作るのは数字だけじゃない / デジタルハリウッド
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2018.04.19
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採用に悩むゴム販売会社が社長インタビューサイトに記事掲載したら採用できたお話

岩(ガン)

こんにちは。アシスタントディレクターの岩(ガン)です。

突然ですがみなさん、雑誌やWEB上で公開されている「社長のインタビュー記事」って読んだことはありますか?

一般的には、自社の経営理念や仕事への情熱をはじめ、成功するまでの苦労話を語っている内容がほとんど。うーん、その社長がすごいのはよくわかるけど……。

正直これ、意味あるの?

と僕は思ってしまいます。社長の遍歴とか発言集とか、読者からしたらどうでもいい人も多いのではないかと。それに感化される人もいるのでしょうが……個人的には、どうも懐疑的にならざるを得ません。

そんな想いが渦巻くなか、「社長のインタビュー記事を読んで入社を決意した新入社員がいる」という話が舞い込んできました。

就職ナビ系のサイトや人材紹介サービスがこれだけあるご時世で、インタビュー記事を読んで就職を決断するなんて、よっぽど記事がよかったのか、あまりに感受性豊かな新入社員だったのかはわかりませんが、どうも怪しい。

これは真相を確かめなければ! ということで……。

 

今回は、噂の新入社員が働いている「株式会社宇佐美ゴム工業商会」さんにお邪魔してきました。インタビュー記事の“何が”入社の決め手となったのか、お話を伺ってきました。

宇佐美ゴム工業商会(以下、宇佐美ゴム)とは
昭和31年創業の製品加工会社。工業用ゴム・樹脂・金属材料の加工および販売がメイン。ゴムパッキンなど身近なゴム製品を数多く手がけている中小企業。

就職に悩む青年を後押しした、社長のエピソード

 

——よろしくお願いします! さっそくですが、社長のインタビュー記事を読んで入社を決めたという話は本当ですか?

はい。就活をしていた時期に、就職支援会社様から紹介して頂いたのが、宇佐美ゴムだったのですが、実際に就職するかどうか、正直迷っていたんですね。

そんな時に、弊社代表 宇佐美のインタビュー記事を読んでみたんです。そこには事業内容をはじめ、会社が傾きかけるほどの失敗談や、社長自身が後悔したことまで、赤裸々に綴られていて、それがきっかけになり、入社を決意しました。

——なるほど。そのインタビュー記事のなかで、もっとも印象に残ったのはどんな内容ですか?

「自分の目標を押し付けてしまい、社員全員が辞めてしまった」という後悔のエピソードです。単に苦労されただけでなく、社長として自らの過ちを認め、それを今の会社経営に活かしている。そんな人間味溢れる社長って、なかなかいないと思うんですよ。同様に「苦い経験を活かして今は社員それぞれの想いやバックボーンを汲み取ることを大切にしている」といった言葉が胸に刺さりました。

——確かに、失敗談って一歩間違えると会社のイメージを落としますからね。

そのリスクを踏まえた上で話す、発信するって、なかなか勇気がいることだと思うんですよ。結果的に、記事を通じて会社や職場へのイメージが具体的に湧きましたし、応募への迷いが消えました。今は頑張って働かせてもらっています。

 

 

——実際に入社されて、仕事内容や職場の雰囲気はイメージ通りでしたか?

仕事の内容については覚えることがとても多く、日々勉強です。これまで外回りの営業しか経験してこなかったのですが、今は内勤がメインです。体だけではなく頭を使って働くことを学んでいます。

——最後に改めて伺いますが、やはりインタビュー記事の存在は大きかったのでしょうか。

はい。あのインタビュー記事がなかったら、入社をしていなかったと思いますね。

——改めて、入社おめでとうございます! 貴重なお話をありがとうございました。

 

◆POINT!
・就活をしていた時期に、宇佐美ゴムを就職支援会社から紹介してもらった。
・社長のインタビュー記事を読んで、社長自身の人間味を知った。
・社長のインタビュー記事が入社の決め手になった。

 

社員さんが見たインタビュー記事はこちら

 

入社を決意させた社長にもインタビュー

 

せっかくなので、新入社員の心を奪った渦中の人物、宇佐美ゴム工業商会 代表取締役の「宇佐美 滋雅」さんにもお話を伺うことにしました。

人物紹介:宇佐美 滋雅さん株式会社宇佐美ゴム工業商会 代表取締役。社員とお酒をこよなく愛する熱血系社長。

 

——よろしくお願いいたします。まずはじめに御社とご自身について簡単に教えていただけますか?

宇佐美ゴムは、主にゴム素材や樹脂素材、金属素材の加工や販売を行っている会社です。私は2004年に二代目の実父から会社を引き継ぎ、三代目として代表取締役に就任しました。

——ありがとうございます。そもそも、なぜ今回社長インタビューを利用しようと思ったのでしょうか?

