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2013.06.17

【ビジネス英会話】簡単そうで難しい!スモールトークに強くなろう!

Riho

こんにちは!アメリカ在住で『ツカウエイゴ』というブログを書いているライターの Riho です。今回は、ビジネスで「ツカウエイゴ」として、苦手な人の多いスモールトークのコツを私の経験談や失敗談を踏まえて書いてみたいと思います。

スモールトークとは?

まず、スモールトークという言葉はご存知でしょうか? 私はアメリカに来るまで実はよく知らなかったんですが、スモールトークは、いわゆる「ちょっとした世間話」のことです。

Small talk is pleasant conversation about common interests.

(スモールトークとは、共通の興味にまつわる楽しい会話のこと。)

via Small Talk – Making Small Talk for English Learners

「楽しい」というところがポイント。レジでの店員さんとの会話や、パーティやイベントでの軽い雑談などもスモールトークの一つですが、これらは全てスモールトークを通して気持ちの良い雰囲気を共有することが目的となっています。

ビジネス・ミーティングや交渉を行う場合も、いきなり本題に入ることはあまりありません。まずは簡単に世間話をして、それから本題に入ることが多いです。日本語の場合はあまり意識しなくても自然に世間話ができますが、英語だと、これがけっこう難しかったりします。

私は渡米後、就職する前に米企業でインターンシップをしたのですが、その面接を受ける前の研修で何度も練習したのも、このスモールトークでした。なぜなら、スモールトークは面接の際にも、相手の印象に影響を与えることがあるからです。

では、初対面のビジネス・ミーティングを例にして、スモールトークの流れを見ていきたいと思います。

スモールトークの流れ

1. 握手

インターンシップの研修で握手の練習をさせられた時、「握手なんて」と私は最初思っていたのですが、これが意外とあなどれません。握手の仕方で相手への信頼が計られることもあるからです。

では、どんな握手が良いのかというと、まずは笑顔で、しっかり相手の目を見ること。日本人は握手に慣れていない場合が多く、遠慮がちに握手をする人が多いらしいので、なるべく堂々として、しっかり握手の手に力を込めることが大事です。

私は最初ふにゃふにゃした握手をしていたのですが、今は相手の目を見て、笑顔で堂々と握手をするようにしています。

2. 自己紹介

初対面の場合は、できれば相手の名前を覚えて、名前で呼べるようにします。相手の名前が「マイケル」など馴染みがある場合はすぐ聞き取れますが、初めて聞く名前の場合は一度で聞き取れないこともあるので、そういう場合は “Could you say your name again?(お名前をもう一度伺ってよろしいですか?)” というように確認すれば失礼になりません。

私自身、Riho という名前が相手にとって耳慣れない場合が多く、よくこのように聞かれます。でも、いったん名前を理解したら you ではなく Riho と呼びかけてくれる人が多いです。名前で呼びかけられると親密感がわくうえ、相手への信頼もアップするので、私もできるだけ “Thank you, Mike.” など、相手の名前を呼ぶようにしています。

3. 共感しやすい話題をふる

自己紹介を済ませたら、いよいよスモールトークです。実はスモールトークにはパターンがあることが多いです。ある程度パターンを覚えておいて、「今日はこの話題になったらこう答えよう」「この話題を相手にふってみよう」などと用意しておくと、かつての私のようにテンパって頭が真っ白になることはないと思います。

私がこれまで経験してきた定番パターンは、だいたい以下の通り。お互いに共感しやすい、当たり障りのない話題が多いです。

    • 仕事のこと

ビジネス・ミーティングの場合などは、”How’s your business?(仕事の調子はどうですか?)” など、仕事の話題になることが多いです。

    • 週末のこと

週明けのミーティングなどでは “How was your weekend?(週末どう過ごしました?)” と聞かれることが多いです。ビジネス以外の場面でも、カフェの会計中や銀行、友人とばったり会った時など、週明けはよく聞かれます。関連して、連休明けや休暇明けにも休みの話になる可能性が高いです。

    • 天気のこと

天気の話題は万国共通。私のいるシアトルは比較的天気の悪い日が多いので、天気の良い日は “It’s such a beautiful day, isn’t it?(今日めっちゃ天気良いですよね)” などと盛り上がることが多いです。天気に関するボキャブラリーを鍛えておくと、結構役立ちます。

    • 時事のこと

ニュースや流行のトピックなども時々話題に上がります。普段からニュースなどをチェックしておき、そこから語彙を身につけておくと、その話題に話が及んだ時に会話がしやすいです。ただし、スモールトークでは政治的・宗教的な観点にまで踏み込む必要はありません。

    • 相手のこと

“I like your tie.(素敵なネクタイですね)” など、相手の身につけているものを褒める、というのもよくあるパターンです。褒められて嬉しくない人はいないので、会話もよく弾みます。

ただし、一つ気をつけたいのは、褒められた時にあまりネガティブな反応をしないこと。私もついつい「いや、たいしたことないんですよ」と謙遜しがちになるのですが、たとえばネクタイを褒められた場合は素直に「ありがとうございます」と伝え、「あなたの靴も素敵ですね」という具合に相手の良いところも見つけて伝えると喜ばれます。

