どうも、ロボット女子のおこめ(@ocometabetai)です。
今回は、スマートフォンアプリで簡単に操作ができる「Romo(ロモ)」というロボットと一緒に出社しました。
Romoの簡単なスペック ・床などに引いた線を認識して、その上を走れる ・「走る」「止まる」といった動きを設定できる ・特定の色を認識して追いかけられる |
このスペックを見た時に、私の頭のなかに3種類のイタズラがひらめきました。
ということで今回は、気の弱そうなLIGの社員を3名選んで、いたずらしてみたいと思います!
Romo、線をたどる 〜づやさん編〜
ふ、づやさん。これからイタズラを仕掛けられるとも知らずに、呑気に仕事をしていますよ。
人間紹介:づやさん LIGの取締役。ずっとパソコンに向かってる。キーボードを叩くスピードはLIGピカイチ。実は、づやさんの書いた記事が私の好み。 |
今回のイタズラの内容
- おこめが、づやさんの椅子の周りをテープで囲む
- Romoを線の上におく
- Romoが線の上を走り続ける
=予想される結果=
何秒かに1回Romoが足下を通るので、足を上げ下げする運動の無限ループにハマり、非常に迷惑する。
今回使う機能
- 「線をたどる」をタッチ
- 線の上におく
- Romoが前方の床の写真を撮るので、たどりたい線をタッチ
バレないようにこっそりと近づいて、づやさんの周りに魔法陣を描きます。(テープで囲みます)
現実距離は3cmだけど、心の距離は3光年だから、隣にいてもきっとバレてない。バレてない……。
テープを貼り終えたので、Romoのスイッチを入れてみました!
づやさんが踊ってるみたいでなんか可愛い……。
※ずっと見ているとだんだん酔うので注意です。
「こいつ、危なっかしいなぁ」
ダメだ。自分のまわりを周っているRomoを、迷惑がるどころかずっと見ちゃってますよ。中学のころ好きな人のことを見つめているだけでいいって思っていたときのように、ちょっと切なくて甘酸っぱい表情をしている気がします。
いつも超特急でパソコンにコードを打ち込んでいて人を寄せ付けないイメージのづやさんでしたが、案外機械には優しいんですね。
=実際の結果=
足元を通るロボットを迷惑がるどころか、愛してしまった。失敗!
Romoの動作を指定する 〜しどうさん編〜
おこめ「しどうさん、このロボットの目をつつくと色が変わるんですよ。やってみてください!」
人間紹介:しどうさん LIGの管理部。いつも笑顔なのが素敵。私がウロチョロしていたとき優しく声かけてくれた。実は、こういう |
今回のイタズラ内容
- しどうさんがRomoの目をつつく
- いきなり自分の元にダッシュしてきたロボットに驚く
※事前にRomoの目をつつくと速さ最大で前方に1m進むように設定しておく
=予想される結果=
勢いよく向かってきたRomoに驚いて、よだれを垂らしながら失神する。
今回使う機能
- 「じっけん室」をタッチ
- Romoの目をつつくと「色を変える」「前にすすむ」に設定
- 「前をすすむ」コマンドをタッチして距離100cm・速さ最大に設定
準備完了です!
「え〜、目を押せばいいの? てか急にどうしたの?」
(シメシメ、これでいつも笑っているしどうさんのよだれを垂らして失神する姿が見られる!)
「わ! わぁ!!」
「あはは、おもしろい〜。いきなりこっち向かってくるんだもん」
いい笑顔です。このとき私まで思わず笑ってしまいました。むしろ私はしどうさんを笑わすためにこの企画を組み始めたのではないかという錯覚に陥りはじめました。
=実際の結果=
驚くどころか、笑われてしまった。失敗!!
Romo、色を追いかける 〜Kazさん編〜
おこめ「Kazさん、このピンクのTシャツ似合うと思うんで着てください!」
Kazさん「え〜。そんなことないよ〜」
人間紹介:Kazさん LIGのバックエンドエンジニア。前回の記事で使ったBB-8はKazさんの所有物。実はこのとき、ピンクのTシャツはあまり似合わなそうだなと思った。 |
今回のイタズラ内容
- カラフルな色のシャツをKazさんに着させる
- ずっと追いかけてくるRomoに恐れ慄き、全力疾走で逃げる
=予想される結果=
寝ても冷めても逃げてもRomoが追いかけてくるため、そのまま川へダイブで死亡する。
今回使う機能
- 「追いかける」をタッチ
- Romoがカラフルなものを探したがるので、目の前に追いかけさせたい色を置く
- Romoがその色を追いかける
準備完了です!
「あれ? このロボット俺についてくるよ?」
「トイレ行こうと思ってるのになぁ」
「どうした? お前も寂しいのか?」
「俺とお前、案外似た者同士かもな。」
こんなに穏やかに笑っているところを初めて見ましたよ。もしかしてKazさんってロボットなんじゃ……?
=実際の結果=
追いかけてくるRomoを暖かく迎え入れた。失敗!!!
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どうしよう。
イタズラを仕掛けたのにみんな失敗しちゃった……。
でも、ロボットを使って、みんなの笑顔が見られたのなら、それはそれで良かったのかもしれない。なぜかわからないけど、撮った写真を見返して、思わず笑みが溢れた。
「イタズラ失敗しちゃったけど、楽しかったなぁ」
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〜後日〜
「いたたたたたたたたっ。あれ? 私、床で寝てる……?」
「え?」
「「「LIGで記事を書くからには、こんな生ぬるい結果では許されない!」」」
おこめ「えええええええ!!! 怖い! 怖いです!!」
「ちょっと待ってください! 今、記事をいい雰囲気で終わらそうとしてたんですから!」
「「「LIGで記事を書くからには、こんな生ぬるい結果では許されない!」」」
おこめ「ふご! ふごぉおふぉぉおぉぉ!!」(意味:鼻! 鼻がぁぁぁぁあああああ!! )
「「「LIGは!!!」」」
Romo「〜♪」
「「「そんなに!!!」」」
Romo「〜♪ 〜♪」
「「「生ぬるくない!!!」」」
Romo「ふぅ♪」
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(私、とんでもない会社にいるのかもしれない……。私のLifeはGoodになっているのか……?)
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