こんにちは。フロントエンドエンジニアのほりでーです。
WebデザイナーやWebエンジニアにとって、快適に作業できる環境が整備されていることは人権に等しいと言っても過言ではありません。
もちろん、LIGのWeb事業部では最高スペックのMacBookProや4Kモニターによるデュアルディスプレイを支給してもらえるため、すでに十分快適な環境が整備されています。
しかし、それだけではまだ満足できなかったのも事実です。今回は、私が私費を投じてでも導入メリットがあった、作業環境に対する投資の内容やその感想などをお伝えしたいと思います。
ワーキングチェアを持ち込む
デスクワーカーにとって投資効果の高い要素の筆頭格がワーキングチェアです。LIGでは標準的に支給される椅子のほか、ちらほらと私物の椅子を導入しているクリエイターも見かけます。
上を見ると青天井ですが、最低でも3〜4万円以上の椅子と、それ以下のランクの椅子には圧倒的な違いがあります。
- 長時間座ってても姿勢が保たれて疲れない
- 業務に集中できる
- 将来的な腰痛リスクが減る
良い椅子の導入効果は計り知れません。ちょっと良い椅子の購入費用なんて、自分の作業効率UPで簡単に元がとれます。
エンジニアには後傾椅子がおすすめ
ワーキングチェアには大きく分けて「前傾椅子」と「後傾椅子」という2つの種類があります。前傾椅子では、ユーザーは浅めに座り、前のめりでデスクワークをする用途に最適化されています。ワーキングチェアとして有名なアーロンチェアは前傾椅子の仲間です。
ただ、Webエンジニアの場合は前のめりで作業するシーンが少ないので、おすすめは後傾椅子の方になります。後傾椅子では背もたれへ深く腰掛け、極端に言えばふんぞりかえるような姿勢に最適化されています。
自分の場合、いろいろ探してみた結果KOPLUS Bodyflexというワーキングチェアを導入しています。
ディスプレイをもっと増やす
Webフロントエンジニアの業務では、同時に立ち上げるアプリケーションの種類がLIG社内を通じて最も多いのではないかと思っています。
- 開発者モードのブラウザ(複数種類)
- 統合開発環境
- 各種エディタ
- Photoshopなどのグラフィック系ツール
- エクセルやパワポなどのオフィス系ツール
- プロジェクト管理ツール
- チャットツール
- IEのデバッグに使うエミュレータ
「デザインカンプをPhotoshopで開きながら統合開発環境でコーディングし、ブラウザのデバッグツールで結果を確認する」「テスト仕様書をエクセルやRedmineで見ながら、Chrome、Safari、Firefox、IEを全部開いてデバッグし、チャットで他のメンバーとコミュニケーションする」などの作業を効率的に進めようとすると、デュアルディスプレイでもちょっと画面が足りません。
EIZOの正方形ディスプレイを持ち込む
世の中の大抵のディスプレイは、縦横比率が16:9、16:10、4:3などの横長となっています。しかし、実は縦横比率1:1という正方形のディスプレイも存在しています。それがEIZOのEV2730Qです。
一度これを使うと、もう他のディスプレイでは仕事がしたくなくなるほど正方形サイズは便利です。なぜかと言うと、画面の上側、下側を半分ずつ使うと、丁度それぞれが普通の横長ディスプレイト同じくらいの作業領域になるためです。
つまり、ディスプレイ1台で通常のディスプレイ2台分を縦に積み重ねているのと同じ作業領域を確保できます。
使うアプリケーションの用途に応じて分割の仕方を変えれば、四隅にウィンドウを4分割して配置したり、正方形の広大な画面一杯にウィンドウを表示したりと使い方は無限大です。値段は結構高くつきますが、極めて投資効果の高いモニターです!
さいごに
職場へ私費を投じることに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、上司の許可が下りるのであれば、自分の使いたい道具をオフィスへ導入してみてはいかがでしょうか。
それで作業効率がアップするのであれば儲け物です!