「LIGで出会った15歳年下女性と結婚しました」元メディアディレクターゆうせいが語る真実

「LIGで出会った15歳年下女性と結婚しました」元メディアディレクターゆうせいが語る真実

キャシー

キャシー

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こんにちは、ライターのキャシー(CK_livi)です。

私がLIGのOBたちにLIGでの日々や今現在のことをインタビューする連載、

題して

「キャシーのOB訪問(販売)

第8回目のゲストは、元メディアディレクターのゆうせいさんです。

元メディアディレクター ゆうせいが今だから語れること

自営業をしていたら、寂しくなってLIGに入社

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ー LIG に入る前は何をしていたんですか?

石川県の土産菓子メーカーで、全国の観光土産菓子をつくっていました。大ヒットドラマ『踊る大捜査線』のレインボーまんじゅうの製作に関わった後に燃え尽きた感がありまして、急にひとりになりたくなったんです。どこにも行かずなるべく人と会わずに済む仕事がしたくて、iPhone の修理屋をひとりで営むことにしました。究極は陶芸家になろうと思ったのですが、どうやって回せばいいのか、何分焼けばいいのかわからなくて即諦めました。

 
ー おひとりで仕事してみてどうでしたか?

まったく面白くありませんでした。近所に競合店がどんどん出てきたので「このままじゃもう食べていけなくなる」という危機感も出てきました。そんなときに LIG ブログを見ていて、面白い会社だなと感じていたところ、たまたま経理募集の記事を見つけて「この際、経理でもなんでもいいや」と思って勢いで応募しちゃいました。

 
ー 経理の経験はなかったんですよね?

はい。経理はまったくやったことがありませんでした。後日、LIG から「経理は無理だと思うんですけど、メディア事業部はどうですか?」って返事が来て、社長のゴウさんと当時人事部長だったそめひこと Skype で面談したんですよ。3 日間体験入社することになり、3 日間頑張って働いて無事に入社できました。

そこから僕の東京ドリームが始まった感じです。

やばい家に住んでいた。次に死ぬのは自分だと思った

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ー LIGに入社してからは、どのような日々を過ごしていたのでしょうか?

上京して住む場所を探していたところ、ゴウさんから「東京の覇者気分になれる素晴らしい家があるから紹介したい」と言われました。今となったら嫌な予感しかしませんが、当時はゴウさんのノリを知らなかったので言葉そのままを信じていました。浅草の物件で、聞いていた話とは全然ちがう古ぼけたビルの屋上のペントハウスみたいな小屋だったんです。自分の部屋がある 4 階までボロッボロの階段を上がるんですけど、まったく陽が射さないその階段は電気が切れていて真っ暗。肝心の家はというと、引き戸なんですけど鍵が壊れていて 3 回に 1 回くらいしか掛からないというね。だから仕方なくそのままにしていました。

 
ー 空き巣被害とか、事件は起きなかったんですか?

2 階と 3 階で人が亡くなられたことはありましたが、特に大変なことはなかったです。まあ順番的に次は 4 階みたいな雰囲気じゃないですか。その前に引っ越しできてよかったと思っています。

 
ー 亡くなったというのは、事件か何かで?

わかりません。

 
ー 家の中はどんな感じでしたか?

家賃は 5 万円で、狭いけど家の中はまあまあ綺麗で快適でした。ちなみに僕の前に住んでいたのはライターの紳さんで、僕の次に住んだのは 3 代目広報を務めたよしきさんでした。外に出るとスカイツリーが見えて、確かに上だけ見たら東京の覇者になった気分でしたね。
 

「だいたいボツになった」LIGで経験した仕事

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ー LIGではどんなお仕事をしていたんですか?

最初は LIG ブログの企画を考えたり、温泉 JAPAN というサービスの運用をしていました。その後、外部メディア運用のお仕事をしました。

 
ー 記憶に残る企画はなんですか?

当時広報だったひろゆきを使って「ひろゆき 世界を釣る」という企画を考えました。クラウドファンディングでひろゆきが世界の川に行って魚を釣るんです。結局それもボツになっちゃって、それが唯一の心残りです。

 
ー 他にはありますか?

