LIGデザイナー採用
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2018.04.16

続・今まで私が作ってきた背景ジャックのコンセプトや裏話をまとめてみました。【前編】

杉原ミシェル

はじめに

こんにちは!
なんでも切り抜きしたがるデザイナーの杉原ミシェルです。

切り抜きしてコラージュするのが好きで、入社したての当時に制作した「デザインのトレンド」や「それいけ!フロントエンド」の連載用のアイキャッチが、先輩デザイナーさんたちに好評だったのがうれしかったなぁと思い出しました。

でもやっぱりまだPhotoshop先輩にはミステリアスな部分が多いので、もっといろいろな面でお近づきになりたいですね。

さて以前、LIGのバナーの制作裏話をご紹介いたしました。

今回は、LIGブログの「背景ジャック広告」についてご紹介しようと思います!
制作物の量がかなり多いので、2016年に制作したものと2017年で制作したものとで前後編で記事を分けさせていただきます。

目次

  1. はじめに
  2. LIGブログの背景ジャック広告のクリエイティブ

LIGブログの背景ジャック広告のクリエイティブ

LIGブログの背景ジャック広告とは

背景ジャック広告(以下、背景ジャック)とは、LIGブログのトップの部分に表示される、広告エリアです。「『あれ、これLIGブログなの?』ってくらい御社色に染めてみせます」をコンセプトに、思い切ったデザインで広告をします。

掲載期間は基本的に月曜から日曜日の1週間で、たまに大型連休やイベント告知のときは変動することもあります。
バナーとは違い、短い期間での掲載になるので、季節感のあるものをデザインに組み込むことも多いです。

LIGブログの背景ジャッククリエイティブ

ここからが本題です!
前回のバナーの記事ではサービスごとに分けてご紹介しましたが、今回は時系列でご紹介します。
抜けてる期間は別のデザイナーが制作してたり、以前掲載したものを少し変更して掲載していたり、他のデザインを流用したリサイズだったり……です。
あまり語る場のない背景ジャックのコンセプトですが、いろいろな想いがあって作っていますので、できるだけたくさんご紹介させていただきます!

いいオフィス・セブ(2016/5/16-2016/5/20)

bgj-160516-iiofficecebu

私がLIGに入社して初めてやらせてもらった背景ジャックです。いいオフィスセブがはじまる直前で、クラウドファンディングでスポンサーを募るためのものでした。

「深刻なペソ不足」という文言と写真の素材は決まっていて、それを元にデザインするように言われたので、ものすごい悲壮感あふれる明朝体で真っ青でゴツゴツした感じのラフを提案してみたところ「ちょっと行き過ぎだけど思い切ってて面白いね!(笑)でもいいオフィスのデザインのテイストがあるからそれに合わせて欲しい」と先輩デザイナーに言われ、無事今のデザインに落ち着きました。

ちなみによく見るとモデルのせいとさんのズボンが破れてパンツが見えています。

Poole(2016/5/21-2016/5/28)

背景ジャック広告1

こちらも入社してすぐやらせてもらったもので、写真撮影などイチからの素材作りはこれが初めてでした。「Webパーソンの、Webパーソンによる、Webパーソンのための転職サイト」という文言とともに、かの有名なリンカーンの演説シーンの絵を再現するといったコンセプトはすでに決まっていたので、それに合わせて撮影からやらせていただきました。

初めての撮影で初めてのロケで、中央にいる手を広げてる紳サーンを撮るために、わざわざ上野公園にある国立科学博物館の屋上にあるベンチにまでロケしに行きました。今考えると「ぜんぜん社内のスタジオでできたな」って思います。

デジタルハリウッドSTUDIO上野 by LIG(2016/6/20-2016/6/23)

背景ジャック広告2

「スクールで技術を身につけたあとも、その技術が活かせる場所じゃなきゃ意味ないよね。STUDIO上野なら卒業後のフォローアップもします!」といったコンセプトで制作いたしました。

テキストのデザインにめちゃくちゃ迷ったのを覚えています。今後の課題が見つかった案件でした。このデザインのあとはPinterestで意識的にタイトルデザインの参考を集める癖をつけました。

バルクオム(2016/6/24-2016/7/3)

背景ジャック広告3

モデルのよすけさんに本当にホースで水をかけながら撮影しました。

よすけさんが風邪引いてるところに追い討ちをかけたようですが、気にしたら負けです。
いい感じにウザい顔になりました(もちろん褒め言葉です)。

こちらの背景ジャックは企画から本格的に入り始めた頃で、作っていてとても楽しかったです。
バルクオムさんは記事広告と同時公開で、記事で実際によすけさんが商品を使用したところ、よすけさんの肌が赤ちゃんと同じくらい潤ったというデータが本当に出ました。
そのことから最初は「よすけさんを赤ちゃんに見立てる」といった案も出ましたが、某君の胸で泣かない系日焼け止めのCMのように、水が滴ってるよすけさんを表現することで、LIGっぽいキメてるのになんだか笑える、そんな表現を目指しました。

