クライアントの満足を引き出すコミュニケーション術とは?LIG’s DIRECTION school 2016開催レポート

よっしー


クライアントの満足を引き出すコミュニケーション術とは?LIG’s DIRECTION school 2016開催レポート

こんにちは。メディアディレクターのよっしーです。
突然ですが、実はわたし……ディレクターと名乗りながらディレクション経験がまだないんです

「スタッフをまとめ制作進行を行う」お仕事なんて、とてもカッコイイなって憧れていたんですけど、まったくわからない。
どうしようと不安に思っていた矢先、『LIG’s DIRECTION school 2016』というディレクションを学ぶスクールがあることを耳にして、さっそく初級コースに参加してきました!

そこで今回は授業の様子と合わせて、わたしが学んだことをレポートいたします!

『LIG’s DIRECTION school 2016』とは

そもそも『LIG’s DIRECTION school 2016』とは、LIGと日本ディレクション協会が共同で開校したスクール。なかなか体系的に学びにくい「ディレクション」を、豊富な現場経験を持つプロの講師から直接教えてもらえる内容になっています。

授業は初級もしくは上級コースがあり、それぞれ全6回、1年間かけてディレクションノウハウを習得します。なお、単体受講も可能になっており、わたしも初級コースの2回目を単体受講してきました!

>>スクール詳細はこちら<<

 
そして今回の初級コース2回目の講義テーマは「クライアントの満足を引き出す、コミュニケーション術」。

講師は、「ディレクターの仕事の大半がコミュニケーション。ディレクターの場合だとコミュニケーションが取れないと、声かけられにくくなります。上手にやっていかないと仕事を失ってしまうくらい重要な能力です!」と力説する株式会社デスクトップワークス代表取締役の田口真行さんです。

  名称未設定 1 今回の講師:田口 真行 氏
2006年、フリーから法人化、株式会社デスクトップワークスを設立。2013年、Webディレクター育成に特化した教育機関「Webディレクタースクール」を設立。2014年、日本ディレクション協会に参加。Webを中心とした企画制作会社として事業展開する傍ら、若手クリエイターの育成にも力を注ぐ。

確かにクライアントの意図を汲み取れてないと、たとえいいプロダクトを制作できるチームであっても、また次も一緒に仕事したいと思ってもらえないですもんね。気を引き締めて、田口さんのお話を聞きたいと思います!

講演とワークショップで盛り上がりました

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イベントがスタート。席はほぼ満席で、こういったディレクションスクールの需要があるんだなと感じました。
そして、今回はスライドの撮影OK!とのことでいいオフィスは「カシャッ!」「ピロリン!」と撮影音の嵐です。

 
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なかなか体系的にディレクションというものを学ぶ機会はありませんので、田口さんのお話を聞く受講生の方の表情は真剣そのもの。経験豊富な講師のお話は、やはりディレクション初心者のわたしには、非常に参考になります。

 
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授業は講演の他に、ワークショップも開催されました。
お題は、「タクシーの運転手がまず初めに発する最も提案力のある第一声とは?」。

当日の朝、タクシーの運転手さんの対応を受けて今回のお題にされたようです。当日の朝の出来事からお題をつくるとは……! 日頃から、常にアンテナを張られている姿勢がさすがです。

 
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席ごとに分かれたチーム対抗で、お題に対してプレゼン。参加者で「これはよい」というものに投票します。たくさんの票を集めているチームの回答は、他のチームに比べてやはり印象的なプレゼンでした。

いろいろな気付きが得られるワークショップだったのですが、その中でも特に重要だと感じたポイントを3つご紹介します!

提案力のある第一声とは?ワークショップで学んだ3つのポイント

1.  常に考えるべき、心に刺さる「話し方」

なにを話すかという中身だけでなく、「どうしたら心に刺さるように伝えられるか?」「どう話せば、相手を満足させられるか?」を常に考察したほうがいいとのこと。

いい話し方とは大概、「喋り方」「声のトーン」「空気感」「コミュニケーション」に依存しているため、自分の話し方はそれぞれどうかを意識する必要があります。もちろん、中身が伴っていないと意味がないので、「なに」を「どう」話すかとセットで考えないとですね。

2. 他がやっていないことをやる「差別化」

今回のワークショップで各チームが発表し、わたし自身の記憶に残るプレゼンをしたチームが最終的に一番多く票を集めていました。それは言い換えれば、他と何が違うのかを明確に「差別化」できていたからでしょう。

内容をユニークなものにして差別化することはもちろん、話す内容をどの「切り口」から表現するのかという視点も大切です。切り口を見つけるのがうまくなると、相手にどう攻めればいいのかが分かってくるということでした。
「この内容は、別の切り口で提案できないか」というのも、話し方に加えて常に意識したいですね。

3. 盗撮で培いたい「空気を読む力」

コミュニケーションを取る際には、空気の入れ替わりが頻繁に起きます。田口さんはクライアントとのコミュニケーションにおいて、空気の色を見て、空気が変わった瞬間に刺し込んでいくそうです。
そのいい例として、ひな壇芸人の会話が被ることがないのは空気を読んで自分のターンを意識しているからなんだとか。

ただ、空気を読めるようになるのは難しいそうですよね……。

そこで提案してくださったのは「友だちと喋っている空間を盗撮する」ということ。あとで見返したときに、その中のキャッチボールで自分の振る舞いを客観視できるようになり、自分のアラが見えてきますとお話されていました。

ちなみに、田口さんは実際に相当盗撮を繰り返してきたそうなのですが、「音声だけでは空気感はわからないので、絶対映像で!」とのことです。なぜなら、居酒屋では周りの声や音で勝手に盛り上がっているように聞こえてしまうから。
「恥ずかしいかもしれませんが克服するためにはぜひやってほしい」と最後に強調して教えてくれました。まずは「空気を読むことを意識してみる」ところからチャレンジしたいですね。

おわりに

今回のイベントで特に印象的に残っているのは、「ディレクションで大事な姿勢は、日本旅館の女将から学ぶことができる」ということ。

やたらお茶菓子をすすめてきたり、お風呂から戻ってきたら勝手に布団を敷いてくれていたり、旅館の女将さんってあれもこれもとおもてなしをしてくれますよね。ただ、これは簡単なことではありません。常にアンテナを張って相手のことを考えているからできることです。受け身にならず、おせっかいと思われるくらい前のめりになろうと決意しました!

今回のテーマはビジネスをやる上でとても重要なスキルなので、早速実践していこうと思います!

【告知】LIG’s DIRECTION school 2016はまだまだ続きます!

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今回わたしが参加したのは、『LIG’s DIRECTION school 2016』初級コース2回目からでしたが、各回の内容は連続していないため、単発での受講も可能です。
ただスライドを見るだけでなく、スタッフの方がワークショップ中に各グループを回ってアドバイスをくれたりとサポートがしっかりしているので、安心して講義を受けられました。他社のディレクターと交流できる場としても、非常によい機会ですね。

直近では4月17日(日)に、カスタマージャーニーマップを使いながら思考を整理し、UX設計につなげていくための講座が開催されます。
「アクセス解析をしているが、売上が思うように上がらない」「ユーザビリティ改善はしたがユーザー数が伸びない」という方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

よっしー
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