ちなみに、ネガティブなことを言わないのは、自分だけでなく、身内に対しても同じ。周りの人の会話をよく聞いていると、「うちの妻は立派」「夫のおかげです」というように、人前で身内のことをしっかり褒めている人が多いです。日本だと自慢しているようにも聞こえるかもしれませんが、アメリカでは謙遜は逆にネガティブなイメージを与えてしまうことがあるので、要注意です。

4. 相づちを打つ

日本人の場合、相づちはうなづきがちになってしまうので、意識して相づちを打つようにします。でも英語の相づちは意外と難しくて、私は一時期相づちがワンパターン化していました・・・。人の会話を聞いて、良い相づちをしている人がいたら覚えてマネするようにしています。

相づち例:

  • Uh-huh. / Mm-hm.(うんうん、ええ)
  • Right.(そうですね)
  • I see.(なるほど)
  • Really? / Seriously?(本当ですか?)
  • That’s interesting.(それは面白いですね)
  • I see what you are saying.(おっしゃっていることはわかります)
  • That makes sense.(納得です)
  • That’s true.(確かに)
  • That’s amazing!(すごいですね!)
  • Exactly.(その通りです)
  • I know.(わかります)
  • Definitely.(間違いないです)

ただし、意味がよくわからなかった時に適当に相づちを打つのはよくありません。聞き取れていない時は、たいてい相手にもばれていたりするので、”Could you say that again?(もう一度言っていただけますか?)” “Sorry, I didn’t quite catch that.(すみませんよく聞き取れていませんでした)” などと言ってもう一度言ってもらいます。

聞いている時の態度も重要で、ちゃんと相手の目を見て聞くようにします。相手が話している最中にきょろきょろ周りを見回したり、携帯をチェックしたりするのは良くありません。

5. 堂々とする

自分のことを話す時は、堂々とします。私は話している最中に聞き返されたりすると、自分の英語力に自信がなくなってつい声が小さくなったり、おどおどしてしまったりするのですが、そういう態度は状況をさらに悪化してしまうことが多いです。

私の日本語が必ずしも完璧ではないように、アメリカ人でも完璧な英語を話しているとは限りません。完璧に話そうと意識するよりは、堂々とはっきり話すことを意識する方が、結果的にコミュニケーションがうまくいくことが多いです。

あとは話しすぎないように気をつけて、話の内容からうまく相手への質問につなげていくと、会話のキャッチボールが弾みます。

例:

– How’s your business doing?(仕事の調子はどうですか?)

– It’s pretty good. I just came back from a business trip to Singapore. It was my first time there. Have you ever been there?(順調です。ちょうどシンガポールへの出張から戻ってきたところなんですけどね。初めて行きましたよ。シンガポールにいらっしゃったことあります?)

6. ジョークを言う

これは上級テクニックですが、スモールトークでジョークを言える人は強いです。相手との距離が一気に縮まるからです。私はジョークはまだまだ下手なので、普段からビジネスの場で人のジョークを聞いて参考にするようにしています。プレゼンやスピーチなど人前に立つ時もそうですが、ジョークがあると聞き手の興味をぐっとひきつけることができるので、私もぜひマスターしたいと思っています。

7. 頃合い良く切り上げる

スモールトークは、あくまで本題に入る前に場の雰囲気を和らげるためのもの。話のトピックも1つか2つで、平均的に5分ほどで終わります。スモールトークに時間をかけすぎるとミーティングの時間が減ってしまうので、程良く切り上げて本題に移ることが大切です。ただ、いくら短いとはいえ、スモールトークがうまく行くとその後のミーティングや交渉も進めやすくなるので、やはり手は抜けません。

スモールトークに強くなるために

スモールトークは、経験を積み重ねることによって、だんだん慣れていくものだと思います。でも、ある程度準備をして臨むことは可能です。準備については、「スモールトークの流れ」の中でも述べてきましたが、似たようなことが以下のリンクにも書かれています。

英語学習者のためのスモールトークの仕方:

スモールトークをする方法:

不安な気持ちは話し方にすぐ表れるので、不安があればあるほど事前の準備をしっかりして、スモールトークでは堂々とふるまうのが一番のコツです!そして、会話を楽しむこと!

語彙力強化に使えるサイト & アプリ

NPR

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NPR(米公共ラジオ局)は早すぎず遅すぎず、はっきりとした英語で話してくれるので、時事を学ぶだけでなくリスニングの勉強にも向いています。音声ファイルは MP3 形式でダウンロード可。記事によっては書き起こし文が提供されていることもあるので、めちゃ便利です。

Umano

umano

さまざまなメディアの最新記事をネイティブ・スピーカーが音読してくれるアプリ。目と耳で記事を理解するため、インプットしやすいです。発音やイントネーションの勉強にもなります。

Lisgo

Lisgo

「あとで読む」アプリ『Pocket』に保存した記事を、音声で読み上げてくれるアプリです。再生速度も調整できるので、個人的に大活躍しています。

まとめ

ここまで英語のスモールトークについて書いてきましたが、これらは日本語のコミュニケーションにも当てはまると思います。普段からいろいろな話題についていけるようになっていれば、どんな相手とも楽しく会話ができますし、ジョークは万国共通の会話の武器になり得ます。

といっても、私もまだまだなので、スモールトークへの苦手意識がなくなるようがんばります!(あっ謙遜してしまいました!)