LIGデザイナー採用
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2016.07.08
LIG PR
第70話
調べてみた

5年で2倍以上!急増する訪日外国人のデータを活用してわかった長野観光の商機とは

トギー

こんにちは!
都会生活に飽きてきたので、そろそろ長野あたりに移住したいトギーです。

長野といえば、LIGが運営するゲストハウス『LAMP』。週末はたくさんのお客さんで賑わっていますが、長期休暇のない春や秋のローシーズンの平日にはまだまだ部屋に空きがあります。

もしかして、平日のLAMPの稼働率を上げる施策を考えたら、私、長野に異動できるんじゃ……? 根拠はありませんがそんな気がしてきたので、長野への観光客を増やす方法を考えてみることにします。

インバウンドで人気な観光スポット知る

今観光ビジネスをやるなら、目を付けるべきはやっぱり外国人旅行者。

訪日外客数出典:日本政府観光局「統計データ(訪日外客数)」より作成

今急速に増えている訪日外国人が、平日にLAMPに泊まってくれたら最高です。

そこでまず知るべきは、外国人が好きな日本の観光スポット。外国人観光客は日本のどんな場所を訪れているのでしょうか? 最近話題の『昇龍道(しょうりゅうどう)』と呼ばれる観光ルートについて調べてみることにします。

昇龍道とは?

syouryudohttp://shoryudo.go-centraljapan.jp/

『昇龍道』とは、中部・北陸地方を通る観光ルート。富士山を始めとする山々が美しいのに加え、日本の伝統文化や寺院、温泉や日本酒といった日本の魅力を満喫できるルートとして、多くの外国人が訪れています。

その昇龍道の魅力のポイントを調べていくと、次の5つに集約できました。

  • 温泉(奥飛騨温泉郷、和田温泉など)
  • 歴史的建造物(白川郷、伊勢神宮など)
  • 祭り(からくり山車祭など)
  • 日本酒(銘酒街道を制定)
  • 美しい自然(富士山、東尋坊など)

たしかに魅力的なものばかり。でも、このポイントをおさえて長野の観光ルートを編み出せたら、外国人観光客を呼び込めるということですね!

長野に訪れる外国人観光客について調べてみる

続いては、はるばる長野へ旅行に来る旅行客が、どんな場所へ行き、どんな体験をしているのかをチェックしてみたいと思います。

とはいえ自分で調査する予算はどこにもありません。安価で手軽にデータが手に入る、ウイングアーク1stの『3rd Party Data Gallery』が提供しているインバウンドデータを使って分析していくことにします。

長野観光で人気な地域はどこ? どの国の人が訪れている?

foreignersarea出典:3rd Party Data Gallery On Demand訪日外国人エリア滞在分布(株式会社ナビタイムジャパン)

この分布図では、地図の色が赤に近いほど多くの外国人が来ていることを示しています。長野市、松本市、軽井沢町に続き白馬村や下高井郡山ノ内町に外国人が多く訪れているようです。

また、長野に訪れる外国人はもちろんアジア人が多いのですが、次いでオーストラリア人の滞在客が多いこともわかりました。外国人観光客を呼び込むには、英語や中国語の対応が求められるということですね!

長野と一緒にどこに行っている?

スクリーンショット 2016-06-24 15.15.32出典:3rd Party Data Gallery On Demand訪日外国人エリア相関流動(株式会社ナビタイムジャパン)

次に、長野県を訪れる外国人が、あわせてどの県を訪れているのかを見ていきます。成田空港のある千葉県、旅行者数トップの東京都が多いのは納得の結果。近隣の県では山梨県や岐阜県は多いのに、なぜか群馬だけ数が少なめです。

LAMPの稼働率を上げるためには新しいことにチャレンジしなければなりません。まだ知られざる群馬の魅力も発掘して、外国人誘致を目指したいと思います。

群馬で人気な観光スポットはどこ?

スクリーンショット 2016-06-17 12.40.57出典:3rd Party Data Gallery On Demand訪日外国人SNS投稿位置解析情報(株式会社ナイトレイ)

外国人旅行者がTwitterなどのSNSに投稿した内容を調べていきます。群馬県内での投稿に絞って、旅行者が群馬県を訪れる理由を探ります。

 
kusatsu出典:3rd Party Data Gallery On Demand訪日外国人SNS投稿位置解析情報(株式会社ナイトレイ)

草津温泉の投稿がずらり。そうでした。群馬には、かの有名な草津温泉がありました。映画『テルマエ・ロマエ』の舞台にもなりましたし、この温泉に興味をもってくれる外国人がもっともっといるはずです。

ついでに長野の人気スポットもチェックしておきましょう。

 
スクリーンショット 2016-06-17 12.56.56>出典:3rd Party Data Gallery On Demand訪日外国人SNS投稿位置解析情報(株式会社ナイトレイ)

LAMPからほど近い長野市にエリアを絞ってみると、善光寺の投稿が目立ちました。善光寺といえば、本堂が国宝にも指定されている由緒ある寺院。日本の歴史や文化を知ることができる貴重なスポットですね。

LAMPのある信濃町にも、外国人は来ている?

