こんにちは、ディレクターのむむです。
Web ディレクターをやり始めた頃、バックエンドエンジニアに繰り返し聞かれたことがあります。
それはクライアントのサーバーについて、ヒアリングはできているかということ。
サーバーによっては作業時間や工数がかわるからさ、ちゃんとさ、聞いてきてよっ!
そんな感じでよく言われました。
( ´・ω・) す、スイマセン・・・。
- どんなサイトにしたい
- どんなコンテンツを想定しているか
- どんなデザインがいいか
など、上記が先行する部分ですが、Web サイトを支える土台の部分を後回しにしてしまったと反省しました。
今回は、Web サイトをリニューアルするとき、お互いがスムーズに依頼・制作するために、把握しておくべき項目を以下にまとめたいと思います!
サーバーについては以下の記事もどうぞ はじめて企業のWeb担当者になったら身につけておくべきWebサーバー・メールサーバーの基礎知識
ヒアリング項目
具体的にどんなことを聞けていたらエンジニアに怒られないのか気持ちよく仕事をしてもらえるか、具体的な項目を以下にまとめます。
インフラの種類
- 共用サーバー(物理)
- 専用サーバー(物理)
- VPS(仮想)
- パブリッククラウド(仮想)
その他知りたいこと
- インフラを提供しているサービス名
- サービスのプラン名
例)さくらサーバー など
例)ビジネスプラン など
Webサーバーやミドルウェアについて
- サーバーの OS とバージョン
- 使用する言語とバージョン
- データベースのインストール有無と種別とバージョン
- SSL の利用可否
- 他にインストールされてるミドルウェアの有無
- 外部サービスなどの連携が必要なシステムの有無
- ステージング環境の有無
例)UNIX( Linux )系 など
例) PHP7.1.9 など
例) mysql5.7.19 など
例)https:// または http:// など
例)Perl など
例)決済システム、顧客管理 など
例)テスト環境は自社で保有している
その他エンジニアによく求められる情報
- FTP 接続情報(ユーザー名 / ホスト名 / パスワード / あれば秘密鍵)
- SSH 接続情報(ユーザー名 / ホスト名 / パスワード / あれば秘密鍵)
- コントロールパネル情報(ユーザー名 / パスワード)
- ドメイン管理情報(お名前.com の場合ログイン ID、パスワード)
最後に
いかがでしたでしょうか?
この項目が聞けていれば、エンジニアに怒られないのか気持ちよく仕事をしてもらうための土俵作りができるかと思います。
上記の項目の他にも
- サーバーの月々のランニングコストが今どれぐらいなのか
- リニューアルの場合既存サイトの最高 PV 数や月間 PV 数
なども把握することで必要な負荷耐久や費用感がわかり、クライアントへのサーバー設計の提案がしやすくなります。
ここら辺の数字がどのように変化するのかにも気をつけたいところです。
何事も土台を固めることって大事ですよね!
Web における土台(サーバー)を把握することで未然に事故を防ぎましょう!
以上、むむでした。
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