日本M&Aセンター 業界別M&A動向
http://www.nihon-ma.co.jp/sector/
M&A動向から業界のことを研究するならこちら。
M&Aとはmergers and acquisitions(合併と買収)の略語です。
例えば、昨年再上場を果たしたリクルートさんは、このM&Aを多く実現している企業の一つです。世界進出を狙うリクルートさんですが、国内の社員を海外に送り込み、一から事業を立ち上げるよりも現地で活躍する企業を買った方が早く市場を獲得できます。
2012年には当時世界最大の求人サービスを展開するアメリカのIndeed社を買収し、一気に世界市場に進出しました。
当時のプレスリリースはこちら:
米国Indeed Inc.の株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ – リクルートホールディングス
では、業界動向を調べる際にM&Aデータを調べると何がわかるのか?
それは「企業はどういう事業を欲しているのか?=成長する事業は何なのか?」ということ。
みなさんが訪問するクライアントには既存事業が成功している会社さんが多いと思いますが、どのクライアントも新規事業のアイデアを何にするかで悩んでいます。そんなときの話のネタにもなりますし、業界通っぽくなることもできるので私は個人的に重用しているサイトになります。
日本取引所グループ マーケットニュース
http://www.jpx.co.jp/news/index.html
国内証券取引所にまつわる情報ならこちら。
IPOブームと言われて久しいこの頃ですが、2015年も毎月さまざまな企業が上場を果たしています。
ビジネスマンとして、上場企業を把握しておくことはとても重要です。なぜなら、上場をする企業というのはその業界の中で最も成長をしているからです。
「最近上場する企業はどういう業界が多いのか?」「上場する際の企業規模はどのくらいなのか?」ということを把握できると、クライアントとの会話の濃さも変わってきます。
船井総合研究所 各業界のビジネスモデル
http://www.funaisoken.co.jp/consulting/solution/index.html
中小規模の「儲かる」ビジネスモデルを知っておくならこちら。
中小企業向けコンサルティング業界において不動の地位を誇る船井総合研究所(船井総研)では、各コンサルタントがそれぞれの得意業界を持ち、「売上アップ」や「人材育成」などのコンサルティングを提供しています。
そんな船井総研さんのホームページには、各業界業種別の儲かるビジネスモデルを紹介するページがあります。前職では中小企業のクライアントに伺う機会が多かったので、本当にこのページにはお世話になりました。
特に中小企業の経営者とお話をする際には、ビジネストークができなければ話になりません。なぜならば、中小企業の経営者は自身がトップ営業マンであることが多く、我々営業マンに対しての見る目も厳しいケースが多いからです。
その厳しいハードルを乗り越えるには、自分自身を認めてもらうことが必要です。
そのための知識武装として、クライアントの業界の「勝ち方」を知っておき、経営者と対等に話せるようにしておくことが大事です。
BUSINESS ON DEMAND
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/txbiz.html
経済やビジネスの最新情報やトレンドを知るにはこちら。テレビ東京系列で放送中の経済情報番組をいつでもどこでも見ることができるオンデマンドサービスです。
大企業の部長クラスや中小企業経営者などが好んで見ていると言われる「ワールドビジネスサテライト(通称WBS)」をはじめ、他の放送局のニュース番組とは一線画したコンテンツが魅力です。ビジネス感覚が鋭い部長以上の役職者とお会いする機会の多い方は、日々の習慣としてビジネストレンドを勉強することも大切です。
これまでに紹介してきたサイトやサービスと比べると、こちらは「ビジネス知識の筋トレ」のようなイメージで活用できます。新聞などの活字が苦手な方はこのサービスを活用してみてはいかがでしょうか?
ちなみに私は、WBS出演中の大澤アナウンサーがめちゃめちゃタイプです。
まとめ
いかがでしたか?
営業として収集すべき情報は多岐にわたります。
「いかに効率的に情報を収集するか」も大切ですが、「いかに多くの情報を収集するか」がより大切なことだと私は思っています。なぜなら、「情報」こそが営業にとっての武器だからです。
クライアントは営業である我々をいろいろな情報源として信頼してくれています。ですから、普段はあまり知らない業界のこともアンテナを張りながら、自分の「情報の引き出し」を増やしておきましょう!
それでは。