こんにちは、子どもの頃好きな漫画の新刊がいつ発売されるか予想するために奥付の発行日を見て計算していました。デザイナーのもりたです。
今日は、私が本を探したり買ったり、新刊をチェックするときに利用している便利なウェブサービスとGoogleChrome拡張機能をご紹介します。毎日取り敢えず本屋に行っちゃう人から、なるべく少ない手間で効率的に本を探したい人まで、いろんな人におすすめできる内容ですよ!
たぶん!
気になる新刊をチェック!新刊.net
名前のとおり、新刊をお知らせしてくれるウェブサービスです。
もうちょっと詳しく説明すると、著者名・書籍名などのワードを登録しておくとそれらにマッチするアイテムがAmazonに新規追加された時と発売された時にお知らせしてくれるサービスです。
ワードは11個のカテゴリーに分けて登録することができます。
カテゴリーの一覧は以下のとおり。
- 本(Kindle)
- 洋書
- ミュージック
- クラシック
- MP3
- DVD
- ソフトウェア
- ゲーム
- おもちゃ&ホビー
- エレクトロニクス
- ホーム&キッチン
登録できる主な内容はこんな感じ。
- タイトル
- 著者/アーティスト/出演者
- フリーキーワード
STEP1:ユーザー登録する
新刊.netは無料ですがユーザー登録必須のサービスなので、利用の際はメールアドレスをご用意ください。
メールアドレスとユーザー名、パスワードがあれば登録可能です。
登録後、自分のチェックリストの公開/非公開を選択できますが、公開している人のチェックリストはユーザーに登録していなくても見ることができます。
非公開の人はログインした本人以外見ることはできませんのでご安心を。
STEP2:ワードを登録する
カテゴリーはいっぱいありますが、使い方はどれも変わらず、チェックしたいキーワードを登録するだけです。
目的に合わせてワードの登録の仕方を変えることで、効率よく新刊を探すことができます。私が利用している方法の一例を紹介してみましょう!
作家名で登録
まずは基本中の基本、作家名での登録です。
例えば、宮部みゆきの新刊出たら必ず知りたい!という場合はこんな感じで登録します。
これの難点はコミカライズ作品などで原作者として著者名に含まれる作品も拾ってきちゃうことかな。
作家名+作品名で登録
基本その2。作家名だけだと必要じゃない情報も入ってくる…そんな場合。
例えば石川雅之の『もやしもん』は集めてるけど『純潔のマリア』は買ってないからお知らせしてくれなくてもいいやーって場合はこんな感じで登録できます。
まあ実際は両方買ってるんですが。3巻まだかな。
出版社とフリーキーワードを組み合わせる
基本的な使い方は作品名や作家名の登録だと思いますが、出版社とフリーキーワードを組み合わせることでこんなチェックの仕方もできます。
例えば、これ。
出版社に『新潮社』、キーワードに『新潮文庫』と入れることで毎月の新潮文庫の配本がチェックできるってわけです。なんとなくいれたけど、3人も登録してました。わお。
いくつかのフリーキーワードを組み合わせる
こんな使い方もできます。
フリーキーワードに『素材集』『デザイン』と入れておくことで、新しい素材集が出たときにお知らせしてくれますし、ここに『レスポンシブ』や『HTML5』など入れておくと最新の技術書のチェックも簡単になりますね。
フリーキーワードで新規開拓?
