こんにちは、たまです。
先日、アートディレクターの野田が誕生日を迎え、そのときにブランディングチームの皆から「360度動画」でメッセージを送りました。
その撮影を実行する前に、「360度動画ってどうやって撮影するんだ? スマホで何とかなるよね…?」という淡い希望にも似た疑問が当然湧いたわけです。
そして、360度の動画撮影はどうやるか、そしてそれを閲覧するには何が必要なのかをいろいろ探しました。
今回はそのときに得た情報を共有します。
仕事で得た情報ではなくて恐縮ですが…(笑)
1. 動画を撮影する
まず、撮影をどうするか。しかも動画です。
スマホで撮影できればベストですが、結果から言うと、動画撮影の場合はそんな都合の良いものは見つかりませんでしたorz(僕のリサーチ不足かもしれませんが)
ということで、まずは撮影に使用した機器を。
RICOH THETA
リコーの全天球カメラです。静止画はもちろん、動画も3分撮影できます。
三脚につけてスマートフォンからリモートで撮影ができ、動画への変換はPC上にインストールした専用のアプリケーションから簡単に変換できます。
撮影モードも「シャッタースピード優先モード」やノイズを調整できる「ISO感度優先モード」があります。
使用してみた感想としては全く問題ないです。何より楽しい(笑)
若干三脚が映り込んでしまうのは気になりましたが…。内容にもよりますが案件の提案にも使えそうなレベルだな、という感じでした。
KODAK PIXPRO SP360
http://www.maspro.co.jp/products/pixpro/sp360/
こちらはKODAKから出ている全天球カメラです。
F値が2.8と明るく、1920×1080(30P)のFull HD撮影や、開花や日の出などの長期間にわたる撮影に適した低速度撮影、視覚的に識別不能な一瞬の撮影に向いた高速撮影があるようです。
その他、耐衝撃、防塵、防滴などの機能もあるようで、アクセサリーを使用すれば防水や自転車にマウントすることもできます。
アクションカメラの名は伊達じゃないですね。
360Heros
次にご紹介するのは、GoPro6台を組み合わせて撮影し、360度の動画に自動で編集してくれるという優れもの。クラウドファンディングのkickstarterで実現した商品で、GoPro6台と言わず、7台組み合わせる商品もあります。
360cam
3つの魚眼レンズで360度撮影を可能にする360cam。
防水機能が付いていて、水中の撮影もできます。(フォルムもカエルみたいですね)
さらにオフィシャルを見ると分かりますが、電球のバルブに接続でき、防犯カメラのような使い方もできるようです。そしてwifi接続でストリーミング配信することも可能です。
elmo キュービックパノラマ
http://www.elmoqbic.com/panorama/
最後にelmoから販売されているQBiC PANORAMA。
QBiC MS-1を4台組み合わせて撮影すると、360度動画として自動で編集してくれます。185°の超広角レンズで、なんとF値は2.0!
Full HD 60fpsの高画質録画からWVGA 240fpsのハイスピード録画まで、目的にあわせて6段階の調整ができるようです。
IMJさんの360度ホラーの撮影機材としても使用されましたね。