こんにちは、メディア事業部のしぶです。
少し前に「オウンドメディア」というキーワードで検索上位を狙おうとして記事を書いたのですが、今振り返ってみると、もっと上位表示できる方法はあったはずなのに、いろいろ勿体ないことしたなー、と思っています。
そこで今回は、2ヶ月前にその記事を書いた自分自身への反省として、「競合の記事に勝つためにはどんなことをしなければいけなかったか」について、振り返ってみたいと思います。なお、SEOについては目下勉強中であるため、間違っている点や不足している点などあれば、ご指摘頂けると幸いです。
反省1. 狙うべきターゲットと伝えたいことがなかった
コンテンツをつくるときは、まずはペルソナ設定やキーワード設計などをして、「読者はこういう情報を欲しているはず」という予測を立て、それに基づいて作成をはじめると思います。
僕の場合、ターゲットがまず明確ではありませんでした。ただ単に「“オウンドメディア”というキーワードで上位に表示されたい!」という気持ちだけで作成をしてしまいました。
ターゲットについても、ぼんやりと「オウンドメディアの運用者」にしていたつもりですが、具体的にマーケティング部門のどの辺りの人をターゲットにするかで、コンテンツの内容も変えなければいけなかったのではないか、と今更ながら思っています。
反省2. 競合となるコンテンツを分析していなかった
コンテンツの中身についても反省すべき点はたくさんありました。上位表示させたいキーワードが決まっているのであれば、Googleなどで上位に表示されるコンテンツのうち、最低でもTOP10ぐらいはリストアップして「分析」をするべきでした。
中身を分析してみる
ということで、中身を分析してみましょう。
コンテンツを上位表示させるには、リストアップしたコンテンツを上回る内容のコンテンツをつくればいいのですが、これはすごく難しいことです。競合のコンテンツを分析するのであれば、必須となるのは以下の項目あたりでしょうか。
- どういうターゲットを想定して書いている記事なのか
- その記事の“What’s to say”は何か
- SNS上での反応はどうか
- なぜそのコンテンツが読まれているのか
- 誰が拡散しているのか
これらをベースに、「どうすれば対象を上回る内容のコンテンツを作ることができるのか」について、考えていきましょう。あわせて、有識者に聞く、専門書で調べるなどの情報収集を徹底しましょう。専門的な内容の記事を書くのであれば、ただ調べて終わりとするのではなく、きちんと裏を取る必要もあります。
反省3. タイトルが悪ければ読まれない、ということへの意識が低かった
今更ですが、タイトルは大切です。たとえばSNSにおけるタイムラインの流れはとても速いです。その速い流れの中で、ユーザの目に留まるようなタイトルになっていなければ、せっかくいいコンテンツを作っても読まれない可能性が極めて高くなります。
タイトルのつけ方についてはこちらの「Webライターなら知っておくべき「読まれる」記事タイトルの付け方7選」という記事が参考になるのですが、ポイントをまとめると
- 読めば“自分の役に立つ”ということが一目でわかる
- タイトルと記事の内容が一致している
- 具体的な数字が入っている
- 簡単に成果が得られることがわかる
- 読み手が実際に使う言葉が入っている
- 簡潔で短いものとなっている
- インパクトがある
というあたりになります。
こう考えると、適当につけたタイトルだったなー、というのが今振り返ってみるとよくわかります。
反省4. 専門的なツールを使っていなかった
上位表示を狙うなら、やはり専門的なツールを利用してきちんと分析をしないといけませんよね。
そこで今回、僕が以前に書いた記事と、「オウンドメディア」というキーワードで現在1位のYURASというサイトを、あらためて比較してみました。
今回使用したツールは以下の通りです。
- SEOチェキ!
- ohotuku.jp
- hanasakigani.jp
そして比較結果がこちらです。
自分ですぐにどうにかできそうなのは、キーワード数、キーワード比率、あるいはh2以降のタグの数あたりでしょうか。もちろんこれらの評価はサイトのさまざまな要素で決定されるものなので、1つの記事だけで改善できるような部分は少ないのかもしれません。
しかし当時はこれすらも見ていなかったわけで、まずはできることから1つ1つ改善していくことが大切だなと思いました。
まとめ
こうして振り返ってみると、2ヶ月前の自分に足りなかったのは以下の3点だったように思います。
- ペルソナが不明確
- 伝えたいことがよく分からない
- キーワード足りない
もちろん、これらをやっていたからといって、確実に今よりも検索結果が上位になっていた保証があるわけではありません。
しかし、大切なのはまず「意識」をすることです。そして結局一番重要なのは良質なコンテンツですので、今回の反省を活かして工夫をしつつも、「読者がどんな情報を欲しているか」について1番のアンテナを張っておきたいなと思いました。
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました。それでは、また!