ScrollMagic2系を使って、スクロールに応じたアニメーションをさせてみよう

ScrollMagic2系を使って、スクロールに応じたアニメーションをさせてみよう

Kazuya Takato

Kazuya Takato

GSAPを使用する場合

次に以前のバージョンで利用できたGSAPを読み込み、アニメーションに使用する場合の記載です。
以下のようにGSAPを読み込み、対象のプラグインも新たに読み込みます。
※今回はGSAPもCDNから読み込んでいます。

<script src="http://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/gsap/1.17.0/TweenMax.min.js"></script><!-- GSAPの読み込み -->
	<script src="http://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/ScrollMagic/2.0.5/ScrollMagic.min.js"></script>
	<script src="http://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/ScrollMagic/2.0.5/plugins/animation.gsap.min.js"></script><!-- GSAP用プラグインの読み込み -->
	<script src="http://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/ScrollMagic/2.0.5/plugins/debug.addIndicators.min.js"></script>

その後は以前のバージョンのように使用することが可能です。
スクロールに合わせてopacityを変更するアニメーションを実装したのが↓のコードです。

// 全体を制御するコントローラをつくります
			var controller = new ScrollMagic.Controller();

			// トリガーになる位置を指定してアニメーションを設定します
			var scene = new ScrollMagic.Scene({
						triggerElement: "#block1" ,
						offset :0
					})
					.setTween("#basicMove1", 2, {opacity:0})  // #block1の要素に到達した際に、対象要素のopacityを2秒かけて0にします
																 // TweenMaxの関数、toと同様の指定が可能です。
					.addIndicators({name: "1 (duration: 0)"})
					.addTo(controller);

以前のバージョンとそこまで変わらない感覚で利用可能です。

Velocity.jsを使用する場合

続いて新たにサポートされたvelocity.jsを使用する方法です。
読み込み方法は以下のような形です。
GSAPの場合と同様、ライブラリを読み込んだのち、対象のプラグインを読み込みます。

<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/velocity/1.2.2/velocity.min.js"></script>
	<script src="http://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/ScrollMagic/2.0.5/ScrollMagic.min.js"></script>
	<script src="http://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/ScrollMagic/2.0.5/plugins/animation.velocity.min.js"></script>
	<script src="http://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/ScrollMagic/2.0.5/plugins/debug.addIndicators.min.js"></script>

後はGSAPの時とほぼ同様に設定が可能です。

 

var scene = new ScrollMagic.Scene({
						triggerElement: "#block1" ,
						offset :0
					})
					.setVelocity("#basicMove1", {opacity: 0}, {duration: 2000})  // #block1の要素に到達した際に、対象要素のopacityを2秒かけて0にします
																					  // Velocity.jsで要素をアニメーションさせる際と同様の指定が可能です。
					.addIndicators({name: "1 (duration: 0)"})
					.addTo(controller);

ScrollMagicのバージョン2系はこんな感じに利用可能です。
次回は細かい機能について書けたらと思います。

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Kazuya Takato
Kazuya Takato 取締役 COO 兼 CTO / DX事業本部長 / 高遠 和也

1983年生まれ。SIerとしてのキャリアをスタートし、JavaやC#を中心に多岐にわたる開発プロジェクトにエンジニアとして参加。その経験を活かし、LIGを創業。バックエンドおよびフロントエンドエンジニアとしての深い知識と経験をもとに、多様なプロジェクトに従事。現在は、取締役COO兼CTO、DX事業本部長として、社内の体制やルールの最適化、AI技術の推進など、経営戦略の一翼を担う。

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