クラウドファンディングで洋服を集めて、アフリカの子供たちに届けに行く役をやりたかったんですよ。届けた服を現地の子供に着せて写真を撮るっていう。それもボツになったんですけどね。今はもうそのときの情熱はありませんが、そういうのをやりたかったです。

 
ー ちゃんと実現して、一番やりがいがあった仕事は何ですか?

会社訪問の仕事です。ミクシィの Find Job! というサービスと一緒に、会社訪問をして採用権限のある人にインタビューをするという企画をやっていました。ミクシィの人が真面目にインタビューしてる横で僕はチャチャ入れる役をしていたのですが、すごく楽しかったです。名だたるベンチャー企業の社長さんのところに行って毎回勉強になるお話を聞いて。まあ、いいことしか言わないじゃないですか。「今日の会社も入りたかったねー」って言いながら帰るのが楽しかったですね。こんな日々がずっと続けばいいのになって思っていました。
 

LIGで出会った15歳年下女性と結婚しました

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ー 人間関係では何かありましたか?

15 歳年下のインターン生とご縁ありまして。嘘みたいな話ですが、向こうよりアタックがあり、お付き合いすることになりました。順調に交際して結婚し、本当に幸せです。二人で「ぱくたそ」のフリー素材モデルやったりしました。

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夫婦で出演しているフリー素材

 
ー なぜフリー素材のモデルに?

LIG から転職した BITA という会社で広報的な活動をすることになり、もっと露出しようと思っていたときにちょうどフリー素材のお話が来て「出ます!」って。

 
ー 写真をいろんなところで使われるのってどんな気持ちですか?

最初は、悪用されたり AV のパッケージに使われたらどうしようって心配していました。でもそういうのは全部杞憂で、悪いことは何もなかったです。いいことしか起きなくて。今年芸能界で不倫ネタが多かったからか、いろんなメディアで僕のフリー素材を使っていただきました。僕のことを知ってる人が増えて、声かけていただいたりするので、それは良かったですね。

LIGが大好きだった。それでも辞めた理由は?

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ー LIG をやめた一番のきっかけは?

メディア運用って利益を上げようと思ったら、お客さんの数を増やすしかありませんよね。「しんどくなる代わりに利益が上がる」っていうイメージしかなく、また当時は編集体制がなかったので、このまま続けていってもしんどいなって……。でも僕は、LIG に入ってから会社行きたくないと思ったことは一度もなかったんですよ。熱出ても出勤して、そのせいでみんなに風邪をうつしてしまった可能性もあるくらい大好きな会社でした。夜遅く働くというか、自主的に朝早くまで働くって感じでした。

 
ー LIGってどんな会社だと思いますか?

Web 業界で頑張っていこうとか東京で楽しいことしたいと思ったら一回 LIG 入って思い切り楽しいことした方がいいと思います。転職しても、「移った後に LIG にお返しできたらいいな」と思えるような会社です。

 
ー 本当に自由な会社ですよね

はい。19 時になったら冷蔵庫に入ってる冷凍そばと小分けにされた肉で料理作って、ビール飲み始めて……。すごく自由な会社だと思いますよ。

今、チャンバラを売る仕事をしています

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ー 今はどんなお仕事をされているんですか?

今は株式会社TearsSwitch(ティアーズスイッチ)という会社で、Web ディレクターをしながらチャンバラを売っています。ありがたいことに、チャンバラはいろんな会社の社内イベントや社員研修で使っていただいてます。

 
ー チャンバラがレクリエーションに向いてる点ってどこにあるんですか?

チャンバラは一見個人戦なんですけど、結局チームのことを考えるんですよ。何回戦もやるので PDCA を回せます。一回目は負けたけど、次の戦い方はこうしようとか。社内研修で使うのは、人事の方が内定者を集めてやることが多いです。

 
ー チャンバラで内定者のどんなことがわかるんですか?

