アートなセブの街に調和する、コワーキングスペースの全体像が見えてきました

アートなセブの街に調和する、コワーキングスペースの全体像が見えてきました

石倉 リッキー・チャン

石倉 リッキー・チャン

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こんにちは、リッキーです。

さて、セブ島へ来て2週間が経ちました。セブは、とりわけ朝が気持ちいいです。ときおり、明け方や夜中にスコールが訪れ雨音で目が覚めることもあるのですが、だいたい起きるころにはカラッと晴れていてます。

 

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朝から、のんきに鶏が鳴いていたり、音楽が流れていたり(大体、ジャスティン・ビーバーのLove Yourselfが流れています)。あと、太陽があっという間にてっぺんまで昇ります。気温もすぐに上がるので、朝の時間だけど昼のような感覚。すぐに仕事に身が入るのが良い感じです。

今回は工事状況だけでなく、セブのちょっとした街並みやカルチャーについてもご紹介したいと思います。

 

壁が立って、全体像が見えてきました

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さて、今日もいいオフィス CEBUの現場です。

墨出しの工程を終え、さっそく壁が立ちはじめました。

 

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1週間で、これだけの壁が立ちました。

いいオフィス CEBUは、コワーキングスタイルで仕事ができるよう広いラウンジスペースを設けています。だから、ゾーニングはシンプル。あとは、ガラス窓とドアを取り付ければ、ベースとなる壁立ては完了です。

 

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複雑な間取りでない限り、壁立て工程はあっという間に進行していきます。だから、現場での確認もかかせません。

この際に、電気やネットワークの配線、水道の配管、ドアの位置、窓の位置などを考慮する必要があるんですよね。「この場所に配管を通そうと思っていたけれど、天井の梁(はり)がジャマだ」なんてことも、よくある話。そういう時に、工事をストップさせてしまわないよう、ジャッジをするのも空間ディレクターの仕事です。

 

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壁を立てる工事は、「内装工事」に当てはまります。

オフィスを完成させるには、この「内装工事」のほかに「ネットワーク工事」「家具工事」「電気工事」を並行して進める必要があります(場合によっては、「引越し」や「外装工事」も)。

今日は配線の位置を確認するために、ネットワークの専門家に来てもらい現場のチェックをしてもらいました。

 

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ネットワークの専門家にも、「最大80人が、PCとスマホを同時接続しても快適に作業ができる環境にしたい」というネットワークの要件だけでなく、「こういうパイプを使って配線を取り回したい」という意匠に関わる部分も伝えます。こうやって、配線まわりの細部の認識まで合わせておけば、今後のミスも少なくなるんですね。

今回は上の写真を見せて、意匠のニュアンスを伝えました。プラスチックのものを使って隠すように仕上げるよりも、金属パイプ使って、あえて存在感を出して魅せる方向にしようかなと。

 

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いいオフィス CEBUは、ざっくりと荒々しくも温かみのある空間に仕上げようと思っています。

できるだけ壁や家具は、塗装や組み立てなどハンドメイドで仕上げる予定。この場合、どうしても雑さが出てくるので、雰囲気を調和させるべく、床のざっくり荒い風貌の活かすことにしました。ところどころの凸凹も、空間のいい味になってくれるはずです。

 

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あと、壁に走り書きされてたメッセージも、たぶん良いことを書いているんでしょう。残すことにします。

しかし、壁に直接マジックでメモをするって、日本じゃ全然見かけません。フィリピンのお国柄なんでしょうか。

 

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壁が立て終わると、配管工事がはじまります。

まだ、もう少し地味な画が続きますが、水回りは本当に大切。キッチンやトイレは生活には欠かせませんからね。

 

ペイントアートとビビッドなカラーリングが映える、セブの街並み

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ちょっと埃っぽいレポートが続きそうなので、セブ市内の風景もお送りします。

いいオフィス CEBUの近くは、ほどよくローカルの雰囲気を残しつつもインフラが整ったエリアです。

わさわさっと木が茂っていて、木陰がたくさんあります。ペイントされた車、塀、店の看板は、大体がビビッドカラーで思い思いにペイントされています。とはいえ、新宿のネオンのようなドギツい感じではなく、どこか愛嬌のあるキュートな感じなんですよね。

 

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だから、たまにワーゲンとかフィアットといった車があると、かわいさに打ちのめされそうです(大体はトヨタ、三菱、ジープなんですけどね)。

 