デジタルハリウッドSTUDIO上野 by LIG(2016/7/16-2016/7/24)

背景ジャック広告4

結果にコミットする系のデザインコンセプトです。
モデルのよすけさんの顔面をマッチョと合成しました。
後ろにいる方のよすけさんは合成ではありません。

いいオフィス上野(2016/7/25-2016/7/31)

背景ジャック広告5

コワーキングスペースの「いいオフィス」のことも宣言したいけど、だからと言って別にオフィスライクなところがよくないわけじゃないもんね。それって人のワークスタイルの違いだもんねっていうことで「あなたはどちらを選ぶ?」というコンセプトで打ち出しました。
「あなたはどっち派!?」とどちらかを選ばせることで、クリックにもつながればという意図もあったりします。

LIGアド(2016/8/9-2016/8/11)

背景ジャック広告7

背景ジャックの掲載スケジュールの調整のため、お盆前に数日だけできてしまった時空の歪みを埋めるために制作した背景ジャックです。
掲載期間はわずか3日でした!

サービスのことは置いといて「とにかく夏らしさを強調していこう!」ということで、かなり無理やりなキャッチコピーに仕上がっていますね。

今見直したらモデルのきょうへいさんの肩にセミがくっついててびっくりした……。だれだよこんなもん切り抜いて貼り付けたデザイナーは……。

デジタルハリウッドSTUDIO上野 by LIG(2016/8/11-2016/8/16)

背景ジャック広告8

お盆の期間に掲載したSTUDIO上野の背景ジャックです。毎年の夏の風物詩である某アニメ映画をオマージュいたしました。

このデザインは撮影から合成するにあたっての工夫が少ししてあり、それについてはこちらの記事で細かく紹介しておりますので、ご興味がございましたらご覧ください!

人物の配置に対する背景の雲の位置など、結構こだわって調整しました。

ムームードメイン(2016/8/29-2016/9/4)

背景ジャック広告9

とにかく業界的にすごいサービスの始まりだから、めちゃくちゃ壮大な感じでみたいなコンセプトでした。そのため「Don’t want to close my eyes」なデザインに仕上がりました。LIGに入って隕石を落としたのはこれで二度目ですね(前回のバナー記事参照)。
実はつい最近も隕石をたくさん落下させたのですが、それはこのLIGブログのどこかからいくと出会えるはずです……。

デジタルハリウッドSTUDIO上野 by LIG(2016/9/19-2016/9/25)

背景ジャック広告10

STUDIO上野の生徒さんが卒業制作発表会をしたので、その報告のための背景ジャックでした。背景ジャックは広告のエリアでもあるけど、PRっぽくするのではなくて、単純に感謝の気持ちなどを伝えたいといった意図がありました。

実は後ろでワイワイしてるモデルのきょうへいさんは撮影時にはスーツを着ていて、Photoshopで学ランにしてしまいました。

ちなみに学ランの金色のボタンは、ドラマでよくみるような弁護士バッジの写真素材を複製コピーしてます。

AKASHI(2016/9/26-2016/10/03)

背景ジャック広告11

「AKASHI」というサービスの名前は、兵庫県の明石海峡大橋からとったものなんだそうです。そしてこの当時、アニメーション映画の「君の名は」が上映開始されたところでした。

皆さま、アニメーションじゃない映画「君の名は」はご存知ですか? 私は大学で映像分野を専攻していたのですが、映画史において1950年代に公開された「君の名は」はとても有名なんですよね。

当時ヒロインの真知子がしていたスカーフの巻き方が「真知子巻き」なんていって流行したそうです。オードリー・ヘップバーンも似たような巻き方をしていますし、私の母も時々してます。この現代で。

もう、ヒーローの春樹さんがめちゃくちゃかっこよくて恋に落ちること必至です。ミキプルーンの中井貴一さんのお父様です。その「君の名は」のお話でですね、戦火から逃れる中、真知子と春樹は偶然出会うのですが「お互い戦争が終わって無事だったら半年後にこの橋でまた会おう」って約束するんですね。

名前も知らないまま。だから「君の名は」! ふたりは会えそうですれ違って会えないみたいなのを繰り返すんです。そう、元祖「君の名は」なんですよ!

