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2015.12.24

「目標を立てて終わり」はもうやめよう。なりたい自分に近づくための「地図」作成レシピ

ぐっさん

初めまして。外部メディア運営チーム「EDIMO」で編集者をしているぐっさんです。LIGに入る前はフリーのライターとして働いていました。

フリーランスとして生きていくのは、なかなか大変なもの。誰もが夢を持って独立するものの、その誰もに生活がある。生きていくためには夢とは関係ない仕事も引き受けざるを得ませんが、そうしているうちに気づけば「生活のための仕事」ばかりに忙殺され、当初抱いていた夢に向かう努力をする余裕がなくなってしまう。一体私はどこへ向かっているのか。でも目の前の仕事は山ほどある……。

ちょっと前の私が、まさしくそんな感じでした。

そんな私が変わるきっかけをくれたのは、ある「山での出会い」でした。

50代の夢追う男性が教えてくれた「20代のときにやっておけば良かったこと」

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「20代のときにやっておけば良かったと思うことはなんですか?」

私がその質問をした相手は、山で出会ったひとりの中年男性。

体験取材の多い私は、その日もひとりで初めての登山に挑んでいました。想像以上に険しく、1時間以上誰ともすれ違わない山道。涙が滲みはじめた私の目が、ようやく前方にとらえた人影--それが、山岳ガイドの加藤さん(仮名)でした。

50代半ばだという加藤さんは、定年手前でこれまで勤めていた大企業をやめ、自分が本当にやりたい仕事を模索している最中とのこと。

年は違えど同じように夢を追って生きている私たちは、それから下山までの2時間半、お互いの人生について語り合いながら歩を進めたのです。

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冒頭の私の質問に対する加藤さんの答えは、「目標を持ったら到達までの計画を立てて、それを見えるようにしておくこと」

そして、会社員時代、後輩によく話していたという逸話を教えてくれました。

1953年、アメリカのエール大学で卒業生100人にアンケートがおこなわれました。その中の3つの設問は以下のようなもの。

・あなたは目標を持っていますか?
・その目標達成までの計画を立てていますか?
・それを見えるようにしていますか?

この3つの設問にすべてyesと答えた学生は3人でした。20年後に追跡調査をしたところ、この3人はいずれも仕事に成功していて、健康状態も良好、幸せな結婚をして、理想的な人生を歩んでいたそうです。驚くことに、この3人の総資産は、卒業生全員の総資産の97%を占めていたとか。

この話を聞いて、東京に戻った私が一番初めにしたことは、いつもお互いの夢や目標について語り合っていた友達に連絡すること。

「目標設定の会をしたいんだけど、一緒にやらない!?」
「なんだか分からないけど、楽しそうだからやる!」

こうして、9ヶ月前の2015年3月、私と友人の「なりたい自分になるための地図作り」が始まりました。

実践編1:ゴールに向かうための地図を作る

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目標設定のやり方にはいろいろなものがありますが、本稿では、仕事でもプライベートでも使えるシンプルな方法を紹介します。自由に書き込める紙とペンを用意したら、下記の6つの手順で進めていきます。

1. 目標を決める
2. 目標達成の期日を決める
3. 目標達成に必要な要素を挙げていく
4. 行動計画を立てる
5. 行動の頻度を決める
6. 準備をする

1. 目標を決める

思いついたことを自由に書きます。自分のこれからをもっといいものにするために「これができたらサイコー!」とワクワクするものを書けばOK。

「好きなアーティストと同じステージに立つ」でもいい。「あの雑誌に寄稿する」でもいい。「寝坊しない」とかでもいいです。また、例ではひとつの目標しか書かれていませんが、2つ以上でも問題ありません。
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(例)月50万稼ぐライターになる!

2. 目標達成の期日を決める

いつまでにそれを達成したいのかを書きます。

ただ、目標が大きい場合、段階に分けて小さな目標を設定してあげるといいでしょう。おすすめのタイミングは、3ヶ月後、1年後、3年後。目標の期日が近ければ近いほどリアルにとらえられるので、行動計画をたてやすくなります。
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たとえば、「月50万稼ぐライターになる」という目標を1年後に達成すると決めた場合、3ヶ月後にはどんな自分になっていたら良さそうかを考える

ここでは、「ツイッターのフォロワー1000人」を例としてあげていますが、ほかにも「あの雑誌に寄稿する」「編集系のイベントに登壇する」などいろいろあると思うので、思いついたらどんどん書き込んでみてください。

3. 目標達成に必要な要素を挙げていく

目標が決まったら、それを達成するには何をすればいいかを考えます。正解を見つける必要はなく、自分が考える方法を出すだけでOKです。
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「月50万稼ぐライターになる」のに必要そうなことを手当たり次第挙げていきます。ここではひとまず、次の4つを挙げてみました。

  • ツイッターのフォロワーを増やす
  • 専門性を高める
  • ライティングスキルをあげる
  • 自分のポートフォリオサイトを作る

実際に自分でやるときは、もっと多くの要素を出すといいでしょう。

4. 行動計画を立てる

3で挙げた要素をもとに、具体的なアクションを明らかにしていきます。
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・「ツイッターのフォロワーを増やす」ための具体的なアクションは、
 →ターゲットを編集者・ライターに絞って、仕事に役立つツイートをする
 →編集者・ライターをフォローしていく
・「専門性を高める」ための具体的なアクションは、
 →書きたいジャンルの知識がつく本を読む

……などのように、実際に自分がやることを洗い出します。ここでも正解はありませんので、思いつく限りのことを書いていきましょう。

5. 行動の頻度を決める

3で挙げたアクションを、どのくらいの頻度でやっていくのか決めます。週何回、日に何分、月に何冊、などですね。あまり高い頻度で設定してしまうと失敗する可能性が高くなる=モチベーションが下がる原因になるので、無理なく達成できそうな数値にするようにしてください。
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・ターゲットを編集者・ライターに絞って、仕事に役立つツイートをする
 →1日3投稿なら無理なくできるかも
・書きたいジャンルの知識がつく本を読む
 →月2冊なら読めそう!

などなど。なお、このステップが必要ない項目もあります。「自分のポートフォリオサイトを作る」ために「サイトを作れる友人に頼んでみる」というアクションは、繰り返しするものじゃないですよね。このような項目は、このステップを飛ばして次に進みます。

6. 準備をする

そう、人間、やる内容を決めただけじゃやらないんです。

実際にいつも使っているスケジュール帳に落としこむか、毎日のことであれば継続を可視化する仕組みを作るなど、そこまで準備して初めて「続ける」ことができます。

特に「自分は意思が弱い」と感じている人は、このステップを欠かさずやるようにしてください。
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・「編集者・ライターをフォローしていく」
 →今月中に新たに100人フォローする→毎週木曜日の22時に25人フォローする
・「書きたいジャンルの知識がつく本を月2冊読む」
 →明日の昼休みにAmazonで検索して購入手続きまで終える
・「サイトを作れる友人に頼んでみる」
 →このあとすぐにメールする!

ちなみに、ミュージシャンを目指している私の友人は、「ギターを練習する」という毎日の目標を記録するために、私と会った直後にミニカレンダーとシールを買ったそうです。いつもギターを練習するソファの横に置いて、できたらシールを貼るようにしているのだとか。

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