「ヒカラボ」など、エンジニア/クリエイターのキャリアに寄り添うサービスを提供をしている会社です。
実際にSTUDIO上野 by LIG(以下、STUDIO上野)の卒業生さんをご紹介し、レバテック経由で転職を成功させた方もいらっしゃいます!
ゲスト紹介
レバテック株式会社 − 泉澤 匡寛 (センザワ マサヒロ)
レバテック株式会社ITリクルーティング事業部、リクルーティングアドバイザー兼キャリアアドバイザー。レバテック大阪支店の立ち上げを経て、人事部中途採用部門にて採用メディアの運用を行い、現在は東京で企業の採用支援、エンジニア・クリエイターのキャリア支援、プログラミングスクールへのキャリアセミナーなどを行う。
レバテックによる「転職のホント」についてレクチャー
まずは、転職のプロである泉澤さんが「転職のホント」についてレクチャーしてくださいました。当日のお話を簡単にまとめてみましたので、転職を検討している方はもちろん、どんなポートフォリオが重要なのか、参考にしてみてください! 本当にためになるお話ばかりで、当日参加した方々は真剣にメモを取っていました。
転職のホント その1|エージェントから見た近年のWeb業界動向
IT・通信業界の転職求人倍率は他業界と比べて2倍近く高い状態であり、中でもIT技術者においては求人倍率が8倍と、業界・職種ともに、過去もっとも高い状態である一方、デザイナーなどの求人倍率は2~3倍程度と高まりきっていない傾向にあるそう。
しかし近年は、WebサービスにおいてUI/UXの重要性が非常に高まっていることから、単にサイト制作ができるWebクリエイターではなく、サイト改善やUXを考慮したサイトの設計、デザインができるWebクリエイターの需要が高まっていくと推測されています。
転職のホント その2|未経験からの転職はポートフォリオが重要!
未経験からクリエイターへの転職は、
- 未経験に求めるレベルが上っている
- 専門職の教育コストが高い
- 参入障壁の低さ
などの理由で簡単ではない上、プログラミングスクールなどが増えたことにより、未経験枠の倍率は高くなっているようです。また、成果物の類似が目立ってきているため、差別化が必要になるとのことでした。だからこそ、ポートフォリオに掲載する成果物の質を高める必要があるのですね。
ポートフォリオ作成においては、
- ターゲット戦略
- コンセプト企画
- デザイン
- コーディング
- サイト改善
を意識できているかどうかがポイントになるそうです。
販促効果のあるサイト制作スキル
集客ができる、マネタイズができるサイト制作スキルは差別化のポイントになってきます! ポートフォリオのための制作物ではなく、実際に多くの人が訪れることを考えたサイトやメディアを作るのも差別化できるポイントのひとつです。
多彩なポートフォリオ
テイストが多彩なポートフォリオはその方のキャッチアップの速さやポテンシャルの高さにが伺い知れるため、評価されやすい傾向にあるそうです。
転職のホント その3|採用担当の目線
採用担当者が応募者を見る際、どのようなポイントを重要視しているかもお話ししてくださいました。
コミュニケーション能力
UI/UXの改善においては顧客との対話が不可欠。ポートフォリオを見ながら、「なぜこのデザインにしたのか」というコミュニケーションを通して論理性と説得性を確認するそうです。また、その話し方からも、相手へ伝えるコミュニケーション力があるかどうかを見ているとのことでした。
素直さ
未経験からのキャッチアップにおいて、相手の指摘を受け入れる素直さを重視する企業は多いそう。
継続性・忍耐性
教育コストが高い職種がゆえ、仕事に対する覚悟や、成果が出るまでの忍耐力があるかどうかを、面接から判断しているそうです。
レバテック × STUDIO上野 by LIG 卒業生/トークセッション
レクチャーのあとは、泉澤さんをファシリテーターに、STUDIO上野の卒業生3名に登壇してもらい、転職のホントについて、ざっくばらんにお話をしていただきました。個人的にはデザインには論理性と説得性が重要だというお言葉が心に残りました…!
