管理人さん、ぼくはあなたの嫉妬に振り回される……『めぞん一刻』vol.2

管理人さん、ぼくはあなたの嫉妬に振り回される……『めぞん一刻』vol.2

阿羅漢

阿羅漢

「五代さんがなにしてたってしるもんですか。あたしだって、きょうは三鷹さんとデートだもん。」

(エピソード「怒りのウィドウ」より)

五代がガールフレンドのこずえちゃんを寮に連れて来たことを、住民の一ノ瀬さんが茶化したときのひと言。
これは「デート」という言葉を急に出してきたのが、当てつけすぎてかわいすぎる……という反面! けっきょく自分も三鷹とデートしてんだから、何つっこんでんだよ! となりますよね。

そしてもう一点。管理人さんはずっと認めてきませんでしたが、やはり三鷹と2人で会うのは「デート」になるという客観的事実を認めた発言でもあります。今すぐ、行くのやめれ、と言いたくなってしまいます。

「あたしがなにしようとっ、あなたには関係ないでしょーっ!! 」

(エピソード「怒りのウィドウ」より)

前述のエピソードの続きです。三鷹とデート……だったハズが、諸事情により一人パチンコへ。帰りに偶然会った五代に、持っている景品の缶詰を突っ込まれてカチンときた管理人さんは、缶詰を思い切り投げながら叫びます! 

これって、もう完全に八つ当たりですよね。
「缶詰を振り被るモーション」と「投げつけた後のフォロースルー」という2コマで、管理人さんの2つの表情を堪能できるボーナスステージです。しかも、2コマ目は、目を見開いて白目の面積が増えているという……。

でもね……。じつは、ぼく、このシーンぜんぜん楽しめないんですよ。
だって「管理人さんて、パチンコ行くんだ……(どこで覚えてしまったのか)」という落胆が前提にあるから……。ぼくは、パチンコに行く女性はきらいです。少なくとも、ヒロインは、パチンコに行ってはダメ、ゼッタイ。

最後に

2巻では登場人物が増えたこともあり、2人きりでの大きな進展は少ない感じです。ただ、管理人さんが五代のことを気にするシーンが増えてきたような気はします。

また、ここでは取り上げていませんが、個人的に好きなエピソードは「影を背負いて」の学生時代回想シーン。学生時代の管理人さんのいじらしさは、グッときますね。これはこれとして、いつかまとめて語りたい……。

それでは、次回は3巻を語ります〜! 

 

18ffe47ae091488567f5b7bacfbe9db728 阿羅漢のひと言
こんなん毎週のように語ってるから結婚できないんだろうか……。

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お疲れさまです。ディレクターの阿羅漢です。 東京、新潟、長野に縁があるす。 小学校の頃は阿羅加という名でした。 【役職紹介 / Web受託制作チーム】 前職は、紙媒体や体験コンテンツなどのクリエイティブに関わっておりました。WEB業界に入った理由は、より多くの人に触れてもらえる媒体で何ができるか試したいので。 とはいえ、大切にしたいのは、お客様にとって、また、お客様に関わるユーザーにとって、 良いコミュニケーションを産むクリエイティブを考える。 そのために、日々、精進してまいります。 【普段やっていること】 表現をつくっていく上で、企画から携わり、「このサイトは、誰に何を伝えたいのか?」をお客様と一緒に設計していきます。 また、制作ディレクションも行っています。 企画、設計を基に「どんな表現が最大限の効果を持たすことができるのだろう?」ということを考えながら、制作の工程を進めていきます。 ときに、お客さまのご意見とぶつかることもありますが、どうしてぶつかるのかを考え、話し合いながら、つくり上げていくことができることが、制作者としての楽しみだと思います。 まだまだ至らないところばかりですが、楽しい毎日です。

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