熱くなってしまいましたがアニメーション映画の「君の名は」が流行る中、この橋でのストーリーがAKASHIのサービス名ともリンクしてくれるのではないかと思い、提案したデザインでした。

EDIMO(2016/10/10-2016/10/16)

背景ジャック広告12

こちらは編集部の方から「今放送されてるドラマのオマージュをして欲しい」という提案があって制作したものです。時期的にサンマが美味しい季節だったので全体的にサンマ推しです。スーパーでサンマを買ってきて竹串を刺して撮影しました。

どんなブラウザのサイズにも対応するため、背景ジャックはかなり横長に作成しているのですが、実はこの背景ジャックでは端っこにこんなのを勝手に載せてました。

別に大した内容ではないのですが、気づいた人がちょっと「見つけてしまった!」みたいなうれしさを感じてもらえたらと思い、こっそり忍ばせました。当時デザイン監修してもらってたアートディレクターさんにも見せずに勝手にやったので内緒ですよ(^ω^)

TCD WordPress Theme(2016/10/24-2016/10/30)

背景ジャック広告13

「なんだか分かんないけどとにかくすごい!」みたいに感じてもらいたく、モーゼ的なデザインをしました。「サービスのブランディングになるようなキャッチコピーを作ろう!」と意気込んで、「一番、すっごい。」というコピーを作ってみました。
モデルのよすけさんの配置を無駄に黄金比にこだわってやってみた記憶がありますが、活きているのがどうかはよく分かっていません。

brushstock.(2016/11/7-2016/11/13)

背景ジャック広告14

筆で書いた素材を会員登録なしで、無料で配布している「brushstock.」というサービスの背景ジャックです。すごい太っ腹なサービスですよね! モデルのジョニーさんには実際に真っ黒に肌を塗ってもらい、筆になりきっていただきました。

私は背景ジャックやバナーの制作の議事録なようなものをEvernoteにまとめているのですが、

どうやらジョニーさんは筆の妖精という設定だったみたいですね。

本当にこんな感じで真っ黒に塗りたくりました。
そのおかげでインパクトのあるデザインに仕上がったと思います。

転職会議BUSINESS(2016/11/21-2016/11/27)

背景ジャック広告15

珍しくクールできれいめなデザインでした。
実はこれ横断歩道の写真素材に、モデルのよすけさんを合成しています。うまいことカモフラージュさせられたんじゃないかなぁと思います。
こういった合成の撮影をするときは、先に使用する素材を決めてしまって、それに合うように角度とライティングに注意してモデルを撮影するのがコツです。
ラフを先方に提出するときから、カンプで素材を探して撮影するところまでを想定して提案したほうがより効率的です。

WACUL(2016/11/28-2016/12/4)

背景ジャック広告16

某有名少年漫画のオマージュです。実は私は某漫画を読んだことがなく、探り探り制作したので結構大変だった記憶がありますが、漫画的表現をちゃんと実写で表現しきれてスキルアップに繋がったなと思います!

モデルのよすけさんの頭にある金の輪っかは、指輪の写真素材を合成させたものだったり、後ろのみっつさんもアクセサリーのチェーンの素材を拡大して合成させたものだったりと、実はそんな感じでツギハギで小さいものを大きくして合成することもあります。

兵庫県洲本市ふるさと納税(2016/12/5-2016/12/11)

背景ジャック広告17

公開前の金曜日にモデルの撮影して土日返上して制作して、月曜に公開させたというギリギリ案件の記憶が強いですね。ひとりオフィスで「勇者ヨシヒコ」のドラマを見ながら作成しました。こんな休日にサザエの切り抜きなんてしてる23歳独身女性なんて、この世に私だけしかいないだろうなぁと思いながら黙々と。

モデルさんたちが持ってる海の幸などは全て洲本市の名産物ですが、すべて素材をうまいこと合成させてます。

努力した甲斐もあって、すごい周りの人たちに好評でした! ありがたい! もちろん代休はしっかりいただきました(^ω^)

Mouseflow(2016/12/17-2016/12/23)

背景ジャック広告18

バナーバージョンもあります(前回の記事)。同じ時期に公開していて、背景ジャックはクリスマスシーズンと被ったので、クリスマス仕様に……。「プレゼントに注目されたいのに、もしかしたらされてないかもよ? 伝えたいことを伝えるために正しい設計してる?」といったコンセプトです。
こんな攻めたデザインにGOを出してくださった先方に本当に感謝です……!

前編のまとめ

LIGに入社してから本格的に合成をするようになったので、最初は先輩デザイナーに指示を仰ぎながらとにかく量をこなして、技術の習得を目指しました。
最初は社内のブレストでまったく意見が言えず、出た意見に対して一生懸命頭の中で構成を考えていると「黙ってないでなんかしゃべれよ!」と煽られたことも多々ありましたが、その悔しさバネに、ない引き出しを補充するために徹底的に下準備をしたりしました。
おかげさまで今はブレストでいかに大喜利できるかが勝負のようになっており、楽しみながらブレストすることができてます。
今後も、「おもしろい!」「たのしい!」と思われるデザイン作りのために、その気持ちを持ってブレストすることを心がけれたらなあと思います!

次回後編をお楽しみに!

キャリアアップ
「Studio上野でWebクリエイターを目指す!」