弊社は慢性的な人手不足に悩まされていまして。やはりゴムの加工・販売会社というと、どうしても地味なイメージや大変そうなイメージをもってしまう人も多いみたいなんですよね。

そんななか、たまたまネットで、ある社長インタビューサイトを見つけたんです。
記事を通して採用に繋がれば……と、藁にもすがる気持ちで問い合わせてみたのがきっかけです。

——実際に取材を受けてみてどうでしたか?

まず、インタビューに来てくれた方の対応がよくて、驚きましたね。たとえば取材してくださったときの質問がよかったり、聞く姿勢がよかったり。

実際に話すことで自分の考えを整理できたのが大きかったですね。

実は中小企業の社長って、つい思いばかりが膨らんでしまうものなんです。しかし、今回の取材を通して、その思いを改めて再確認・再定義できました。

 

——今回、かなり赤裸々なSTORYをお話されたとのことですが、インタビュアーの対応が良かったから、失敗談まで赤裸々に話せたということでしょうか。

そうですね。いかにも狙ったような質問ではなく、親身になってこちらの話を聞いてくれました。だからこそ「一度社員が全員辞めてしまったこと」など、苦い経験まで語ることができたんです。もし仮に、相手が失礼なインタビュアーだったら、警戒心からそこまで話せなかったと思います(笑)。

——取材はよかったとのことですが、実際やはり記事が大事だと思っていまして、仕上がった記事は納得のいくクオリティだったのでしょうか?

2時間近く喋ったと思いますが、限られた文字数の中でよくまとめてもらえたと思います。赤裸々に語ってしまったので、偽りのない等身大の自分が描き出された記事に仕上がっていましたが、経営理念から私の失敗談まで、うちがどのような会社なのかが、具体的にSTORY形式で伝えられていて、本当に依頼してよかったなと感じましたね。

——今回、記事が採用にもつながったとのことですが、ちなみにその記事は実際どのようにして今回の採用者に読んでもらったのですか?

「宇佐美ゴム」と社名をGoogleで検索すると、今回の取材記事がトップに表示されるんですね。ですので、求職者が社名で検索したときに、そうした経緯で記事を読んでもらいました。

 

——実際に採用へ繋がったのは大きかったですね。とはいえ、御社名をGoogle検索するということは、求職者は宇佐美ゴムさんを知っていたということですよね。今回入社された方は、どのような形で宇佐美ゴムさんを知ったのでしょうか。

実は、今回採用した社員は、人材紹介支援の会社さんから紹介して頂いたんです。ただ、その社員も最初は入社を迷っていて、そんな彼の最後の一押しとなったのが、今回の記事だったんです。

ちなみに、その人材紹介支援の会社さんを紹介してくれたのも、実は今回インタビューをしてくださった会社さんなんですよ。採用に課題を感じていたので、純粋によかったですね。

——宇佐美社長、素敵なお話をありがとうございました!

 

◆POINT!
・インタビュアーが親身になって聞いてくれた。
・経営理念から失敗談まで、どのような会社なのかが具体的にSTORY形式で伝えられていた。
・人材紹介支援の会社を紹介してくれたのは、今回インタビューをしてくれた会社だった。

 

僕が想像していた以上に、社長のインタビュー記事は効果がある様子。今回のケースでは、宇佐美社長が苦い経験まで語った赤裸々な記事が、求職者の胸に響いたようです。

というか、インタビューして、記事にして、拡散してくれて、その上、企業をつなげることまでしてくれるって……。

もうここまできたら、社長インタビューサイトを運営している会社にも伺わずにはいられませんね!

“つながり”を大切にした社長インタビューサイト「ONLY STORY」を運営する株式会社オンリーストーリー

 

宇佐美社長からご紹介いただいて、例の社長インタビューサイト「ONLY STORY」を運営しているオンリーストーリーさんのオフィスにやってきました。サービスに込めた想いを取締役の川角健太さんに伺います。

人物紹介:川角健太さん株式会社オンリーストーリー 取締役COO。学生時代はヒッチハイクで日本一周を達成するなど、自他ともに認める旅好き。

 

——よろしくお願いします。宇佐美社長に聞いたところ、御社は社長インタビューだけでなく、企業の紹介も行っていると伺ったのですが本当ですか?

はい。まず、弊社は“ストーリーでつなげる“をコンセプトに、あらゆる企業の社長インタビューを行っております。それに加え、単にインタビューして記事を作成するだけでなく、会社同士をつなげるお手伝いもさせていただいております。そこが他の社長インタビューサイトと異なる特徴ですね。

ですので、弊社サービスには、

インタビュー内容をもとに、企業を私たちがつなげる
記事を通して、つながりを促進する

という2つの効果があるのかなと思っています。

——まず初めに①の“つなげる”という点については、どういうことでしょうか?