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街を歩いていると、ストリートアートをよく目にします。

スプレーでザッと書いたものだけでなく、かなり手の込んだものまで至る所に描かれているので、個人的に見ていて楽しいです。

 

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あと、若者は思っていたより、うんと都会のストリートルックなファッションを楽しんでいようです。

日中からライブペイントしているところに出くわしたりすると、エキサイティングで勢いがあっていいなーと嬉しくなります。

 

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いいオフィス CEBUのこの壁にも、大きなアートペイントを描いてもらいたいですね。

 

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これはアパレルショップで見つけたペイントされたソファ。このアイデア、真似したいなぁ。

 

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アートといえば、このジプニー(jeepny)を語らないわけにはいきません……が、じつは乗り方や路線など、まだまだ勉強中です。

とりあえず、すごく派手だけど格好いい。ボロボロだけど、なんかいい。日本の暴走族のバイクにも通ずる派手さなのかもしれないけど、僕はジプニーのほうが格好いいと思います。暴走族もジープに乗れば、もう少しイケた感じになるんじゃないかなぁ。

 

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このジプニーは、フロントグリルのカラーリングが凝ってますね。ライトの目も、粋がっていて愛嬌があります。

 

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言うなれば、10車10様。思い思いにペイントされたジプニーから、お気に入りの1台を見つけるのもいいかもしれません。

 

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僕のお気に入りのジプニーはこれ。80年代のおもちゃのようなデザインですが、ガンメタ✕ファイヤーカラーは男子は釘付けのカラーリングのはず。ミニ四駆のトップフォース・エボリューションJrを彷彿しちゃいますね。

 

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運転席には、大体わりと地味目なおっちゃんが乗っているのも、ジプニーの外観とギャップがあって良い感じ。

 

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渋滞に巻き込まれやすいとか、夜はスリがいることもあるとか、良くない話もチラホラ聞きます。

ただ、1回7ペソ(18円くらい)というリーズナブルすぎる乗車料金というコストメリットは特筆点。くわえて、実際に乗ると、ガタゴト揺れる振動や、窓から入り込む風が気持ちよく、いい具合に肩の力も抜けてしまいます。

 

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ジプニーをはじめ、セブの街中に溢れている、どこか突き抜けちゃってる美的センスは、アイデアの宝庫とも言えるかもしれません。いいオフィス CEBUにも、ペイントしたソファや80年代ルックのカラーリングは採り入れようと妄想中です。

イラストレーター、アートディレクター、デザイナーといったビジュアルに携わる人にも、セブ拠点はおすすめですよ!

 

いいオフィス CEBUはご支援を募集しています!

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さて、いいオフィス CEBUでは一緒に空間を作り上げてくれるサポーターさまからのご支援を募集しております!

 

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リターンには、いいオフィス 上野でも利用できるチケットセットをはじめ、

 

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いいオフィス CEBUのデザインをハイジャックできる、デザインタイアップコースもご用意しております。

デスクやカウンターテーブル、本棚、ソファスペース、会議室の壁の一面をデザインしてもらいPRに役立ててもらうことができます。

> makuakeのプロジェクトページをチェックする <

みなさまからのご支援、お待ちしております!!

 

オープンと同時に盛り上げてくださる、入居者さまも募集中です!

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また、オープンと同時にいいオフィスを使ってくださる入居者さまも募集中です!

今なら20名様限定の先行予約割引として、月額5,000ペソでいいオフィス CEBUをご利用いただけるキャンペーンを企画中。

ご興味のある方は、以下のお問い合わせフォームより「いいオフィス CEBU入居の件」と記載の上、ご送信くださいませ。

オープン日 6月1日(予定)
場所 Don Gil Garcia St、Cebu City, Central Visayas
地図

 

いいオフィス CEBUに問い合わせる

 

セブの街も、どんどんレポートしていきます。

ストリートだけでなく、建物やショップ、カフェも面白いスポットが溢れるセブの街。まだまだ紹介したりないので、これからどんどんレポートしていきます!

これから、ゴールデンウィークや夏休みの計画も立てることでしょう。リゾート行きたいなと思っている方は、ぜひセブ島へ。

では、また次回。セブ島からリッキーがお届けしました!

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石倉 リッキー・チャン
石倉 リッキー・チャン 空間ディレクター / 石倉 リッキー・チャン

LIGの遊撃隊に所属。好きが高じて、インテリアや空間の仕事をさせてもらっています。 サンドイッチとかハンバーガーとか、パンで何かを挟んだ食べ物が好きです。 さて、どう暮らしましょうか。ということをいつも考えています。

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