こんにちは。ライターの紳さん(@shinsan_lig)です。
とある目的のために北海道に来ました。
訪れたのは、すすきのにある「河合珈琲」さん。
知る人ぞ知る珈琲の名店でございます。
こちらがお店のオーナー、河合さん。
珈琲店と一緒に「やすべえ」というゲストハウスを経営していらっしゃいます。
- 河合珈琲/ゲストハウスやすべえ 店舗情報
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住所:北海道札幌市中央区南10条西7丁目6−6
電話番号:011−213−1305
定休日:特になし
ボサノヴァ的な音楽が流れていて、とても落ち着く店内。
豆を買ったり、焙煎をすることも可能な本格的なお店です。
カウンターテーブルの裏には、言わずと知れた天才Webライター・ARuFaさんのサインもありました。
各界の著名人も訪れる、すごいお店なんですね。
今回、僕がここを訪れたのはハート模様のカフェラテのつくり方を教わるためです。
河合さんは「ハート模様のカフェラテならそこそこ上手く作れる」と評判の方。
- カフェラテとは?
- エスプレッソとスチームドミルクを混ぜ合わせた飲み物。「2016年 女性が最も好きな飲み物ランキング」で1位を獲得した。(2位はマリブコーク)
大抵の女性はカフェラテをつくる男性に惚れる。スターバックスの店員がモテるのはそのせい。
はてはて、エスプレッソやらスチームドミルクとか言われたら「もぅマヂ無理。」ってなりますよね。
でも、河合さん曰く「カフェラテは家庭でも簡単に作れる」とのこと!
3ヶ月後にはバレンタインの季節がやってきますが、チョコをもらったお返しにハート模様のカフェラテを出して愛を伝えるとか、めちょめちょカッコよくないですか?
家庭でつくるカフェラテ
お店ではこういうエスプレッソマシーン(200万円相当)を使ってつくるそうですが、高すぎて一般家庭にはなかなか置けません。
しかし、要はエスプレッソとスチームドミルクを用意できればカフェラテをつくることができるわけで…
必要な道具は以下の3つ。
マキネッタ(直火式エスプレッソメーカー)。
ビアレッティ 直火式 モカエキスプレス 2カップ
- BIALETTI (ビアレッティ)
- 参考価格¥ 4,860
価格¥ 3,035(2016/11/01 17:48時点) - 商品ランキング3,138位
ミルクピッチャー。
ステンレス ミルクジャグ ミルクピッチャー 350ml
- 参考価格¥ 1,844
価格¥ 1,480(2016/11/01 17:48時点) - 商品ランキング2,753位
ミルクフォーマー。
HARIO (ハリオ) ミルク 泡立て器 クリーマーゼット CZ-1
- ハリオ
- 参考価格¥ 2,160
価格¥ 1,109(2016/11/01 17:49時点) - 商品ランキング464位
以上。これだけ揃えれば家庭でも作れてしまいます!
Amazonで全部揃えても6,000円ぐらいですから、ハードルはかなり低め。
ミルクピッチャーとか適当に紙コップの口を曲げれば代用できる気がします。どうなるか知りませんが。
つくり方ですが、まずはエスプレッソを淹れるため、細かく挽いた豆を用意します。
コーヒーミルが無い方は、コーヒーショップで好みの豆を挽いてもらえば大丈夫です。もっとも、豆にもめっちゃ種類があるのですが。
僕は今回、河合さんがオススメするエチオピアの豆を選びました。コーヒー豆のルーツはエチオピアにあると言われていて、フルーティーな香りが特徴とのこと。
豆は種類によって価格が全然違いますが、エチオピアは比較的手に入りやすい価格帯の豆です。
余談ですが、コーヒー豆は種類によって「酸味・甘味・苦味に特徴がある」と言われています。しかし、実際には焙煎のやり方でどんな豆でも「酸っぱくも甘くも苦くもできる」のだとか。
ただ、種類によって「焦げやすい豆」「焦げにくい豆」があるようで、お店によっては「焦げやすい関係で焙煎が浅くなりがちな豆=酸味が強い」「焦げにくい関係で焙煎が深くなりがちな豆=苦味が強い」というように特徴づけているのでは、という説があるようです。面白いですね。
とにかくコーヒー豆の世界は奥が深く、焙煎時間も数秒単位で全然味が違ってしまうのだとか!
