【仕事の借りは仕事でしか】新卒だったころの自分へ贈る、6つの「やっててよかった」こと

【仕事の借りは仕事でしか】新卒だったころの自分へ贈る、6つの「やっててよかった」こと

よすけ

よすけ

こんにちは! セールスのよすけです。

動きが早いベンチャーの流れに飲まれる形で、いつの間にか私もマネージャーなんて役職をいただきました。ラーメン連載をしていたころは「うっす」「おっす」しか言えない病に掛かっていましたが、それも2年も経つと治るようです。LIGにいる間、「うっす」「おっす」しか言えないキャラになるんじゃないか……と不安だった過去の自分に、心配するなと伝えたいですね。

さて、話は変わり、4月から弊社にも3名ほどの新入社員が入社しました。
時の流れは早いもの。私も、5年前のダメな新卒だった自分は棚上げして、さまざまな指摘をさせていただいているわけです。

そこで今回は昔を振り返りつつ、今の自分への戒めも込めて「新卒のときにやっていてよかったこと」についてお話したいと思います。

新卒のときにやっててよかったこと

質よりも量をこなすこと

「質」を上げていくこと、効率を上げていくことは確かに大切です。

しかし、まず最初に必要なのは「量」をこなすことだと私は考えます。

なぜなら、私たちの多くは「凡人」だからです。そもそもの「質」を上げるために必要な、経験や知識が足りていない。ならばどうするか? というと、「質」を上げるために考え続けながら、最大限の「量」をこなしていくしかないんです。

さらに言うと、「量」の限界は新卒からの働きぶりで変わると私は考えています。「質」に限界がないこの世の中で、最初に「量」の限界をギリギリまで上げておくことには意味があるはずです。

大切なのは、ただ頑張るのではなく「考えながら」失敗を繰り返すこと。

新卒のころ「言っていることが分からない」と言われていた私ですが、「もらって嬉しい電話」を目標に毎日何百件もの電話営業をしていたおかげで、今では「会話」を武器に仕事を進められるようになりました。

とにかく「人の真似」をすること

上記とはちょっと矛盾するのですが、「量」だけでは「天才」たちには勝てません。
なぜなら彼らは「効率」がいいからです。ある種の学習能力とも言えると思います。

そんな彼らに少しでも追いつきたい「凡人」たちへ言いたいこと。それは、「自己流はやめろ」ということです。
思うに、インプットなき「自己流」は一番効率が悪い手段です。ゴールまでの道筋が見えてない状態でがむしゃらに仕事をしても、無駄が出るばかり……。

経験もなく、ゴールまでの最短距離が見えないときは、「ゴールが見えている人の真似」をするといいと思います。真似をすれば、ゴールまでの道筋を「疑似体験」し、「どうすれば効率よく仕事できるのか」を学べるはず。

ただ、やりすぎると煙たがられることがありますし、まずは自分のプライドを捨てることが必要になったりもします。プライドを捨てることは、人によってはけっこう難しいかもしれませんね。「結果を上げる」ことと、天秤に掛けてみるといいと思います。

1mmでも自分に非があったら謝ること

社会人になると、さまざまなことで怒られます。話の筋が通っているものから理不尽なものまで、それはそれはたくさん怒られます。「その怒りに、1mmも自分のエゴや感情が入っていないんですね!?」と心の中で息巻きつつ、常に心がけていた事があります。

それは「自分に1mmでも悪い部分があれば謝ること」です。

怒っている側としても、なんらかの意思と意味を持って指摘してくれているわけです。
「まったく悪い部分がないのに怒る」というのは、よっぽどの鬼畜生でなければ「ない」と私は思っています。

とはいえ長い人生、理不尽な怒りを受けることもあるとは思いますが……。そこを訂正したり、撤回することは簡単ではないですし、他人に対してそこまでの労力をかけるよりは、自分の悪い部分をまず直して、それから他人に目を向けるべきだと考えています。

ただ、100%自分が悪くないことに関しては断固として反抗することも大切です。
間違いに相手が気づかないままでいると、お互い不幸になってしまいますからね。

へコんだらお酒を飲んでリフレッシュすること

私は営業だったので、毎日ヘコんでばかり、というかヘコまない日の方が珍しいくらいでした。そんな中、今思うと大事だったなと思うのは「お酒を飲むこと」、「リフレッシュすること」。

結局のところ、10分考えて答えの出ないことは、いくら考えても仕方がない場合も多いです。
考え過ぎれば考え過ぎるほど、体調が悪くなってしまう気がします。

で、そんなときは盛大に酒を飲んでいました。
「現実逃避はよくない」とよく聞きますが、私はそうは思いません。

考えても、どうしても解決しないことってありますよね。
例えば、仕事での失敗は過去に戻ってやり直すことはできません。失敗の分析と、改善案を考えることはもちろん大事ですが、そんな精神状態にもなれない……。そんなときこそ、お酒を飲んで、美味しいものを食べて、一度忘れてしまったほうがいいと私は思うのです。

新卒のとき同期と週2回のペースで通っていたお店があるのですが、同じお店に役員の方も新卒のころ通われていたと聞きました。失敗して病んだりするのも、みんなが通る道です。たまには逃げるのも悪くない。そう思います。

