おすすめのWeb問診システム7社の特徴・料金・機能まとめ

おすすめのWeb問診システム7社の特徴・料金・機能まとめ

Michitoshi Kudo

Michitoshi Kudo

Web問診システムとは、病院やクリニックで記入する問診票の代わりに、顧客がスマホなどの端末を使って記入するシステムのことです。来院前に入力を促すことができ、混雑緩和・受付時間の短縮などが期待できます。

本記事では、「Web問診システムを導入したいが、数が多くどれが最適かわからない」「導入にはどれくらいの費用がかかるんだろう」といった悩みを解決できるよう、業界内でも知名度の高いWeb問診システムツールを中心にその特徴や料金を紹介しています。

さらに、導入時の注意点やシステム選びにまつわるよくある疑問にも焦点を当て、安心して導入を進められるような情報をまとめました。

記事を読む前に
Web問診システム単体での導入をご希望ですか?電子カルテにはWeb問診機能を兼ね備えたものもあり、一元管理ができて便利です。電子カルテのメリット・デメリットやおすすめの電子カルテシステムはこちらの記事をご覧ください。

知名度が高い・導入実績の多いWeb問診システムから選ぶ

Web問診システムの有名どころである以下3社は、いずれもパッケージ化されており導入コスト削減や時短につながる反面、カスタマイズ性がイマイチというデメリットも。

必要機能に対して不十分と感じたら、追加で機能開発できるようなシステムを選ぶことをおすすめします。

>>カスタマイズの自由度が高いWeb問診システムはこちら

メルプWEB問診|チャットで回答できる問診システム

メルプWEB問診出典:メルプWEB問診

メルプWEB問診は、チャット形式で入力した問診票を電子カルテシステムに送信できるシステムです。

問診内容は自由に作成でき、カルテに反映する文言まで細かく設定できるため、既存カルテのフォーマットにあわせた運用ができます。オンプレミス型の電子カルテとの連携も可能です。

会社名 株式会社HERO innovation
主な機能 ・チャットシステムの問診票
・各診療科別・症状別・検査別の問診テンプレート
・シェーマ機能
・ワクチン問診機能(電子署名機能)
・お知らせ配信機能
・問診内容の集計機能など
他言語 英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語
外部機能との連携 ⚪︎(ほぼすべての電子カルテシステムへ送信可能)
導入後サポート あり(チャットサポート)
料金 初期費用11万円(税込)、月額1万6,500円(税込)

SymView|月間問診登録数100万件突破

SymView出典:SymView

SymView(シムビュー)は、患者の症状や年齢・性別など、条件ごとに質問を出し分けられるクラウド型WEB問診システムです。2023年には月間問診登録数100万件突破し、Web問診システムの中では国内最大級といえます。

他のWeb問診システムと比較すると、ビデオ通話機能が備わっているのが大きな特徴で、オンライン診療サービスをおこなう院で多く導入されています。

電子カルテ「メディコムシリーズ」とのAPI連携が可能です。

会社名 株式会社レイヤード
主な機能 ・各診療科目や症状、目的ごとの問診テンプレート
・ビデオ通話機能
・シェーマ機能
・お知らせ配信機能
・電子署名機能
・画像アップロード
・アンケート集計機能など
他言語 英語・中国語・韓国語・ポルトガル語
外部機能との連携 ⚪︎
導入後サポート あり(カスタマーサービス部門あり)
料金 初期費用16万5,000円(税込)、月額1万6,500円(税込)

ユビーAI問診|多言語対応で電子カルテに自動反映

ユビーAI問診出典:ユビーAI問診

ユビーAI問診は、2017年より提供されているAI搭載型のWeb問診システムです。患者の主訴や回答内容に応じて質問を出し分けし、問診票を完成させます。

入力された問診結果は、医学用語に変換され、カルテに最適化した文章として自動出力。コピー&ペーストのみで電子カルテに反映可能です。

会社名 Ubie株式会社
主な機能 ・問診内容のカスタマイズ
・シェーマ機能
・紹介状の自動生成など
他言語 ー(今後英中韓に対応予定)
外部機能との連携 ⚪︎ (多数の電子カルテや予約システムと連携可能)
導入後サポート あり(院内説明会あり)
料金 要問い合わせ

 

カスタマイズの自由度が高いWeb問診システムから選ぶ

DXカルテ|予約・問診、電子カルテや決済まで一元管理

DXカルテ出典:DXカルテ

DXカルテは、病院や治療院向けの電子カルテです。予約受付から事前問診、会計、集客まで全てこれひとつで管理でき、また追加機能の開発ができるなどカスタマイズ性にも優れています。

これからDX化を進めていく院や、既存システムからの乗り換えを検討している院におすすめです。医療機関以外にも、介護施設や治療院・サロンなどに多く導入されています。

会社名 株式会社LIG
主な機能 ・LINE連携(Web予約)
・問診内容のカスタマイズ
・シェーマ機能
・自動受付、スケジュール反映
・電子カルテ機能
・顧客分析機能など
他言語
外部機能との連携 ⚪︎
導入後サポート 電話サポート(平日10:00~19:00)
オンライン面談ツールを活用したサポート
チャットサポート
料金 初期費用10万円、月額費用9,800円〜(プランによる)
※追加機能開発は別途お見積もり

>>DXカルテの詳細はこちら

アンビーWEB問診|多言語対応の問診システム

アンビーWEB問診出典:アンビーWEB問診

英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、ポルトガル語など、14言語に対応しているWeb問診システムです。多言語で入力したものは日本語に変換されるため、翻訳の手間がかかりません。

