主人公・マキトとヒロイン・結維の恋愛模様
本作の主人公・マキト、そしてマキトを影から支え続けるヒロイン・結維の恋愛模様も見所の一つ。なぜならこの2人、間が悪いというかなんというか、お約束的にいつも良いところで邪魔が入ります。
マキトと結維はいつか結ばれるのか。それとも普通のラブコメ漫画のように、肝心な部分は何も描かれないまま作品が終了してしまうのか。そんな不安が僕たち読者の心を襲います。
しかし、そこは天下のヤングジャンプ。安心してください。最終回直前、長き時を経て２人はまるでライスとルーのように一つとなります。
一部と二部の二段熟仕立てのストーリー
一部では「実の父親を探す」という目的のため、マキトが父の兄弟子であったという曽根総一朗が経営する「ガネーシャ」というカレー屋に居候するところから始まります。
「ガネーシャ」で出会う一人娘の結維や料理人たちと、切磋琢磨、そして時には勝負をしながら、それぞれの目指すべき道、料理に対する想いなどを確かめながら成長していきます。
二部からはガラリと物語が変わり、マキトは「エディブルファイト」と呼ばれる料理番組に挑むこととなります。0.1グラムのスパイスの差を見分けるほどの舌を持つ男や、食材の声が聴こえる男など、さまざまな超料理能力を持つ凄腕料理人たちと激しい勝負を繰り広げながら、世界一のカレー料理人への階段を登っていくのです。
この二段熟仕立てのストーリー、ぜひあなたも召し上がってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
グルメ・恋愛・バトル・ギャグ・エロとあらゆる漫画の要素がブイヨンのようにギュっと詰まった『華麗なる食卓』。
料理にあまり興味が無い人も十分に楽しむことができる、まさに史上最強のカレー料理漫画なのです！
