A/Bテストツール「VWO」の隠れた機能とは?使い方の実例公開

A/Bテストツール「VWO」の隠れた機能とは?使い方の実例公開

小林 利光

小林 利光

3. 訪問履歴別配信(新規ユーザー・再訪ユーザー)

<機能>
ユーザーの訪問履歴に応じてページを表示。

<活用例>
新規ユーザーに対して、縦長のランディングページを表示。
再訪ユーザーに対して、ディスカウントや期間限定情報の特定部分を表示させ、購入の先延ばしを防ぐ。

<活用例2>
会員制サイトにて再訪ユーザーに対して会員登録のメリットを打ち出し、登録ページへの遷移を促すポップアップを表示させる。

4. クエリパラメータ別配信

<機能>
URL最後尾の「?sourceid=」など、「?」で始まるURL末尾の変数の情報を元にしてページを表示させる。

<活用例>
ECサイトにて、特定の商品名を検索したユーザーに対して、「このサイトで購入すると、◯◯がもらえる!」など、他サイトの差別化を図るページを表示させる。

5. IPアドレス別配信

<機能>
IPアドレス別にページを表示。

<活用例>
東京都の港区在住のユーザーに「港区にお住まいのお客様の声」など、よりお客様の声に親近感を持ってもらうページを表示。

6. 時間別配信(曜日配信も可能)

<機能>
指定した時間にページが表示される。

<活用例>
18:00〜翌5:00の間に「夜間・深夜のお電話も受け付けています」という文言のバナーを表示させる。(葬儀屋さんのサイトでよく活用されている事例です)

7. Cookie別配信

<機能>
ある特定の値を保有したCookie情報別にページを表示させる。

<活用例>
ECサイトで、購入履歴に応じてページの出し分けを行う。
(2回以上購入したユーザーへの不要な商品説明ページを省くなど)

<活用例2>
会員登録型のサイトにて、ログインユーザーには「新商品」一覧ページを表示させ購買を促す。

<活用例3>
婚活サイトなどにて、男性には「男性用LP」を表示させ、女性には「女性用LP」を表示させる。

さいごに

弊社のVWO機能だけでも、これだけの配信の振り分けが可能です。

また、VWOはテスト後のセグメントもできます。
テストは全てのユーザーに対しておこなったけど、その後メルマガから来たユーザーのテストページごとのCVRや、新規ユーザーのテストページごとのCVRなど、分析の際のセグメントもでき、PDCAを回すためのテスト結果の細かな分析も可能です。(※プランに応じて)

「細かくセグメントを切って、クリエイティブを作りまくって配信」ではなく、例えおおまかなセグメントであったとしても、ユーザーのニーズ・心理を考え抜き、今のページをベストにすることが最優先ではないでしょうか。

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