こんにちは!
野田クラクションベベーです。
車中泊あるあるなんですが、雨の日は雨粒が車にバンバンあたって、その音がうるさいため、割と目覚まし時計が不要です。
突然ですが、ここでベベクイズ!
「どんな企業にも絶対にいる人と言えば、だ〜れだ?」
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…正解は社長!
フフフ…難問でしたね?
今回訪れた広島県福山市は、なんと人口比率で最も社長在住者の多い「市」なんです。(単純に社長が多い地域となると、東京都世田谷区)
果たして、羽振りが良くてお好み焼きを無限に奢ってくれる社長に会えるでしょうか? …べべ旅25、26日目の様子をお伝えしていきます!
ネットアイランド あーくんTV
25日目、株式会社アイデルの徳永さんこと”あーくん”の「ネットアイランド あーくんTV」に出演させていただきました。
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(※youtubeの動画です)
…とても緊張したのですが、あーくんのうまいフリなどによって、乗り切りました。鼻毛と耳毛が出ている部分があるので、良かったら探して見てください。
せっかくなので、福山市にはなぜ社長が多いのか、あーくんに教えてもらいました。
遡ること400年前、天下統一を遂げた徳川家康の部下である、水野勝成(福山藩主)が行った政策で「福山城」の建設というものがありました。大胆にも、城の建設を手伝った人に土地をあげるということを言ったところ、全国から「俺がやる!俺がやる!」と、ダチョウ倶楽部みたいなノリの人達が集まったそうです。
結果、集まった人たちは意欲的でやる気のある若者ばかりだった為、全員軒並み社長に成った、というわけなんですね。おとぎ話みたいです。
続いて、なぜインターネットテレビを始めたのかを聞きました。
あーくんは就職活動の時期に「最初に内定を貰ったところに行く!」と決めていたそうなのですが、それがたまたま営業会社だったそうです。実はあーくんは営業の仕事が嫌いで、泣く泣くやりたくない仕事をしていたのだとか。
どうにかして楽しく仕事(営業)ができないか考えていた時、出会ったのが「ネットアイランド」というラジオ番組。
知り合いに「一度、うちで喋ってみないか? 人生が変わるかもしれない」と言われ、ラジオ出演したあーくんに奇跡が起こります。
翌日、訪問した先のおばあちゃんに「もしかして、昨日ラジオで話していた人かい?」と言われ、商品を売ることができました。
ラジオってすごい! こういった営業のスタイルなら楽しい!
そう思ったあーくんは、ネット動画が流行っていない時代から「ネットアイランド あーくんTV」というインターネット番組を始め、現在に至るそうです。
「どうせやるなら楽しいことをしたい。それを見たお客さんが面白いと思ってくれることに意味がある。何よりも、自分が楽しまないといけないよね」と話す、あーくん。素敵な話だなぁ、と思いました。
平の家 福山店
その後、府中焼きという「パリパリ」とした食感が特徴的なお好み焼きのような食べ物で有名な「平の家 福山店」さんにお伺いしました。
ピリ辛の麺がパリパリ、たまごがフワフワという不思議な食感。
ネギの風味も生地との相性抜群で、めちゃめちゃ美味しかったです。例えるなら、粉もの界のオバマ大統領といったところでしょうか。
お腹がいっぱいになったところで、25日目の活動を終了しました。
株式会社 なごみの工房
26日目、最初に「なごみの工房」さんにお伺いしました。
こちらでは、無垢の木を使用して家をつくっているそうです。
「現代は効率化を求めすぎて、本当にいいモノが減ってきている」となごみの工房さんは考えており。 35年前に工業化に伴い、一般的な家は壁紙やビニールクロスが貼られるようになったそう。 このことにより、家の木は呼吸を止めてしまう現象が起きている事もあるそうです。
なごみの工房さんでは、ちゃんと呼吸をしている無垢の木を使うことで、何千年も残っている法隆寺などの建物のようなずっと残り続けるような作品を残していきたいんだとか。手掛けた家は、お客様との入念な打ち合わせにより作られており、どれもオンリーワンなものばかりです。
是非、なごみの工房が手がける素敵な雰囲気の家、建築例を見てくださいね!
