こんにちは、メディアディレクターのよっしーです。
LIGは、今年の8月にオフィスを増床しました。新しいオフィスは白を基調とした空間に仕上がっているので、増床前のオフィスとはまた違った、いい緊張感のなかで仕事に取り組むことができています。オフィスのデザインは、私たちのパフォーマンスにも影響を与えるんだなと感じました。
シリコンバレーを中心としたエリアでも、企業の文化や価値観をオフィスで表現することがトレンドになっているようです。特にGoogleやFacebook、Instagram、Airbnbなどの世界的に有名な企業は、優秀なクリエイターに対し、自社のクリエイティブな文化をアピールすることができるツールの1つとして、オフィスを有効的に活用しています。
思わず働きたくなる世界的企業のオシャレなオフィスまとめ15選
この波は、日本にもやってきているように感じます。そこで今回は、今年の6月に神谷町のオフィスから六本木に移転した株式会社GameWithの代表取締役社長である今泉氏に、オフィス移転の意図や、職場環境が社員に与える影響についてお話を伺いました。
人物紹介:今泉 卓也氏 1989年3月生まれ。慶應義塾大学卒業。大学在学中にソーシャルゲーム会社の立ち上げに参画し、取締役CTOに就任。自らもコードを書きながら開発を統括し、2本のゲームタイトルをリリース。2013年6月にGameWithを創業し、代表取締役社長に就任。 |
「メンバーが最高のパフォーマンスを出せるように」ファミリーマンションの一室から六本木ヒルズへ
― 六本木に移転するまでに、過去2回のオフィス移転をしているというGameWith。創業当初はどのようなオフィスだったのでしょうか。
創業時は文京区にあるファミリーマンションの一室で仕事をしていました。サービスリリースまでのスピード感を極限まで高めることを優先し、オフィス兼自宅という環境でひたすら仕事に集中する毎日でしたね。
徐々にメンバーも増えて12人くらいの組織になり、手狭になったので、オフィス利用もできる神谷町のマンションに移転したんです。同じマンションという形態でしたが、法人の入居者との接点も増えたこともあり、以前よりも“オフィスで働いている”という意識が芽生え、プライベートと仕事との切り替えをするようになってきました。
その後、自社Webサービスである『GameWith』のPV数・UU数が急上昇し、さらに人数が増えましたね。当時は三部屋を借りて対応していたのですが、やはりワンフロアで仕事をできたらいいなと思い、今年の6月に六本木のこのオフィスに移転したんです。現在、社員は契約社員を含め25名、アルバイトは45名いますが、今後も人が増えることを考え、広さが約300坪、150人ほど入るこの場所を選びました。
― 創業当初から比較すると六本木へのオフィス移転は大きな変化だと思うのですが、今のオフィスに移転した最大のメリットは何でしょうか。
サービスの運営では、情報共有のスピードを常に意識しています。ワンフロアにメンバーがいることで、コミュニケーションロスは確実に減りました。それに、昼食やちょっとしたミーティングができるカフェスペースもできたので、気分転換をしながら仕事と向き合えるような環境になり、作業効率も上がったんです。
― オフィスを移転された際に、多数のメディアに取り上げられていましたが、何か変化はありましたか。
1年前に比べると、ゲーム関連の業界以外でも活躍されている方の応募が増えました。オフィスをきっかけとして、より広い分野の方々が弊社の事業やビジョンに共感していただけるようになり、良かったなと思います。