こんにちは、バックエンドエンジニアのやまとです。
バックエンドエンジニアによるプログラミング連載、第3弾は「おすすめテキストエディタ」についてです。
エディタは、ツールによっては対応OSが限られていることもあるのですが、今回はWindowsとMacの両方に対応しているおすすめのエディタを5つ紹介します。
おすすめテキストエディタ5選
さっそく、おすすめの厳選エディタを紹介します。
Sublime Text
使い勝手やデザインが良い人気のテキストエディタで、2012年頃に海外で流行し始め、「恋に落ちるエディタ」とも呼ばれています。
“恋に落ちるエディタ”「Sublime Text」 完全入門ガイド!
文法のカラーリングやソースコード全体のマップ表示など、便利な機能があります。おすすめポイントは、とにかく動作が軽いところ。また、プラグインも多く拡張性が高いのも人気の理由の1つです。
デメリットとしては、文法チェックなどを自動でしてくれるので、自分の頭でミスした箇所などを考えなくなるところでしょうか。
※2/18 12:30、有償のライセンスが必要なため、記事内の無償という記載を削除いたしました。ご指摘いただき、ありがとうございます。
Atom
こちらも人気のエディタ。UIはSublime Textに近い感じで、見やすくてGOODです。Sublime TextとAtomを比較している記事も多いですね。
文字コードでshift_jisなども可能で、プラグインも豊富です。マークダウン(markdown)のプレビューがデフォルトでついているので、直感的にコーディングできます。
デメリットは、Chromeをベースにしているので他のテキストエディタと比較すると起動が遅い、メモリ消費が多いところでしょうか。
Vim
とても歴史が深いエディタ。最初のリリースは1991年で、前身の「vi」は1976年にリリースされています(もはや僕は生まれてません)。
動作がとても軽く、パフォーマンス面では最強です。今でもコミュニティが活発なので、たくさんのプラグインが存在します。専用のコマンドでさまざまな操作が可能で、慣れればかなり効率アップとなります。
ただ、Vimは一般的なGUIのエディタとは全く操作方法が異なるので、慣れるまでは時間がかかり修行をしている気持ちになります(コマンドモードと入力モードという2つのモードを使い分けて操作をおこなう、など)。ちなみに僕もVim修行経験者ですが、慣れるまで大変でした。
割と上級者向けエディタってことですね。使いこなすと、もれなく「Vimmer(ヴィマー)」なる称号を手にすることができます。
Emacs
http://www.gnu.org/software/emacs/emacs.html
こちらもVim同様、CUI環境で使われるエディタで、Linuxユーザやサーバエンジニアによって広く利用されています。高い操作性と幅広い拡張性があり、当ソフト上でUNIXコマンドを打ててしまうのも魅力の1つです。
ちなみに、Vim派とEmacs派でよく議論が飛び交います。
ちなみに僕はどちらかと言えばやっぱり…………おや、こんな時間に誰だろう……?
Eclipse
俗に「統合開発環境(IDE)」と呼ばれているもの。さまざまなプラグインが作成されており、現在主流となっているプログラミング言語であればどんなものにも適用できます。
このソフトは、クラスの補完やメソッド仕様の示唆をおこなってくれるので、大きな案件や複数名でプログラムを書くときなどはとても重宝します。デバッグツールなども搭載されているので、初級者の方には馴染みやすいと思います。
しかし、IDEなので基本的に立ち上がりは重いです。起動に結構時間がかかるのが少し気になる点です。
まとめ
エディタは、 エンジニアの業務をおこなうにあたって長く使っていく存在ですから、少しでも自分にとって使いやすいものを選びたいですよね。この記事がみなさまのエディタ選びにおいて、少しでも参考になれば幸いです
次回は「LAMP環境の構築」についてです。お楽しみに!
それでは。
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