で、ここで考えるべきは「スチームドミルクと合わせる前提でエスプレッソを淹れる場合、適した豆はなにか」ということなのですが、ぶっちゃけ正解は無いように思えます。
やはり、味と香りは個人の好みによるものが大きいです。
カフェラテはコーヒーとミルクのマリアージュを楽しむためのものなので、「酸味+ミルク感」「苦み+ミルク感」「フルーティーな甘味+ミルク感」など、色々と試して自分好みの味を見つけることが大切だと思います。
人を憎んで、豆を憎まず。 河合さんの言葉です。
さて、実際にマキネッタ(直火式エスプレッソメーカー)でエスプレッソを淹れていきます。
沸騰した水の蒸気圧でコーヒーを抽出する道具です。詳しい使い方はYahoo!知恵袋で聞くと良いでしょう。
水とコーヒー豆をセットして火にかけるだけですが。
中間の部品にコーヒー豆をすりきり一杯に入れて…
一番下の部品に適量の水を入れます。
セットするとこんな感じ。
水蒸気の圧でコーヒーの粉が混じってしまう可能性があるので、上の写真のようにコーヒーフィルターを丸く切ったものを置いてあげると良いでしょう。
上の部品をしっかりと締めてフタをし…
火にかけます!
水が沸騰すると、ボコボコと濃厚に抽出されたコーヒーが湧いてきます。
これでエスプレッソの完成です! 超絶簡単ですね!
続いてスチームドミルクのつくり方ですが、60℃ぐらいに温めたミルクをミルクフォーマーで泡立てて空気を含ませます。ミルクは温めすぎて68℃を越えると、たんぱく質の熱変性が起きて風味が損なわれてしまうので注意しましょう。
今回は土地柄、北海道のミルクを使用しているのでテンションが上がりますね。
このミルクフォーマーの使い方は練習が必要です。泡が多くなりすぎたり、逆にゆるすぎたり。最初は苦戦し、絶望し、途中で何もかもが嫌になるかも知れません。
ただ、カフェラテ程度でつまづいていたら今後の人生もうまくいかないと思うので頑張ってください。
綺麗なハート模様をつくるために、ミルクを移し替えて「泡の部分」と「液体の部分」を少し攪拌してあげると成功率が高まるそうです。
これでスチームドミルクの完成です!
後はこれをエスプレッソと混ぜて、ハート模様を表現するだけ!
ちなみに混ぜる割合ですが、エスプレッソ2に対してスチームドミルク8で大丈夫です。
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※動画です。河合さんの技をご覧ください。
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はい、とっても簡単! \(^o^)/
こんな感じでハート模様のオシャレなカフェラテができました^^
…すみません。ぶっちゃけ、最後のハート模様のところは説明しようがありませんでした。
1.ドバドバとミルクを入れていく
2.頃合いをみてピッチャーを左右に振り、模様をつける
3.ミルクを少し垂らして止める、を繰り返す
4.最後は、ミルクを垂らして丸くなったところを縦にピシュってやる
こんな感じでいけると思います! 僕も今から練習するので…!
ちなみに、ミルクが浮くかどうかは落とす時の高さによって決まるみたいです。そ〜っと落とせば浮くみたいですね。
他のYoutubeの動画も是非、参考にしてください。
大きなハート.verも可愛いですよね!
カフェラテの好みの味も含めて、是非、色々とチャレンジしてみてくださいね〜!
それでは、また。