ちなみに、こちらの「も~れ2 (もーれもーれ)」というお店です。
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13058924/

仕事の借りは仕事で返すこと

そして、またしても上記の内容と真っ向から矛盾するのですが「仕事の借りは仕事でしか返せない」と僕は考えます。なぜなら、何をしても同じ舞台でないと本当の意味での「挽回」はできないと思うからです。

もちろん、他の職種に転職して挽回する、という考え方もあります。必ずしも同じ舞台でないといけないわけはありません。
ただ、私の場合は同じ舞台で挽回しないとモヤモヤは晴れませんでした。

先ほどお話したように、気持ちが整うまでは一度逃げることも大切です。
しかし、ヘコむということは、それが何か自分にとって大きい事柄だったことは事実。

個人的な意見ですが、そこに自分の成長につながるポイントがあるような気がします。だからこそ、気持ちが落ち着いたら改めて問題と向き合って、解決する必要があると僕は考えます。

問題に対して真剣に向き合い、必死に戦っても、いざ超えたときに何の感慨も湧かないことも多いです。でも、山を越えるってそんなもんだと思いますし、すぐに次の山が見えてくるはずです。

前職でも、現職でも。目標や課題とぶつかって、全力で逃走したあと戦って、越えて……の今です。今だって、前には越えるべき目標があって、そんな中で週末は仲間とお酒を飲んで現実逃避して、元気出して。この記事を書きながら、また現実と向き合っています。

明日は仕事ですが、一旦有給を取ろうかと思案中です。

とはいえ、自分を褒めてあげること

ここまで「いっぱいやれ」「とりあえず謝れ」「酒で解決しろ」「とはいえ飲んでも解決しないぞ」と、ブラック企業臭の漂う意見をまとめてきました。どれも私自身がとても大事だと感じたことなのですが、一点注意しなければならないのは……、上記の内容を頑張りすぎると、

普通に鬱になります。というか私はなりました。

そんな私からみなさんにお伝えしたいのは「自分を褒めてあげよう」ということです。

人は、頑張り続けて山を越えていくうちに、いつしか山を越えることが当たり前になってしまいます。昔の自分からするととても凄いことなのですが、周りからの新しい期待や今の仕事に精一杯で、大抵の人はそれを忘れてしまいます。
そして、そのうち山を越えることにも疲れて、足が止まってしまうわけです。

ここまで来たこと、頑張ったこと。それはめちゃめちゃ凄いことなんです。
それなのに誰も認めてくれないとなると、なんかもう、もったいないと私は思います。
もっと自分を褒めてあげてください。本当に、切に。

私が鬱状態から帰ってこれたのは、「ハードルを限界まで下げること」と「自分を褒めること」のふたつを実践したから。

たとえば、「会社に入って挨拶する」までをゴールにしてしまえば、それ以上はスーパー達成です。どうにか出社して挨拶をしたら、めちゃめちゃに自分を褒めます。「あゝ俺は天才だ」、「最高だ」、「なんて偉いんだ」……etc。

あとは何をしても褒めるだけなので、流しで仕事します(その日の目標は達成したため)。
その次の日は「上司と会話をすること」ができればクリア。またその次の日は……という風に、ちょっとずつハードルを上げていくことで2ヶ月程度で復活することができました。

上記はLIGに来る前の話ですが、今も「自分を褒める」ことについては意識するようにしています。

一言で言うと、みんな自分のことを「褒めなさすぎ」なんです。
もっと自分を褒めるべきだし、もっと甘やかすべき。有給だって、もっと使おうぜ。
「誰よりも自分のことをわかっているのは自分だ」的な言葉がありますが、「それなら、もっと自分を褒めろよ!」と私は思うのです。

最後に

いろいろと文章を書き連ねてきましたが、これはあくまで新卒から5年間仕事をした経験を踏まえた上での「個人の意見」です。
これらを実践したおかげで今の自分があると思いますし、それを曲げる気はありません。
しかしながら、ほかにもさまざまな考え方がありますし、大切なのは「考え続けること」なんだと思います。

誰だって間違えるし、不調な時期もあると思います。しかし、大切なのは「その後」ですし、生かすも殺すもその人次第。
仕事ができるようになるための秘訣は、「徹底」と「改善」だと私は思います。最近私の中で流行っている、幻冬社の見城徹さんの著書『たった一人の熱狂』でも同じようなことが書いてあった気がします。※勝手にそう読み取っただけかもしれません。

ほかにもいろんな経営者の方の本を拝読するのですが、大抵は「諦めなければどうにかなる」的なことが書いてあるなあと感じます。その「諦めない」というのが、簡単そうにみえて、とても難しいことなんですね。

今回お話した内容は今でも気をつけていますし、新卒のときからそれらを実践して本当によかったと思っています。そして、指導してくださった今までの全ての上司、同期、後輩にも心から感謝しています。いろいろと偉そうに書きましたが、なんとかやってこれたのは、周りの人に恵まれていたからこそです。今も、最高の仲間に助けられながらどうにか目標を超える日々を送っています。仲間って本当に大事。

そしてLIGでは、新しい仲間もどしどし募集中です! ここまで読んで下さったついでに、ぜひ下記リンクも拝読いただけると泣いて喜びます。よろしくお願いいたします!

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