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2013.02.25

これでVPS(仮想専用サーバ)マスター!? VPSの基礎講座

tetsu

レンタルサーバで今では一般的になった「VPS」
さて、このVPSとは何ぞやと思う方に今回は書こうと思ったtetsuです。

VPSとは

「ブイピーエス」はある英単語の頭文字からとった略称です。

 V ・・・ Virtual(バーチャル)
 P ・・・ Private(プライベート)
 S ・・・ Server(サーバ)

日本語だと「仮想専用サーバ」と呼ばれる事もあります。
言葉の通り「仮想化」技術を使った専用サーバです。

「仮想」ってどうゆうことよ?

「仮想」って言葉ではイメージが難しいですよね。
図で表すと・・・

一般的なパソコンで例えるなら、1台のパソコンの「ホストOS」にWindowsが動作していて
さらに「ゲストOS」に「ホストOS」のWindowsとは別のWindowsが稼働していることを意味します。

イメージはついたでしょうか?

VPSのメリット

メリット1 ホストOSとは個別の設定が可能になる

仮想化することで、ゲストOS毎に独自の設定でサーバを構築することが可能です。
例えば、データベース「MySQL」を例にすると

○ゲストOS A
MySQLバージョン 5.6.10

○ゲストOS B
MySQLバージョン 5.1.40

このようにゲストOS毎に異なるバージョンでサーバ構築をすることが可能となり、
「Apache」や「PHP」、「Perl」なども同様で必要な機能のみでサーバ構成し
さらにサーバ管理を簡素化することが可能です。

メリット2 ホストOSのサーバ性能を無駄なく利用可能

仮想を利用しない「専用サーバ」、いわゆる「物理専用サーバ」でサーバ運用した場合、
例えばWebとメール、データベースでサーバ性能100%、1日中フル稼働という状況は、
大規模のアプリケーションで、世界中から相当数のアクセスがあるなどを除き、ほとんどありえません。

そこで余ったリソース(CPUやメモリー、HDDなど)を分配して利用することで、
動作しているゲストOSに対してのみリソースを分け与えて、無駄なくリソースを利用することが可能となります。

VPSのデメリット

もちろんデメリットはあります。

仮想化を利用することでリソースを無駄なく分配することが可能ですが、
各ゲストOSで高負荷な処理を行うと、リソース不足となり他のゲストOSの動作に影響を与えます。

もちろんレンタルサーバ側で分配の調整はしているはずですが、
稀に高負荷が多いゲストOSのサーバに当たると、
思った性能を引き出せないケースがあります。

最後に

VPSについて基本を説明させて頂きましたがいかがでしょうか?
機会があれば、こういった紹介をしてこうかなと思ってます。

ちなみにお客様とお話しをする際にサーバの例え話で物件を例に話すことがあります。

○共用サーバ
いわゆる「シェアハウス」の物件。
「物件 = サーバ」「共用部分 = Webやメール機能」
「各自の部屋 = ユーザ」のように「共用部分」をユーザが共有する為、
利用上限があり性能の上限があります。
安価である分、様々な制限があり、お隣さんが騒いだ場合
良く聞こえる為に寝れませんよね?

○VPS
いわゆる「マンション」物件
「マンション = 物理サーバ」「1部屋 = 仮想サーバ」
「リソース=水道管」のように、マンションの各部屋は内装を
自由にすることが可能で、その変更は他の部屋に影響しません。
但し、部屋数に上限はありますし水道管のように各部屋へ分配しているので、
分配能力を超えた場合は水道管が壊れる。
つまりサーバが停止してしまいます。

○専用サーバ
いわゆる「一軒家」の建物。
高価な分、一度建てれば内装や仕切りを自由にすることができるが、
一度建ててから内装の工事や増築する場合、
建物の状況によっては自由が利かず最悪の場合は立て直しになるため、
しっかり利用用途を決めておく必要があります。

参考までに・・・