あぐら屋
その後、濱口さんがイチオシのお好み焼き屋「あぐら屋」さんに連れてきてくださいました。
この9ブロックに分けられたお好み焼きたちは、パリパリだったり、フワフワだったり、フワパリだったりとまるでヒューマンビートボックスのような多彩な技を持ってます。
あまりに美味しすぎて、秒で平らげました。顎が外れそうになりましたが、そうなっても後悔しないぐらい美味しかったです。
虎屋
続いては、福山市で400年やられているという老舗和菓子屋「虎屋」さんにお伺いしました。
そっくりスイーツでも有名な虎屋さんですが、400年という歴史のある中で様々な挑戦をする16代目当主高田さんにLife is Goodをお聞きしたところ、「理想を曲げずに貫く」 ということだと話してくれました。
そんな、高田さんの作り上げた商品たちをいただくことに。
こちらは、「虎ちゃん ティラミス味」。食感はどら焼きなのに、味はティラミスという不思議なスイーツ。僕のどら焼きに対する向き合い方がガラッと変わりました。
使用する抹茶にもこだわった、「虎秀」という抹茶シュークリーム。甘すぎない抹茶の味と香ばしいあずきの相性が良くて、日本人だったら泣いちゃうと思います。
続いて、虎屋さん自慢のそっくりスイーツを見せていただきました。
カレーのようなスイーツや・・・
たこ焼き……のようなシュークリーム。
これ全部お菓子なんですが、改めてクオリティの高さに驚きました……。すげぇ。この遊び心こそ、Life is Goodですね!
レザースタジオ・サード
続いては、手作り革製品の「レザースタジオ・サード」さんにやってきました。
こちらの絵は、代表の三島さんが手掛けた作品なんだとか。これ、言っておきますが皮ですからね。すごすぎるでしょ…
こちらでは職人さんが実際に製品を作っているところを見ることができ、「見て楽しい」「買って嬉しい」というテーマパークみたいなところです。
自分には10年かかってもできなそうな技を披露していただきました。この時、調子に乗って皮のことを「リバー(川)」と言い間違えるという高度なボケをかましたのですが、お仕事に真剣だった為に完全に無視され、逆に清々しい気持ちでいっぱいになりました。
こちらのスマホケースを女の子にプレゼントしたら、「あなたの靴になりたいな♡」とか「今日はずっと一緒に靴しよっか♡」的なことを言ってくれると思います。
本当に素敵な作品の数々に、ため息が漏れまくっていました。
最後にサードの皆さんと写真を撮りました!
「出来ないとは言わない! 絶対に感動させる!」ということを社訓に素敵な作品を作り続ける職人の皆様。さらには、ネットだけでは無く直接お店に遊びに来るお客様を増やし、福山を盛り上げたいと言っていた三島さんの姿に胸を打たれました。
いつの日か必ず、お金を貯めてハンドメイド財布を作ってもらうために再訪します! ありがとうございました!
鞆の浦(とものうら)
26日目の締めとして、「崖の上のポニョ」の舞台にもなった、鞆の浦にきました。
すごくのどかで、落ち着いた雰囲気の港町。宮﨑駿がなぜここをアニメの舞台に選んだのか、すごく良くわかります。
この古風な路地もいいですよね。センス抜群です。
めっちゃ、恋したい。
なんですかね、日本の観光地はどこに行ってもカップルがいます。1人で旅を続ける僕の気持ちをわかってくれる人はいらっしゃるのでしょうか?
そろそろ、「べべくんと一緒にイチャイチャしながらモスバーガー食べたい」的なメールが届いてもいい頃合いなのですが?
25、26日目まとめ
今回のべべ旅、これまでに無いほどにたくさんの社長と呼ばれる方々からお話しをお聞きする機会に恵まれました。
「どうせやるなら楽しいことをした方がいい」
「自分の信念を曲げないことで結果が付いてくる」
そんな言葉を聞き、仕事をするって大変だけど、考え方1つで世界が変わるんだな〜とも思いました。
また、今回は主になごみの工房の濱口様による慈悲と愛のおかげで、使ったお金は0円という結果になりました。本当にありがとうございました!
【2日間で使ったお金】
0円
【残りの所持金】
18,321円
早く社長になりたいという思いを胸に、鳥取県に向かいます!
以上、ベベでした。
※LIGブログ編集部よりお知らせ
読者の皆様、べべ旅の記事を読んでいただき誠にありがとうございます。
この連載は実際にべべがその土地を訪問してから記事を公開するまでにタイムラグがあるため、正確なべべの現在地を知りたい場合は
をご確認ください。
全国の皆様からの激励のメッセージ等、お待ちしております。
今後とも野田クラクションべべーを宜しくお願い申し上げます。