適切な部署がわかります。「一匹狼で前に進んでいく人は、突破力があるから営業に向いてるんじゃないか」とか、「他のチームと同盟組んでひとつのチームを倒そうとする人は、交渉力がめちゃくちゃあるんで営業に向いてるんじゃないか」とか、「作戦立てるのうまい人は営業がぴったりなんじゃないか」とか。リーダーシップ取れる人、大将やっちゃう人は、配属を営業にするとか。じっくり戦うやつは我慢強いから、だったら営業に向いてるんじゃないかとか。今では、超有名家電メーカーさんや超有名バイクメーカーさんからもお声がかかってます。

 
ー 全員が営業に行くことになりますね

……。

 
ー 映画のライターもやっていますよね?

日経ウーマンオンラインで「ビタミンシネマ」という映画コラムを書いてます。副業 OK の会社なので、平日の昼間に試写会に行ってるんです。

 
ー どのような経緯から連載を持つことになったんですか?

大の映画好きで、ずっと自分で映画ブログを書いてました。ツイッターで映画の批評をしていたら、たまたま日経ウーマンオンラインの担当者の目に止まったことがきっかけでしたね。

 
ー 魅力的な記事を書くコツはありますか?

映画の話をしてるようで、自分の話にすり替えることが多いです。例えば「この映画を見ると幸せな気持ちになります」というテーマだとして、「どうすれば幸せになるのか」について、多くの人に共感できる切り口で、自分なりの観点で書いてます。

 
ー ありがとうございました。

 
 
 
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ー ところで……

 
 

 
 
 
 
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ー これって、どう思いますか?

 
 
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え?

 
 
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ー タイで仕入れた関羽です。

 
 
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……。

 
 
 
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ー まあそうなりますよね、落ち着いてください。もう一度事実ベースでお伝えしますが、これは、クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシットで仕入れた、中国後漢末期の将軍であり47人目の神とされている関羽です。つまり、タイ王国で仕入れた関羽です。私はこの見た目どおりタイが大好きでして、朝食にトムヤムクン、昼食にカオマンガイ、3 時のおやつにカオニャオマムアン、夕食にマニー・パッキャオってテンションなんですけど。夜になるとフィリピンが入って来ちゃう感じではあるんですけど。何年前だったでしょうか、もう思い出せませんが、タイに行ったときにたまたまこの関羽を見つけまして、家に飾ると幸せが訪れるって言われたので買って帰ってきたんです。だいたい重さが 10kg くらいあるので、代わりに日本から持って行ったほかの荷物を現地で捨ててまで飛行機に乗せて持って帰ってきました。早速家に飾ったら、その翌日からすごくベランダに陽が射すようになったというか、間取りも 2LDK から 3LDK になったような気がするし、なんならメゾネットになってしもたような気もするし、壁からマイナスイオンも大量放出されるようになったし、お肌だけでなくフローリングとかもツルツルになってきたし、髪の毛に天使の輪っかみたいなのができて身体が軽くなって私死ぬのかなって怖くなったりもして、でもこれも関羽の御加護かなって思って毎日拝んでいるのですが、本当にいいことだらけで。正直もう私には十分だなって。最近インテリアを総入れ替えして家のコンセプトを変えたので、これ以上関羽を家に置きたくないという本音もここで吐露しつつ、今日はこの幸福の関羽をゆうせいさんにプレゼントいたします。重たいので気をつけてお持ち帰りください。私はこれで関羽とはタイム・トゥ・セイ・グッドバイとなります。これからの関羽をどうぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございます。

 
 
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え?

 
 
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ー ちなみにこれ、分離できるんですよ。

 
 
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いいお話をありがとうございます。

欲しいです。でもタダでもらうと悪いしなんか怖いので、2,000円くらいで買い取りますよ。

 
 
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ー そうですか。では 2,000円になります。

 
 
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大切にしますね。

 
 
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時代は関羽ですね。

ゆうせいさん、ありがとうございました!

 

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ライター兼日本人ぽい外国人のキャシーです。 今生きているこの世界は、魂が体験している一瞬の夢でしかない。という考えのもと生きています。趣味は換気です。

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