「五代さんがなにしてたってしるもんですか。あたしだって、きょうは三鷹さんとデートだもん。」
(エピソード「怒りのウィドウ」より)
五代がガールフレンドのこずえちゃんを寮に連れて来たことを、住民の一ノ瀬さんが茶化したときのひと言。
これは「デート」という言葉を急に出してきたのが、当てつけすぎてかわいすぎる……という反面! けっきょく自分も三鷹とデートしてんだから、何つっこんでんだよ! となりますよね。
そしてもう一点。管理人さんはずっと認めてきませんでしたが、やはり三鷹と2人で会うのは「デート」になるという客観的事実を認めた発言でもあります。今すぐ、行くのやめれ、と言いたくなってしまいます。
「あたしがなにしようとっ、あなたには関係ないでしょーっ!! 」
(エピソード「怒りのウィドウ」より)
前述のエピソードの続きです。三鷹とデート……だったハズが、諸事情により一人パチンコへ。帰りに偶然会った五代に、持っている景品の缶詰を突っ込まれてカチンときた管理人さんは、缶詰を思い切り投げながら叫びます!
これって、もう完全に八つ当たりですよね。
「缶詰を振り被るモーション」と「投げつけた後のフォロースルー」という2コマで、管理人さんの2つの表情を堪能できるボーナスステージです。しかも、2コマ目は、目を見開いて白目の面積が増えているという……。
でもね……。じつは、ぼく、このシーンぜんぜん楽しめないんですよ。
だって「管理人さんて、パチンコ行くんだ……(どこで覚えてしまったのか)」という落胆が前提にあるから……。ぼくは、パチンコに行く女性はきらいです。少なくとも、ヒロインは、パチンコに行ってはダメ、ゼッタイ。
最後に
2巻では登場人物が増えたこともあり、2人きりでの大きな進展は少ない感じです。ただ、管理人さんが五代のことを気にするシーンが増えてきたような気はします。
また、ここでは取り上げていませんが、個人的に好きなエピソードは「影を背負いて」の学生時代回想シーン。学生時代の管理人さんのいじらしさは、グッときますね。これはこれとして、いつかまとめて語りたい……。
それでは、次回は3巻を語ります〜!
阿羅漢のひと言 こんなん毎週のように語ってるから結婚できないんだろうか……。 |