質問項目については、診療科別のテンプレートが用意されているほか、カスタマイズして作成可能です。

また、院内のタブレットからの記入の他に、患者自身のスマートフォンで事前に回答できるため、院内での待ち時間を短縮できます。

会社名 Ambii株式会社
主な機能 ・問診内容のカスタマイズ
・カルテ連携
・ワクチン予診票
・シェーマ機能(準備中)など
他言語 英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、ポルトガル語など、合計14言語
外部機能との連携 ⚪︎
導入後サポート あり(個別での質問回答)
料金 要問い合わせ

価格重視!安いWeb問診システムから選ぶ

アポクル問診|誰でも使いやすいシンプルなデザイン

アポクル問診出典:アポクル問診

アポクル問診は、患者の回答によって問診内容の出し分けができるドリルダウン型のWeb問診システムです。シンプルなデザインで不慣れな人でも使いやすくなっています。

初期費用は10万円、利用料金はCalooプレミアム掲載(口コミサイト)への掲載を条件に月額1万円です。

なぜ安いのか不安になりますが、他にも複数の医療機関向けシステムを提供していることから、低価格を実現されているとのこと。動物病院向け問診システムの「アポクル予約ペット」も提供しています。

会社名 カルー株式会社
主な機能 ・問診内容のカスタマイズ
・予約システムとの連携
・電子カルテとの連携など
他言語
外部機能との連携 ⚪︎
導入後サポート あり(専任担当者がつきます)
料金 初期費用100,000円
Calooプレミアム掲載で10,000円/月
アポクル単体で20,000円/月

Medical TQ|iPadを使った電子問診票アプリ

Medical TQ出典:Medical TQ

Medical TQは、iPadを使ったタッチパネル式の電子問診票アプリケーションです。導入時にインターネット環境の整ったPCとiPadを準備する必要がありますが、月額利用料は端末5台までで3,000円と、ランニングコストを抑えることができます。

患者自身の端末を利用するWeb問診システムと比較すると、高齢者が多い地域や診療科目でも対応しやすく、問診票のカスタマイズや電子カルテとの連携もできます。

30日間の無料トライアルを実施しているので、使用感を確認してから導入できるのも嬉しいポイントです。

会社名 株式会社ユー・アイ・エス
主な機能 ・問診内容のカスタマイズ
・シェーマ機能
・電子署名機能など
他言語
外部機能との連携 ⚪︎
導入後サポート 初期費用10万円
料金 月額利用料:3,000円(端末5台)
電子カルテ連携費用:月額1,000円
※その他オプション機能は別途料金がかかります。

【導入前に必読】Web問診システムの選び方

これは絶対に押さえるべき!というポイント3つをまとめています。

外部システムとの連携機能は必須

Web問診システム単体での利用を検討中の場合、その他システムとの連携可否については必ず確認すべきです。

今回紹介したWeb問診システムではほとんどの電子カルテ・予約システムとの連携が可能ですが、既存システムがあるなら必ず連動可否を確認してください。

また、連動可能でも操作方法が著しく異なると不便に感じることもあります。快適に運用するには、既存システムとの親和性も含めて比較することが大切です。

高いセキュリティレベルのものを選ぶ

多くのWeb問診システムはクラウド型が主流ですが、オンプレミス型と比較するとややセキュリティ面に不安があります。

Web問診システムは多くの個人情報を扱うものです。セキュリティ面の脆弱性はシステム停止や情報漏洩につながる恐れがあり、仮にそのような事態になれば、企業の信頼度は落ち、事業継続が困難になることも考えられるでしょう。

クラウド型のWeb問診システムを選ぶ際は、経済産業省が公表している安全管理ガイドラインに準拠したセキュリティシステムであるかを確認し、より高いセキュリティレベルを求める場合には自社でセキュリティ対策を行うなどの対策が必要です。

細かな機能・操作性にも着目して

「健診はこの時間だけ」「枠数とは無関係に予防接種は1日10件まで」など細かな設定が可能かどうかも確認しておくことをおすすめします。

また、Web問診システムは老若男女が利用するシステムなので、誰にとってもわかりやすい操作性であることも大切です。

予約の取りやすさは初診・再診問わず、来院率、強いては集患にも影響しますので、ぜひしっかりと比較してください。

導入時の注意点

Web問診票は、診察の効率化や待ち時間の削減などのメリットがある一方で、注意すべき点もあります。

特に注意したいのは、インターネット環境のない患者、スマートフォンやタブレット端末の操作が不慣れな患者に対するフォローです。特に高齢者はデジタルリテラシーが不十分なことが多く、適切なサポートをおこなわないと誤診や遅延につながります。また、対面での問診と比較するとサポート内容に対して不足感を感じることもあるでしょう。

このような課題を踏まえ、紙の問診票を併用したり、患者に対する説明フローを準備することも大切です。

さいごに

Web問診システムを紹介しました。Web問診システムは医療分野を中心に導入が広がっており、今後ますます必要不可欠なツールとなります。

気になるWeb問診システムがあれば、実際にデモ画面を触り使いやすさを試してみてください。また、自院の顧客に合わせたシステムであることも考慮して選ぶことをおすすめします。

弊社のDXカルテでは、Web問診システムを含む全ての業務を一元管理可能です。追加機能の開発、DX支援に向けたコンサルタントによるサポートもおこなっておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

DXカルテのお問い合わせはこちら

※問い合わせ項目は、SaaS導入を選択してください。

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アクセンチュア株式会社にて、スクラッチ・パッケージ開発のデリバリー部隊に所属。100人規模のSIプロジェクトを多数経験。SI経験15年以上。経験領域はアプリ、IF、データ基盤、インフラ。クライアントファーストを信条にソリューションの提案からデリバリーまで幅広く実施。

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