そもそも、私の中で”つなげる”とはなんなんだろうと考えたときに、“つながりのない点と点の間に線を引いてあげること”なのかなと思いまして。

たとえば今回のケースに当てはめると、まずつながりのない宇佐美ゴムさんと人材紹介会社、そして、私たちオンリーストーリーがあるとします。その間に何かがなければ、宇佐美ゴムさんと人材紹介会社はつながりませんよね。

 

そこに対して、両社につながりを持つ私たちオンリーストーリーが、それぞれのニーズ=ある企業が解決したい経営課題やシーズ=ある企業が解決できる経営課題等の情報をもとに、宇佐美ゴムさんと人材紹介会社の間に線を引いてあげることが“つなげる”ということなのかなと思っています。

 

つまり、つなげるために必要な両社の情報、ニーズやシーズをより深く知るためにインタビューをしている形ですね。

——なるほど。つながりを生み出すためにインタビューは大事なことだったんですね。ただ、やはり疑問として残るのは、今回のつながりをつくるだけだったら、記事にしなくてもつながりが完結する気がしてしまいまして。先程の②のお話ともかぶるかと思うのですが、実際のところ、わざわざ記事にする必要はあるのでしょうか。

私たちは、記事の役割の一つとして、「つながりを促進する」みたいなことがあるのかなと思っていまして。たとえば両社をつないだとしても、そこが実際に成果(採用や契約)になるかどうかはわからないですよね。

じゃあどうしたらつながりが深まるんだと考えた際に、私たちが行きついた1つの答えがSTORYでした。

というのも、実際に今ユーザーは就職や購買をするときに、給与や料金、福利厚生やスペックなどでなく、ストーリー性のあるコンテンツを求める時代になってきているなと思っていまして。


(出典:「第1回企業魅力度調査 2016年 企業広報戦略研究所(電通PR内)」から抜粋)

たとえば、最近では野菜を買うときにも、「〇〇県の〇〇さんがつくった野菜だから買おう」というような時代になってきていると思うんですね。

今回のケースで言うと、記事によって裏側のSTORYを知らなかったら、宇佐美ゴムさんと求職者との間につながりはできても、そこから実際の形=採用にはなっていなかったと思うんですよね。

ですので、私たちはインタビューと紹介を通してつながりを生み出し、STORY記事を通してそのつながりを促進する活動をしているのです。

——ふ、深い……。ただ、一度つくったSTORY記事も、やがて時間が経つと内容が変わってしまったりするかと思うのですが、そのような問題はどのように解決しているのですか?

そのような課題を解決するために、公開後の記事の編集機能を開発しました。

実際、取材を受けてから時間が経ってしまうと、記事の内容と会社の実態にズレが生じてしまうことがあるんですよね。

それを回避するために社長自身がサイトにログインし、記事の内容をいつでも最新の状態に更新することができる機能を開発したのです。

 

——ログインすることで、他にどのような機能を使うことができるのでしょうか?

ログインすることで、自社の今のニーズを投稿することができます。また、他社長の今のニーズを閲覧することや、ニーズごとに社長を検索することができます。

そして、ニーズを見て興味を持った企業・社長がいたら、実際に直接社長にメッセージを送ることもできます。

過去に取材し掲載した社長の数が増えてきたからこそ、インタビューという1方向だけのつながりだけでなく、掲載した社長同士の横のつながりも増やすことに力を入れ始めているのです。

これによって、私たちが間に入らなくても、Webサイト上で自動的につながりが生まれるような仕組みをつくっています。

 

——なるほど。ちなみに取材した社長の数が増えてきたとのことですが、オンリーストーリーではいままでにどのくらいの数の社長さんを取材してきたのですか?

数えてみると、1,000社長以上になります。現在では1日1社長以上を新規開拓、取材、記事作成、掲載しています。

——す、すごい数ですね。これからも多くのつながりを生み出していってください! 川角さん、ありがとうございました!

おわりに

当初は社長インタビューに対して懐疑的だった僕。
なぜ、社長インタビュー記事を読んだ若者がその会社に入りたいと思ったのか、理解できませんでした。

でも、実際にインタビューを受けた宇佐美社長に加え、記事がきっかけで入社を決意した新入社員の方、そしてオンリーストーリーの川角さん――立場が異なる3人のお話を聞いた上で、インタビュー記事とそこから伝わるストーリーには大きな影響力があることを再確認しました。

今後は、商品やサービスの料金・スペックによる競争が激しい時代だからこそ、これからはストーリーが大切にされていくのでしょう。資金やブランド力で攻めるのではなく、誰もが抱える“オンリーストーリー”で勝負する。それがオンリーストーリーという新進気鋭な会社の特徴であり、魅力だと感じました。

・商品には自信があるけど認知度に伸び悩んでいる
・自身の想いをたくさんの人に知って欲しい
・社長同士の繋がりが欲しい
・ビジネスパートナーを開拓したい

上記に心あたりのある社長のみなさまはぜひ一度、取材して記事を掲載してもらってもいいのではないでしょうか。

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