「STUDIO上野 by LIG」卒業生紹介
古澤優衣さん(写真左) Webデザイナー専攻+WP講座/2016年3月生
転職先:インテリジェントネット株式会社
Webに興味を持ち、STUDIO上野へ。クリエイターズオーディションでインテリジェントネット株式会社と出会う。現在入社2年目。フロントエンド、デザインも行いつつ、現在はWebディレクターを務める。最近は、制作に加えてマーケティングにも携わり、Web接客ツール運用を担当。一人前を目指して日々邁進中! 今の仕事の好きなところは、運用やグロースハックを通して、実際に自身がやったことがエンドユーザーの声や数字として見える機会があること。
宮坂亜里沙さん(写真中央) Webデザイナー専攻/2017年3月生
転職先:株式会社グッドパッチ
グッドパッチのデザインが好きなフロントエンドエンジニア。前職ではサーバサイドエンジニアとして働いていたが、よりユーザに寄り添ったプロダクトを生み出していきたいの思いから、Webデザインを学ぶため、STUDIO上野に通う。今後は、UX/UIデザインからエンジニアリングまで一貫して担当できるクリエイターになりたいと考えている。
菊野泰斗さん(写真左) Webデザイナー専攻+WP講座/2016年8月生
転職先:株式会社LIG
新卒で入社した映像制作会社でWeb担当になったことをきっかけに、Webデザインを本格的に学ぶため、STUDIO上野へ通う。卒業後はSTUDIO上野で学んだ技術を活かし、映画の公式サイトの制作などを行った。次第にWeb業界で働きたいという思いが強くなり、転職を決意。スクールの運営を行なっていた株式会社LIGの選考を受け、今年の4月にジョイン。Webディレクターのアシスタントとして、日々奮闘中。
参加者に感想を聞いてみました!
イベント開催から数日後、参加していたSTUDIO上野の現役生徒さんにお話を伺いました!
――イベントに参加したきっかけを教えてください。
転職に興味があり、転職活動の参考になるのではと参加しました。
――印象に残った質問、回答などあったら教えてください。
転職活動をどのように取り組んだかについて、いい意味でどれだけ楽をして転職活動をするかが大切で、「無理をしない、焦らない、気負わないでやる」というお答えには驚きました。また、その人とのつながりを作るため、イベントに参加するなど、積極的に交流を行うことも大切だと感じました。
また菊野さんのLIG入社の経緯、また実際に入社みてしてからのお話は大変興味深かったです。実務はやってみないとわからないことが多く、わからないことはわからないなりに手を動かして、それでも行き詰まったら先輩方の力を借りるという話は、今後参考にしたいと思いました。また、LIGブログの印象とは違って、実際は真面目な方が多いという話も印象に残りました。
――お話を聞いて、実際の転職活動に活かせそうなことはありましたか?
転職活動のとき、とりあえず紙のポートフォリオを持っていったと聞いて、さっそく作りましたね。Web業界への転職希望なので、「Webで見せる方がいいのでは?」と思っていましたが、やはり、形にするのは重要だなと感じました。Webのことを紙で表現するので、お話はできるだけ詳しく書きながら、制作しました。実際に自分の転職活動で使ってみようと思います!
――えええ! もう完成したんですね! 早い!! これから転職活動が始まるとのことですが、このイベントが参考になれば、嬉しいです。応援しておりますっ。
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STUDIO上野に関して、詳しいお話の聞ける無料説明会は随時行っております!「何が学べるの?」「先生はどんな人?」など、気になる方はぜひぜひ、説明会へお気軽にご参加ください!
ケンタソーヤングによる写真構図講座開催決定!
Instagram でのフォロワー数は6万人を突破。インスタグラマーとして活躍されるケンタソーヤングさん(@kenta_soyoung)を講師としてお招きし、写真に関する特別講座を開催いたします。
ケンタさんの撮影される写真をもちいた構図講座をベースに、写真の撮り方や自分のアイデア形にしていくまでの過程など、ケンタさんの作品に込められた思いをお伺いしていきます。
お席には限りがございます。先着順でのご案内とさせていただきますので、ご了承ください。
イベントの詳細はこちら!
では、次回イベントにて皆様にお会いできることを楽しみにしております!
天でした◎