「エア・トレック」が欲しすぎたおかげで乗り物狂いになった女が語る『エア・ギア』

「エア・トレック」が欲しすぎたおかげで乗り物狂いになった女が語る『エア・ギア』

えだまめ

えだまめ

「エア・トレック」を履くために、社会人になったわたしが取り組んだ4つのこと

そう、高校を卒業したわたしは、東京で一人暮らしを始めたのです。『エア・ギア』の連載は私が21歳の頃、2012年に惜しまれつつも終了していましたが、社会人となり、東京である程度の収入を得た私の心は「もうわたしが『エア・ギア』の世界にいけばいい!」という気持ちでいっぱいでした。

そして、「エア・トレック」を履くためのさまざまな取り組みを開始しました。

1. 原付

一番最初に取り組んだのは、原付の免許取得でした。しかし酷い意味で私の運転テクはとにかくすさまじく、駐車場のポールとポールの間を通って道路に出ようとしたところ、目測を間違え激しくポールに激突しまくりでした。

これではダメです。

2. スケボー

次に、スケボーを始めました。
一日2時間きっかり、毎日欠かさず練習をしました。しかし、ひっくりかえってとにかく転ぶ、転ぶ、転ぶ。頭を激しく打つ、打つ、打つ。最終的に足に軽くヒビが入り、自分にはスケボーでもトリックは向いていないのだと学びました。

本当はさながらスピットファイア(登場人物)のように、景気よく火花でもジャーっと出しながら、渋谷の夜の帝王になるはずだったのに。

3. ローラースケート

次は、ローラースケートにしました。

ちょっとショボめのエア・ギア気分です。しかしこれは、キツい。同じ体制で滑り続けるので、足があっという間に疲れて、エア・ギアタイムは儚く終わるのです。

4. キックボード

で、結局最後は何におちついたのかって? 普段使いはキックボードです。これなら蹴るだけ。そして大丈夫、『エア・ギア』にもちゃんと登場しています。

かっこつけたいときはスケボーです。原付はぶっ壊しすぎて廃棄しました。ローラースケートはキツいのでやめました。とにかくそんなわけで、わたしの「エア・トレック」の夢は終わったのです。

まとめ(わたしからの提案)

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日本のおもちゃメーカーさん、電動モーターをつけろとはいいません。道交法とかありますもんね。

でもせめて、二輪のローラーシューズ、作ってくれませんか?

私たち静かにプレイします。ちょっと命をかけたトリックとかをやるだけです。

そんなわけで『エア・ギア』は、さまざまな乗り物狂いにとっての至上の本。一度はストリートに出る気分で、是非読んでいただきたいです。

 

edamame ライター紹介:えだまめ
カメラマン、ウェブデザイナー。好きな食べ物は餃子とうどん。
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