Webディレクターがディレクション業務で大事にしている3つのこと

Webディレクターがディレクション業務で大事にしている3つのこと

はるか

はるか

こんにちは、ディレクターのはるかです。今年も気がつけば、もうすぐ冬を迎えます。寒いです。

そして私が新人ディレクターとしてLIGに入社してから、あっという間に1年が過ぎていました。時間が過ぎるのは早いものです……。

といわけで今回は、私自身の体験をもとに“ディレクターに転職して初めて気づいたディレクションで大事な3つのこと”についてお話していきたいと思います。

内容としては本当に当たり前のことばかりですが、私がディレクターとして新人だったからこそ感じたこと、1年経った現在での変化などを書いていくことで、ディレクターを目指している方やディレクターになりたての方の参考になればと思います。

1. コミュニケーションについて

新人のときに感じたこと

ディレクターになるまで自分自身気付かなかったのですが、外部の方とのビジネスコミュニケーションがあまり得意ではないことがわかりました。
前職ではWeb系の企業でプランナーとして働いていたのですが、自社サイトの運営が主な担当業務でした。

そのため、外部の方の協力を受けながら仕事をすることはあるものの、基本的にはある特定のクライアントの方との仕事となり、顔馴染みでない方と接触する機会が少ない状況でした。

LIGでディレクターになってからは、毎日のように新しい外部の方と接触するようになり、内心ではだいぶビビりながらお話をしていました。プライベートでは人見知りではないと思うのですが、ビジネスコミュニケーションはなかなか慣れませんでした…。

大事にしていること

Webサイトを制作するうえで、クライアントのことをよく知ることはとても大切ですが、そのためにはコミュニケーション力が不可欠です。

コミュニケーションがとれなければ、クライアントの商品やサービスの良さなどを知ることもできませんし、情報を知ることが遅くなれば遅くなるほど、進行も難しくなってしまいます。
メールだけのコミュニケーションでは、知りたいことや伝えたいことを全てカバーするのはやはり難しいですし、時間もかかってしまいます。

正直、あまり良くない話などで気が進まないときもありますが、コミュニケーションを避けることは、結局はクライアントにとっての不利益につながります。

お互いの理解や認識の一致が必要な事項については、直接お会いしての打ち合わせや日々の電話連絡を欠かさず、とにかくコミュニケーションを密にすることを大事にしています。

2. 時間管理について

新人のときに感じたこと

もともと自分1人で完結できるタスクほど後回しにする傾向があり、仕事をよく自宅に持ち帰っていました。営業時間中はメンバーと協力して進める業務を優先とする、といった感じです。

自分のプライベートの時間をあまり気にしていなかったことが大きいのですが、ディレクターという立場で考えた時、メンバー全員がきちんと仕事を完結させられるようスケジュールを組めるようにならないとな、と思いました。

大事にしていること

優先順位を付けること、タスクを共有することを今は大事にしています。そうすることで、仕事の割り振りが上手くいき、プライベートの時間が確保できるようになると考えているからです。

プライベートの時間を特に気にしてこなかった私ですが、人はやはりプライベートの時間がとれない(あるいは何かしらの問題を抱えている)場合、仕事のパフォーマンスに影響がでてしまうものなのではないかと思っています。

また、プライベートの時間での体験などから、仕事へ活かせるアイディアが見つかることなんかもよくあります。

もちろん仕事の進行状況次第でどうしても遅くなってしまう日も出てきますが、自身やメンバーの状態を把握し、優先順位をつけ、オン・オフのスケジュール調整を日々怠らないように心掛けています。

クライアントについて

新人のときに感じたこと

ディレクターになるまでは、クライアントの方の職種や社内で担当している業務などについて、それほど関心を持っていませんでした。仕事をご一緒させていただくクライアントが、ほとんど同じ担当者、あるいは同じ職種の方だったためです。

しかしディレクターとしてさまざまな案件に携わっていると、クライアントの方の抱えている悩みや目標は人ぞれぞれで異なるんだな、という当たり前のことに気付かされました。

そもそも担当者の方が、webの担当者というわけではなく、他の職種と兼任されている方だったりすることも多くあります。そういう方に対して、いかにわかりやすくWebのことをお伝えするか、というのは自分にとってもいい勉強になりました。

今思うと、前職ではクライアントではなく、その競合となる企業にばかり意識を向けていたなぁ…と思います。

3. 大事にしていること

いろいろとありますが、一番は相手の立場になって考えることです。

Webサイト制作の詳細をヒアリングをする場合など、要件の定義に関わる事項はもちろんですが、担当者の方の社内での役割なんかも可能な限り知っていきたいなといつも思っています。

担当者の方のスケジュールや状況、役割などを知っていくと、「この日は連絡は控えよう」「こんな提案をしたら喜んでくれるのではないか」などなど、さまざまな面で予測を立てることができ、気遣うべきポイントもわかるようになります。

それらの積み重ねが、実際に制作を進めていくうえで、何をどのようにお話させていただくと相手にとってベストなのか、という判断基準になると考えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本当に本当に当たり前なことばかり書いているかもしれませんが、こういった「当たり前」に気づき、「当たり前に対応できること」を増やしていくことが、自身のスキルアップにつながっていくと思っています。

新人のうちは「気づき」ばかりですので、覚えなければいけないことが次々と出てきますが、1年経っても“当たり前のことが当たり前になってなかった”なんてことはよくあります。(それではダメなんですが…)

だからこそ、1つ1つを真摯に丁寧に取り組んでいくしかないんだなと思います。

また感じたこと、気付いたことなどあればお話できれば幸いです。それでは。

LIGはWebサイト制作を支援しています。ご興味のある方は事業ぺージをぜひご覧ください。

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ディレクターのはるかです。声がかなり低いですが、酒やけではなく地声です。インドアすぎるのでアウトドアになれる趣味が欲しいです。よろしくお願いします。

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