こんにちは。ディレクターのまさしです。
ディレクター連載「いいWebつくろう〜クライアントと制作会社〜」の第8回は、クライアントとのLIGの関わり方(クライアントと制作会社の役割)についてお話します。
ご存知の方も多いと思いますが、LIGはWeb制作もおこなっている会社です。制作案件をいただたいているということは、もちろんお客様(クライアント)も存在します。まずはじめに、制作会社とクライアントの一般的な説明をさせていただければと思います。
クライアントと制作会社
まず、弊社の役割の前に一般的な制作会社とは何なのか、についてお話します。
- 制作会社とは
- 制作会社とは、クライアントが抱える問題や課題を解決するために案件を依頼され、制作を請け負う会社のことです。
次にクライアントとは何か、簡単にご説明します。
- クライアントとは
- 「得意先」や「顧客」と呼ばれます。制作会社に案件を発注する会社(お客様)のことを指します。
商流はとてもシンプルです。受発注の関係ですね。基本的にクライアントの指示のもと、制作をおこなうケースが多いです。
ただ、クライアントとLIGの関係は、もう一歩先にあります。
もちろん受発注の関係ではありますが、お互いに対等な関係でビジネスを創ることを目指しています。これはあくまで弊社の考えではありますが、お互いに対等な関係を構築できたお客さまとは、円滑にプロジェクトが進行できるのではないかと考えております。
改めて、LIGとはどういう会社かをご説明します。
LIGとは?
LIGとは「Life is Good」を企業理念に掲げるWeb制作会社です。
- 自分たちが関わるみんなをわくわくさせ、笑顔にするモノをつくり続ける
- 事業領域を広げ、付加価値を高めることに挑戦
- 仲間たちに還元し、個人も組織も共に成長していく
などの理念のもと社員一人ひとりが事業に励んでおります。
さまざまな事業がある中、今回お話させていただくのは、創業時からの事業であるWeb制作事業です。常に最先端のデザイン、開発技術を追いかけ、イケてるWebサイトをつくり続けることに努めています。
受発注の関係で、もちろんお客様からお金をいただきながら制作をおこないます。ただ、そのぶん我々LIGも、その対価として、制作物という形でご提供します。
お互いに対等な関係だからこそ、イケてるWebサイトをつくれる。そのために必要な、クライアントの役割(ぜひ覚えておいていただきたいお約束)とLIGの役割(クライアントに提供すること)をお話します。
LIGの役割
Webサイトの制作フローに沿って、LIGの役割を説明いたします。
LIGが提供するのは下記の5つです。
- ヒアリング・市場調査・分析
- 要件定義・画面設計
- デザイン制作
- システム開発
- 検証
ヒアリング・市場調査・分析
LIGの強みとしているのが、設計とプランニング部分です。
お客様のご希望を正しく理解・把握させていただくために、下記の工程を辿ります。
- 数回のヒアリング
- インタビュー(お客様、クライアント様)
- マーケティング(SWOT、3C分析、ポジショニングマップなど)
その後、コンセプトに落とし込み、サイトの目的とゴールを明確にしてから制作に入ります。
- LIGが約束すること①
- お客様と一緒にサイトの目的を明確化します
要件定義・画面設計
ヒアリング・市場調査・分析が終わった後に、要件を定義し、画面設計をおこないます。お客様と一緒に実装する機能を洗い出し、それを画面設計書(ワイヤーフレーム)に落とし込んでいきます。
- LIGが約束すること②
- 実装する機能を洗い出し、利用者が使いやすいUIを設計します
デザイン制作
要件定義や画面設計の工程が終了したら、次はデザイン制作です。
デザイン制作には、さまざまな作業があります。基本は、ワイヤーフレームをもとに、デザイン制作を進めていきます。トップページを軸にサイト全体のトーン&マナーを決めた後に、下層デザインの制作をおこないます。
- ベース(トップ)デザインの制作
- 下層デザインの制作
- ロゴの制作
- イラストの作成
- LIGが約束すること③
- ヒアリングをもとに、ユーザーファーストなデザインを制作します
システム開発
