こんにちは、メディア事業部の菊池です。
「最近、森ガールって見ないな」と思ったので森のなかに探しにきました。
静岡県某所にある世界的にも有名な森で、森ガールを探してみましょう。
闇雲に歩きまわっても意味がないので、森ガールが大好きなアーティストYUKIのCDをぶら下げております。これで樹液に集まるカブトムシのように、森ガールとエンカウントしやすくなるはずです。
では、さっそく行ってみましょう。
おやっ、あれは森ガールでは!?
違った。恋愛小説の『失楽園』でした。普段は入らない森の奥には、こういったものも潜んでいるんですね。
森ガールを探してはいますが、心中事件は起こしたくありません。それに心中といえば、森よりも川です。「生まれてすみません!川ガールおすすめの入水スポット5選」まで取っておきます。
先に進みましょう。
おやっ、あれは森ガールでは!?
違った。宇多田ヒカルの『First Love』でした。宇多田さんはイタリアでLast Loveの相手を見つけましたが、森ガールはどこにいるんでしょうか。
そういえば、「Automatic」という曲がありましたが、僕は朝の通勤がAutomaticになってほしいです。二度寝している間に通勤が終わってる、みたいな。
先に進みましょう。
おやっ、あれは森ガールでは!?
違った。『たまごっち』でした……。
この森には野生化したたまごっちが生息しているようです。いつの間にか触らなくなったたまごっち、僕が育てていたやつもここにあるかも。
「ごっちごっちたまごっち!」っていうフレーズがサビの歌があったような気がするのですが、誰に聞いても覚えていません。
おやっ、あれは森ガールでは!?
違った。『バーコードバトラーII』でした……。強いバーコードを求めて森の奥にまで来てしまったのでしょう。
確か“バーコードバトラーアイスクリーム”というのも売っていたと思うのですが、インターネットで調べても出てきません。バナナ味があって、2本のアイスバーが真ん中で繋がっていてキットカットのように割れることまで覚えているのですが。
先に進みましょう。
おやっ、あれは森ガールでは!?
違った。ビックリマンチョコでした……。
僕のころは『ビックリマン2000』のアニメがやっていました。友達の横沢くん(本名)が大量に買って、チョコだけくれるんですよ。あれは嬉しかったですね。後にも先にもあれ以上「友情」を感じたことはありません。
「塾があるから」が口癖だった横沢くん……きっと今も塾に行く途中でビックリマンチョコを買っていることでしょう。
まとめ
どうやらこの森には森ガールはいないようですね。
思った以上に奥深く来てしまったことが、生息しているモノを見ているとわかります。あきらめてこの森から出ましょう。
「本当にそれでいいのかしら?」
「!? ……だ、誰だ!」
「あなたはこの森にいる間、なんとも言えない『心地よさ』を感じていたはずだわ」
「お、お前は『スレイヤーズ』!」
「その通りよ」
「いつまでもここにいましょう。この伝説の樹の下に……」
「『ときめきメモリアル』! な、何でお前がここにいるんだ、『伝説の樹』じゃなくてここは森だ!」
「遠ざかる〜♪」
「雲を見つめぇて〜 まるでぼくたちのようだねえと 君がつぶやくぅ♪」
「や、やめろ……お前たちの時代の『つぶやき』は今とは意味が違う! お前らは本当に口に出すんだろうがっ!」
「一緒にこの森に留まろうよぉ」
「ふざけんなっ! 確かに初めて買ったCDはポケットビスケッツさ。“100万枚売れなきゃ解散”だなんて言うからな! まだシングルは短冊形だった」
「お前らにとって“ダディ”っていったら郷ひろみだろ? 時代は変わったんだ。21世紀はビッグダディなんだよ!」
「だから……さよなら、90年代……!」
「俺は新しい時代でやることがあるんでな」
(このあと、家に帰って『サクラ大戦』をプレイしました)