こんにちは、デザイナーの佐藤タカアキ(@sato_tkaaki)です。
突然ですが、柔らかいものは脳に快感を与えて、緊張を緩める効果があるって知っていますか?
脳がリラックスすることにより、様々なアイディアが生まれるのだそうです。
日々の業務でアイディアに詰まってしまう時もありますよね。
そういう時はほっぺたを触ってリラックス…しても出ません、そんなんじゃ。
そこで今回は、デザイナーにオススメしたいアイディアの集め方とその活用方法をご紹介します。
なぜアイディアが浮かばないのか?
そもそも、どうしてアイディアが浮かばないのでしょうか。
感性が豊かじゃないから?暇さえあればいやらしい妄想ばかりしちゃってるから?ちがいます。
それは経験や知識など、そもそも持っている武器が少ないからではないでしょうか。
ここで再確認しておきたいのは、ゼロから生まれるアイディアは存在しないということ。
アイディアは「ひらめき」とは違います。自分が持ってるアイディアの素を組み合わせることにより、また新しいアイディアが生まれるのです。
ということで、まずは「ゼロをイチにするアイディアの切れ端」を手に入れることからはじめましょう。
下記の2つのサイトは、僕が普段デザインをしていて、アイディアが出ない時にお世話になっているサイトです。この2サイトを使って、すぐにアイディアの引き出しを増やす方法を説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
初心者デザイナーにおすすめのアイディアの集め方
『Pinterest』
全世界に愛される、気軽に楽しむ画像キュレーションサービス「Pinterest」。
Pinterestのいいところは、なんといってもUIがおしゃれ、そしてシンプル。
元々女性向けに作られたサービスということもあって、綺麗で見やすいのがお気に入りの理由の1つでもあります。
一般の方から世界のトップクリエイターまで、様々な方が投稿した画像を一度に並べて、ファッション誌感覚でサクサク見ることができます。ユーザーストレスはもちろんなし。
また、テキスト情報が少なく、画像が全面に押し出されているため、視覚から直接脳への最短ルートで情報を届けてくれます。
気になったら止まり、特になかったらスクロール、この一連の流れのスピードが非常に速いです。
Pinterestは複雑な操作が一切ありません。それ故にPinterestでは他のキュレーションサービスに比べ頻繁に情報が更新されています。
Pinterest内で絞り込み検索をするのもよし、ネットサーフィンでお気に入りの画像を見つけ、アイディアボックスとして愛用するのもよし。
アイディアに煮詰まった方は「デザイン」「クリエイティブ」などのキーワード検索でPinterestサーフィンをして、気になったものを片っ端からPinしてはいかがでしょうか。
きっと今までにはなかったアイディアがたくさん埋まっていますよ。
『Photoshop VIP』
Photoshopの母、Photoshop VIP。
こちらはPhotoshopに関する最新ニュースやチュートリアル、無料素材等を提供しているデザインブログメディアです。
先ほど紹介したPinterestでアイディアを集めるときは、画像・写真によってアイディアを取り入れる方法が主でしたが、PhotoshopVIPではPhotoshopを使用して制作された作品からアイディアを頂きましょう。
数ある記事の中でもアイディア抽出の参考になる記事を3つ厳選させていただきました。以下、おすすめ記事になります。
■おすすめ記事
デザインアイディアの種、クリエイティブでかっこいいタイポグラフィー60選
http://photoshopvip.net/archives/31703
デザインアイディアをくれる、魅力的なモーショングラフィック動画まとめ
http://photoshopvip.net/archives/56067
デザインアイディア爆発、25個のユニークなWebサイト用レイアウトまとめ
http://photoshopvip.net/archives/28872
以上が僕的にオススメなアイディアの集め方になります。
アイディアの集め方や出し方は、もちろん人によって様々ですが、このように軸を絞っていくことで、よりスピード感のある発想力が身に付くのではないかと思います。
アイディアの活用法
次にアイディアの活用方法についてご紹介させていただきます。
「これいいな」と思っても、そのまま使ってしまっては、それは自分のアイディアとは言えません。
では、どのように活用していくか、LIGブログの記事で、過去に使用されたアイキャッチ画像と一緒に考察してみましょう。
手書きでもPhotoshop等のツールを使ってでもよいので、是非実践してみてください。
1. 複数のものを組み合わせる
本来単体であるモデルを複数並べるだけでも、全然違うデザインが出来上がります。
ただし、複数の組み合わせによるデザインを行うときには、ちぐはぐ感が出ないように、全体のトンマナに気を配る必要があります。
ちなみにこのアイキャッチには、300人のひろゆきさんがいます。
指で数えようとしてくれたあなた、とっても素直でよい方ですね。
2. 何かを加えてみる
モデルにラップ加工を加えてみる。
モデルの背景に地球を置いてみる。
モデルの全面に世界のタワーを置いてみる。
ただし、アイディアは綺麗にまとめることが大切です。
加えすぎによるアイディア乱用にはご注意を。
3. 何かを除いてみる
デザインとなると、最初はどうしても加えることばかりが頭にあると思います。
一度冷静になって、逆の発想にチャレンジしてみましょう。
ただし、取り除く場合でも、全体のバランスにはしっかり注意を払って、デザインしていきましょう。
4. 形を変えたり、逆さにしたりしてみる
文字通り、形を変えます。
人でも建物でも動物でもピッコロ大魔王でも、形を変えることにより非現実的な空間を表現することが可能です。
これはやり過ぎるとドン引かれるほど異形になってしまうので、あまり生物には使いすぎない方がよいでしょう。
5. 別の用途、目的に使用してみる
上の画像からわかるように、モデルそのものをデザインするのではなく、別の用途(アルバムにはめ込んでみたり)で使用しています。
今回はこの一例の紹介だけになりますが、この「別の用途、目的に使用してみる」という観点に関しては、普段の生活にも沢山のアイディアが至るところに転がっています。外に出歩く機会がありましたら、街の看板などを、是非ともこの視点を持って見渡してみてください。
6. 動かしてみる
百聞は一見に如かず、動いてますね。
よ〜く見ると、眼球以外も1カ所動いていますよ。
まとめ
ここまで「アイディアの集め方」と「アイディアの活用法」をご紹介させていただきました。
しかし、これらはまだ、アイディアの切れ端にすぎません。
これらを組み合わせることで、初めてオリジナリティに溢れたアイディアが生まれることでしょう。
それでは、また!
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