Amazon側の仕様で、著者名や作品名をフリーキーワードに登録した場合、
登録したワードが「この商品を買った人はこんな商品も買っています」や「よく一緒に購入されている商品」「リストマニア」「この商品を見た後に買っているのは?」に含まれているだけでもピックアップされ、新刊.netを通してお知らせが来てしまうようです。
これを逆に利用して、自分の好きなタイトルや作家をフリーキーワードに登録し、おすすめを通知してくれるサービスとして利用することもできるかも。
やったことはないです。
STEP3:お知らせの方法を選ぶ
お知らせの方法には、メール/RSS/Twitterを利用することができます。
全部使ってもいいけど一個でいいんじゃないかな。
設定画面から、通知するメールアドレスや連携させるTwitterアカウントを設定して、「メール通知」もしくは「Twitter通知」にチェックを入れるだけ。
メール通知
メール通知にチェックを入れておくと、ログイン時に使用しているメールアドレスにお知らせが届きます。サービスはガラケー版、スマフォ版両方共あるので、モバイルのメールアドレスを設定しておくと出かけた先の本屋で新刊を確認することができて便利です。
RSS通知
RSSは、自分の予定表やディスカバーページの下部にRSSフィードへのリンクがあるので、必要に応じて登録しましょう。
サービストップにある「本日発売のアイテム」もRSSで配信されています。実はここはユーザー登録しなくてもRSSチェックすることができます。
しかし1日にものすごい量のアイテムが発売されているので、世に産み出されるすべてのものを目に焼き付けておきたいとかそういう偏執的な欲望でもない限りおすすめはしないです。
Twitter通知
私のおすすめはTwitter通知です。
自分のTwitterアカウントを関連付けておくと、自分の投稿という形でお知らせが届きます。こんな感じ。
お知らせを見たフォロワーが「発売日か!」と気づいて楽しみを共有できるのが嬉しいですね。
あとAmazonアソシエイトIDを関連付けることができるので、自分のTLに表示された新刊.netの通知を見たフォロワーが、そこから購入してくれることもあります。
ただ、自動で投稿されるURLは新刊.netのサービスに繋がり、そこからAmazonへのリンクが掲載されているため、クリック率は高くないですが。
アフィリエイトを使用する際はAmazonアソシエイトとTwitterの規約に従ってご利用ください。
Amazonで図書館蔵書検索!その本、図書館にあります。
図書館蔵書検索サイト「カーリル」のAPIを利用して、Amazonの商品詳細ページにその本が所蔵されている図書館を表示してくれるGoogleChromeの拡張機能です。
知らない、でも気になる本の名前をなにかの記事や文章で目にした時、とりあえずAmazonで検索してみたりしませんか?私は検索してみたら1冊1万円近い本だったり、とっくに絶版だったりということがあります。
そういった、フタを開けてみたら手に入りづらかった、全書や大型本など個人で所有しづらい本だった時にサッと所蔵図書館を見ることができてとても便利!
実際に検索するとこんな感じで表示されます。
詳しい説明は開発者のブログをご確認ください。
書籍代を大幅削減「その本、図書館にあります。」 | 着ぐるみ追い剥ぎペンギン
カーリル側の負荷のためか、登録できる図書館の枠は2つだけ。
他にそれ以外の図書館での検索結果が知りたいときは、一番下のリンクからカーリルへ飛びましょう。
一番安いのは?楽天やブックオフと比較できる拡張機能
Amazonのマーケットプレイスはいろんな人やお店が出品してて、リアル店舗で品切れのものが見つかるし、絶版の漫画も見つかるし、もう依存しまくってますが、買った値段より安く売られているのを他の場所で見つけたらショックですよね。
しかしいちいち検索かけるのはめんどくさい…ブラウザのタブやウインドウを行き来するのもめんどくさい…。
そんなめんどくさがりなあなたにこのGoogleChrome拡張機能はいかがでしょう。
本の横断検索ができる「jubei.jp 本の横断検索」
jubei.jp 本の横断検索 – Chromeアプリ100
新本は小売店で売値を変更できないため価格の比較は古本でしか使いませんが、在庫や発送までの時間を表示してくれるのが便利!
ただ、決まったオンライン店舗しかでてこないとはいえ送料を覚えとくのはめんどくさいので、送料の欄がないのが玉に瑕でしょうか。
本以外の価格比較には「Auto Price Checker」
様々なオンラインショップから自動価格比較ができる拡張機能「Auto Price Checker」*二十歳街道まっしぐら
最初の自動検索の設定がやや億劫ですが、右クリックで自動検索のON/OFFを切り替えられるのは助かりますね。
おまけ:リアル書店を応援したい人に
ここまでAmazonを使いこなす!とか言っておいてひっくり返すようですが、私は基本的にリアル書店で本を買っています。
届くのを待ってる時間が嫌いだし、なにより本屋が好きなので!
在庫を多く置くことのできない小さな書店がどんどん潰れていく昨今、地元の書店を応援したい…でもネットは便利なの…というジレンマを抱える人におすすめなのが「e-hon」
取次のトーハンが運営しているので、リアル書店を介さずに自分が選んだリアル書店にマージンを落とすことができるという仕組みがあるんです。
こちらの紹介記事に詳しく書かれています。
Twitterで話題になってたので、読んだ方も多いんじゃないでしょうか。
【試してみた】ネットで注文して地元の本屋さんで受け取る「e-hon」が泣けるサービスだった件:普通のおじさんとソーシャルメディア。:ITmedia オルタナティブ・ブログ
地元の個人経営の書店が潰れる前にこのサービスがあればなあ…とちょっと切なくなりました。
おしまい
リアル書店のいいところは、店の方針や棚を担当している店員さんによってその店のカラーが作られるところだと思います。
ときに自分が考えてもみなかった傾向の本と出会えるのはリアル書店ならではですよね。
逆に自分のカラーに染め上げることができるのがオンライン書店のいいところ。
Amazonをあなたの色に染めて、快適な読書ライフを楽しんでください!
もりたでした。