今の子供に「外に行って遊んでこい!」はハードルが高すぎる? 子供が外で遊びたくなるにはどうすれば良い?

ゆうき


今の子供に「外に行って遊んでこい!」はハードルが高すぎる? 子供が外で遊びたくなるにはどうすれば良い?

こんにちは!

熊本三角エコビレッジサイハテ住人のゆうきです。

 

前々回の記事、「それ、本当に子供のため? 勉強すると怒られた元ヒッピーの子育て論」が予想以上に反響があり、実際にどんな子育てがいいんですか? なんて聞かれることが多々あったので僕なりに考えてみました。

 

僕が生まれたのは1984年、長野県は田園風景に囲まれた集合団地から僕の人生はスタート。0歳で泥水すすって飲んでたくらいお茶目な子供だったので、物心ついた頃には団地に住む子ども達と朝から日が暮れるまで外で遊びまくっていました。

 

そんな自分が大人になり、我が子にも同じことをして欲しいなと思って「外行って遊んでこい!」と言うんですが、しばらくすると家に帰ってきちゃう。

 

6歳の息子に「なんで帰って来た?」と聞くと、「どうやって遊んだらいいのか分かんないんだもん!」と言うのです。そんなん自分でいくらでも考えて遊んでこいよ! と言っても分からないらしいんです。

 

外で遊ぶことが難しい?

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時代の流れなのでしょうか?

 

自然に囲まれ遊び場だらけのサイハテ村でさえ、今の子ども達にとっては飽きてしまうのです。

 

僕らの頃と何が違うのでしょうか? 子供達の様子を観察していて分かったことをいくつかあげてみたいと思います!

 

分析1. テクノロジー進化しすぎ!

子ども達を観察してて分かったのが、もうね……ゲームボーイとかの次元じゃない!

Nintendo Switchとか、子どもから取り上げて自分が遊びたくなるくらいクオリティーが高いし、2歳児が iPadでYoutube勝手に開いて「ヒカキンTV」とか見てるし、デジタルネイティブな僕らでさえ次元が違うほどの環境で子ども達は生きているのです!

 

分析2. ゲームの魅力って?

これは僕らの時代でもあったことですが、ゲームは子ども達にとってとても魅力的なものです。

映像や音響などの特殊効果は現実世界よりもシゲキ的であり、ゲームの主人公に自分を投影することにより、現実の世界以上に達成感や優越感を感じることができます。

 

ゲームを超える楽しさって?

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では、子どもはもう外遊びに魅力を感じなくなっているのでしょうか?

 

……そんなことありません。外で思いっきり走り回ったり、広い海に圧倒されながらも波と遊んでいる時の子供は、ゲーム機の前では見せないような、とびっきりの笑顔を見せてくれます!

 

彼らはきっとテクノロジーの進化によって、「与えられるコト」に慣れてしまっているだけなんだと思う。

 

それなら大人である僕たちにできることは何かな?

 

僕が思ったのは、

 

新しい遊びを考えられる創造力!

 

そうと決まれば子供達を集めて一緒に考えてみたいと思います!

 

プール×トラック=移動プール

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村中の子ども達を集めて一緒に何をして遊ぶのか考えたいと思います!

 

「今から何して遊ぶ? 」

「暑いからプールが良い! 」

 

「今日はさ、いつもと違うコト考えてみようよ! どんなプールだったら楽しいかな? 」

「流れるプールしたいなー」

 

「良いじゃん! じゃあさ、荷台の部分にブルーシート貼って水貯めてぜーんぶプールにしちゃって、移動式のプールなんて面白いんじゃない? 」

「動くプール! やろうやろう!! 」

 

※サイハテ村の敷地内で安全を確保した状況で行なっています。

 

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プールするって言ったのに、子ども達は水を掛け合って遊んでる。それもまた良し!苦笑

 

その時に閃いたことをどんどんやり出してる。これがまさに創造力でしょ!

大人だって負けてられない、

 

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サイハテ村で学んだコトに、「子どもの本気を見たかったら大人が本気を見せろ」ってことがある。

 

保護者は時に共犯者になって一緒に遊ぶことが大事。目線を合わせてフラットになって見える世界がある。

 

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泥団子作りだって、土の違いや大きさを変えてみるだけで可能性はどんどん拡がる。

 

炭を粉々にして泥団子にまぶして真っ黒にしてみたり、チョークを削って色つけしたり、大人も子どもと同じように真剣になれちゃうのが泥団子の魅力かも!

 

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外遊びの魅力って五感を使って遊べること!

 

ザラザラとした触感、風の音、土の匂い、

……なんだかお腹が減ってきた。

 

“流し〇〇”やってみよう!

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夏と言ったら“流しそうめん”。

でも今回は創造力を身に付けるために、子ども達にはなんでも良いから流したら面白いものを挙げてもらいました。

 

「チョコボール」「ラーメン」「かまぼこ」「唐揚げ」「刺身」「ところてん」「水餃子」「ぶどう」になんと「納豆」まで!

 

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ところてんとか見えなさそうだし、餃子は普通に旨そうだし、納豆に至っては悲惨な結果になりそうだったけど、やってみるコトが大事!

 

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流れてくる唐揚げは子ども達も大人も大盛り上がり!

 

納豆は取りづらい上に、取り損ねた食材とザルの中でネバネバになってて残念だったけど、失敗もまた経験です。

 

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いっぱい遊んで、みんなで楽しくご飯を食べる。

 

「あれ楽しかったよねー!」

「今度はこんなコトしようよ!」

 

そんな言葉が聞けてすごく嬉しかった。

 

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大人になると頭フル回転で損得勘定ばっかりしちゃって、子どもの頃持っていた、ただ“そこに在る”みたいな感覚をいつの間にか忘れちゃう。

 

いつも何かを心配したり、考えてたり……子どもと大人ってなんでこんなに違うんだろう?

 

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今回は子ども達がもっと外で遊べるようになって欲しい、ってのもあってサイハテ村の子ども達を集めて一緒に遊んでみたんですが、

 

遊びを作り出すコトができる創造力ってそんな難しいコトじゃない。

 

水着がなきゃできない訳じゃない、プールが無ければ違うもので作ればいい!

流しそうめんに唐揚げや刺身流したって良いじゃん!

あれ? なんかすごい違和感を感じてきた。

 

 

本気になって子どもに向き合ってみてよく分かった。

子どもが望むコトに対して、

 

大人が普段「できない理由」をどれだけ説いてきたかってコトに……

 

なんだか胸の中がぎゅーって掴まれたみたいに苦しくなった。僕は子どもが語る言葉に真剣に向き合えていただろうか? いや、全然できていない。

 

子ども達の創造力を奪ってきたのは僕ら大人達だった。

ゲームをさせたのは、子どもを静かにさせる為……自分の邪魔をさせない為だったんじゃないかって。。。

 

最後に

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なんだか改めて記事にしてみて、ちょっと反省しました。

 

きっと子供達は大人が忘れてしまった創造性の塊みたいなもので、僕らができることは彼らの輝きを消さないことなんだと思う。自由にさせるって言うと=放任主義ってなりやすいけど、ゼロか百かって単純なことじゃない。

 

要は大人の都合で子供に接するのではなく、しっかりと子供の目を見て、話を聞いて、一緒に考え創造するってこと。その時間をしっかり取れる親でいたい。

 

子供に寂しい顔をさせないように、そして……

 

子ども達に「最高の父ちゃんだよ!」って言ってもらえるように!

 

-Fin-

 

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ゆうき
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