TKです。
前回の記事でssh接続してポートフォワーディングを行いましたがオプション長いですよね……。
頻繁に接続するのに毎回長ったらしいコマンドを入力していたら、やっぱりターミナル面倒だな……となってしまいます。
そこで今回は、快適にssh接続を使う方法をご紹介したいと思います。
configファイルを作る
configファイルに接続先ごとのオプションなどをまとめておくことができます。
まずは、ユーザーディレクトリ直下に.sshというディレクトリ内にconfigというファイルがあるか確認し、もし存在しなければ作成してください。
とりあえず設定してみる
では、実際に設定していきましょう。
まずはベーシックなssh接続から試してみましょう。
ssh ユーザ名@ホスト名 -i 秘密鍵 -p ポート番号
よく入力するコマンドですね!
configファイルに下記のように記述します。
Host わかりやすい名前
HostName ホスト名
User ユーザー名
IdentityFile 秘密鍵
Port ポート番号
この設定を書いておけば、
ssh わかりやすい名前
で接続できるようになります。便利ですね!
ポートフォワーディングも設定してみる
前回の記事で覚えたポートフォワーディングもconfigで設定しておきましょう。
ssh ユーザ名@ホスト名 -i 秘密鍵 -p ポート番号 -L 8080:localhost:80
やはり、毎回手打ちするにはちょっと長過ぎますよね。
ポート番号やホスト名などを確認しなければいけないし、タイプミスしてしまう事もしばしばあるでしょう。
ポートフォワーディングも設定する場合は下記のように記述します。
Host わかりやすい名前
HostName ホスト名
User ユーザー名
IdentityFile 秘密鍵
Port ポート番号
LocalForward 8080 localhost:80
LocalForward が増えました。
8080 と localhost の間のコロンが半角スペースになっているところに注意しましょう。
まとめ
configファイルに書いておけば、簡単に接続できるようになるので、毎回確認しつつ手入力していた人にとっては衝撃的かもしれませんね。
ターミナルは面倒くさくないですよ! とても便利ですごくかわいいんです!
みなさんもどんどんターミナルを使っていきましょう。
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