システム開発には大きく分けて、下記に大別されます。
- フロントエンド開発
- バックエンド開発
フロントエンド開発では、設計はもちろんマークアップ制作やJavaScript実装など、ユーザーの目に見える機能を実装していきます。バックエンド開発では、目に見えない土台となるシステムの開発をおこなっていきます。本当に必要な機能を実装することにより、開発コストも抑えることができます。
- LIGが約束すること④
- システム設計をおこない、本当に必要な機能のみを実装します
検証
検証、これは納品前の当たり前の作業ですが、LIGはこの検証作業も徹底しておこないます。検証ブラウザは、下記のように多岐に渡り、ミスが発生しないように誰がどのブラウザ、OSを利用して検証するかなどの体制もしっかりと整えます。約5〜6名体制で検証作業を実施することが多いです。
- Windows8.1: Internet Explorer 11
- Windows8.1: Firefox最新版
- Windows8.1: Chrome最新版
- MacOS X(10.10): Chrome最新版
- MacOS X(10.10): Firefox最新版
- MacOS X(10.10): Safari 8
- iPhone iOS8: Safari 7
- iPhone iOS9: Safari 8
- Android 4.4以上: Android Browser
- LIGが約束すること⑤
- 検証体制をしっかりと整え、不具合が無いように納品いたします
クライアントの役割
はじめにLIGがクライアントに約束することを説明させていただきました。
次に、クライアントの役割についてお話します。
弊社に制作の相談をしていただけるという時点で、おそらく何かしら課題を抱えていらっしゃると思います。
例えば、
- 問い合わせ件数を増やしたい
- 商品の購入率を上げたい
- PV数を上げ認知向上したい
などの課題が挙げられるのではないでしょうか。
クライアントの役割としては、なぜサイトをつくるのか。これを明確にする必要があります。制作するのは我々です。ただ、「なぜつくるのか」を明確にし、一緒につくり上げていく関係が大切だと考えております。
クライアントがおこなうたった2つのことは下記となります。
- なぜWebサイトをつくるのかを明確に
- 制作中のコミュケーションを頻繁に
クライアントがおこなうことは、たったの2つ。
これだけは覚えておいていただきたい事項です。
なぜWebサイトをつくるのかを明確に
連載第1回でもありましたが、「なんで、そのWebサイトつくるの?」を明確にしてください。認知が目的なのか、マネタイズが目的なのかで、サイト設計も大きく異なります。
お客様と一緒につくり上げていくWebサイト。我々LIGもコンセプト設計などはおこないますが、まずお客様自身がサイトをつくる目的を明確に持つことで、我々も全力でお手伝いができると思っております。
- クライアントがおこなうこと①
- Webサイトをつくる目的を明確にする
制作時のコミュケーションを頻繁に
また、制作中のコミュケーションは、とても大切です。制作中は、LIGからもさまざまな質問をさせていただきます。特にコンセプト設計やデザイン制作のフェーズは、一番コミュケーションを取る必要があると思っています。サイトの顔となるデザインを制作する際は、発注者だから完全に丸投げしていい! という姿勢は持ってほしくありません。お客様と一緒につくりあげていきたいのです。LIGはクライアントの質問や不明点も真摯に受け止めます。
- クライアントがおこなうこと②
- 制作時のコミュケーションを頻繁に。些細なことでもご連絡を。
おわりに
本記事では、クライアントとのLIGの関わり方を、Web制作のフローに沿ってお話させていただきました。
いかがでしたか?
どのようにして制作会社と関わっていけばいいの? 制作時にどうやってLIGと関わっていけばいいの? そんな疑問を解消できましたでしょうか。LIGと一緒に二人三脚で、全力でイケてるWebサイトをつくりませんか?
ご連絡お待ちしております!
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