スクリーンショット 2016-06-17 14.20.50出典:3rd Party Data Gallery On Demand訪日外国人SNS投稿位置解析情報(株式会社ナイトレイ)

さらにエリアを絞り、LAMPのある信濃町内の投稿を検索すると……1件の投稿を発見! 中国人の方がスキー中の写真を投稿されていました。実際には、こんなふうに簡単に投稿内容を確認することができます。

これらの情報をもとに、外国人に人気が出そうな新しくて魅力的な観光ルートを作ります!

データから導き出した人気が出そうな長野観光ルート『刀道』

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インバウンドデータから見えてきた外国人に人気なスポットをぎゅっと凝縮。昇龍道に代わる新しい人気観光ルートを制定しました。その名は、『刀道(かたなどう)』。

東京の空港に降り立ってから、群馬の草津温泉を経由して長野の自然と歴史と美食を楽しめる豪華なルートです。その道筋はまるで“刀”のよう。

もちろん『刀道』では、温泉、歴史的建造物、祭り、酒、自然といった昇龍道の魅力ポイントをすべて完備しています。それぞれ簡単にご紹介いたします。

【温泉】草津温泉

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“日本三名泉”の一つとも呼ばれる草津温泉。

昔ながらの賑やかな温泉街が、そのまま今も残っている貴重なスポット。温泉水パイプが張り巡らされた街中を、浴衣を着てのんびり歩くのもよし、温泉まんじゅうを食べ歩くものよし。日本らしい温泉の楽しみ方ができます。

【歴史的建造物】善光寺と松代の武家屋敷

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1707年に完成した、300年以上の歴史を誇る善光寺。日本の仏教が宗派に分かれる前に造られたため、これまで無宗派の寺院として多くの人に親しまれてきました。

むかし老婆が持っていた布が牛の角にひっかかり、追いかけるうちに善光寺に辿り着いたところ幸せが訪れたという伝説があり、今も幸運が訪れる寺院として知られています。

 
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善光寺からほど近い松代には、戦国時代に栄えた城下町が残っています。古い住宅や城門、土塀や生け垣など、日本の歴史を感じられる景観の中を散策できます。

【祭り】びんずる祭り

binzuruhttp://www.binzuru.info/

知る人ぞ知る夏の祭典『びんずる祭り』。子供から大人までが大通りに列をなし、しゃもじを打ち鳴らして躍ります。観客の飛び入り参加もOKという賑やかなお祭りなので、観光客も楽しめること間違いなし。

【日本酒】信濃の銘酒、松乃尾

matsunoohttp://www.matsuwo.co.jp/index.html

長野信州の銘酒をいただけるのは、高橋助作酒造店。木製の樽桶をつかった伝統的な製造方法で、清水やこだわりの麹でつくった銘酒です。

【自然】野尻湖&山のアクティビティ

lampactivity

最後はもちろんゲストハウス『LAMP』へ。長野の山や湖などの大自然の中で、季節にあったアクティビティに挑戦できます。

 
以上がデータから導き出した人気が出そうな長野の観光ルート『刀道』。外国人が「Wow 行きたい!」と思えるようなパンフレットも作りました。これで、LAMPが外国人観光客であふれるはず……!

>>『刀道』パンフレットはこちらから<<

精度の高い戦略を立てるなら、統計データをビジネス利用できる『3rd Party Data Gallery』

3PDGhttp://www.wingarc.com/service/dg/

今回利用したウイングアーク1st『3rd Party Data Gallery』は、人口や世帯に関する統計データ、ライフスタイル、医療・介護に関するデータなど、自社だけでは収集できないような第三者データを提供しているクラウドサービス。必要なデータを自由に選択し、その場ですぐ分析ができてしまう便利な代物です。
 

ツールの使い方はとっても簡単。感覚的に操作ができる仕様のため、ストレスなく必要なデータまで辿りつけました。

 
slide2_03出典:3rd Party Data Gallery On Demandエリアポテンシャル分析(株式会社ゼンリンジオインテリジェンス)

都道府県レベルはもちろんのこと、市町村単位の人口推移や動態なども確認できます。これを自前で調査したら莫大なコストがかかるはず。そんな貴重なデータを一部無料で、その他は数千円からという破格の値段で利用できるのが3PDGのすごいところです。観光ビジネスはもちろんのこと、あらゆる分野で活用できますね。

無料登録で使えるので、まずは登録してどんなデータを入手できるのかをチェック! マーケティング担当者は特に必見です。ビッグデータ時代の今、こういったツールの活用がマストになっていくはずですよね!

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おわりに

新しいビジネスや企画を考えるとき、発想を得るにも、人を納得させるような根拠をつくるにも、客観的なデータが不可欠ですよね。とはいえ調査には時間も費用もかかるもの。なかなかそんなリソースを割けず、企画が足踏みしてしまうなんてことも多いのではないでしょうか?

そんなとき、このような第三者データを活用すれば、最小限のリソースで角度の高い企画ができることを知りました。世の中にあるツールやサービスを賢く使いこなして、どんどん新しいことにチャレンジしていきたいものです。

私はこの『刀道』パンフレットを上司に渡して、長野異動にチャレンジするとします。

以上、トギーでした!