「数を追うだけのエージェント」でいいの?LIGが“ただの人材会社”じゃない理由【座談会】

「数を追うだけのエージェント」でいいの?LIGが“ただの人材会社”じゃない理由【座談会】

Natsumi Okamoto

Natsumi Okamoto

「もっと候補者に深く向き合いたいのに、追うべきは数字……」
「企業側のリアルが見えないまま、提案し続ける日々にモヤモヤする……」

人材会社として働くなかで、そんな葛藤を抱えたことはありませんか?

今回は、Web制作会社である弊社LIGが立ち上げた人材紹介事業「LIGエージェント」で働く3名のメンバーに集まってもらい、座談会を開催しました!

大手エージェントやフリーランス専門エージェントで経験を積んだプロたちが、どうして次のキャリアの場にLIGを選んだのか?

大手から転職してきたCA(キャリアアドバイザー)、フリーランス支援のプロ、そして事業をゼロから作った責任者。異なるバックグラウンドを持つ3人が口を揃えて語ったのは、業界の常識とは少し違う「LIGならではの働き方」でした。

ico 大澤 昇平(しょうへい)|LIGエージェント 責任者大手テーマパークや人材サービス企業で人事・採用を経験後、2022年にLIGへ参画。自身の経験を活かし、人材事業「LIGエージェント」をゼロから立ち上げた。事業のビジョンとメンバーの成長を誰よりも考える、チームの頼れるリーダー。
ico 横堀 翔(ぼり)|LIGエージェント キャリアデザイナー自衛隊から、クリエイター専門の大手人材会社へキャリアチェンジ。CAとして多くの求職者を支援するなかで、LIGと出会う。求職者と企業の双方に深く関わりたいという想いを実現すべく、2025年にLIGへジョイン。
ico 渡辺 裕樹(なべにぃ)|LIGエージェント キャリアデザイナー有名コーヒーチェーンで10年間ストアマネージャーを務めた後、IT業界へ。フリーランス専門エージェントで5年半、エンジニアのキャリア支援と参画中サポートを経験。自身のキャリアの幅をさらに広げるため、2025年にLIGへ。

人材業界からどうしてLIGに?

ぼり(LIGエージェント キャリアデザイナー)▲ぼり(LIGエージェント キャリアデザイナー)

ぼり:僕は前職で、クリエイター専門の人材会社でCAとして求職者の方をメインに担当していました。やりがいはあったんですが、求職者の方と深く関わるほど、「自分が紹介する企業側のことを、もっとリアルに知りたい」という気持ちが強くなっていったんです。

それで「両面型」で働きたいと会社に相談したんですが、体制的に難しいと言われたのが転職のきっかけです。

なべにぃ:僕もほぼ同じですね。ITフリーランスの方の案件探しや参画中のサポートを経験して、次のステップとして未経験だった企業側の開拓、つまりRA(リクルーティングアドバイザー)の仕事に挑戦して自分のキャリアの幅を広げたいと思ったんです。

でも社内での実現が難しかったので、転職を決意しました。

しょうへい:二人とも「分業制」に課題を感じていたんですね。その気持ち、すごくわかります。採用する側とエージェント側、両方を経験すると、片方だけの情報で動くことの難しさはよくわかりますから。

両面で動くのは大変な部分もありますが、候補者と企業、どちらにもつながっておける。だからこそ成果が出るのかなと思います。

業界平均10倍のマッチング率。鍵は“質”をとことん追求するポートフォリオ添削

しょうへい(LIGエージェント 事業責任者)▲しょうへい(LIGエージェント 事業責任者)

しょうへい:LIGエージェントの強みでもある「マッチング率の高さ」についてですが、経験者である二人の視点から見て、どうして数字が出せていると思いますか?

ぼり:いろいろあると思いますが、まず書類選考の通過率がぜんぜん違いますね。前職と比べると、2〜3倍は違うと思います。

しょうへい:それはかなり大きな違いですよね。その一番の理由って、ぼりさんとしては何だと思いますか?

ぼり:ポートフォリオの添削がすごく手厚いことだと思います。LIG自体がWeb制作会社であるからこそポートフォリオの良し悪しを詳しく理解しているので、「企業が求めるポートフォリオ」を目指して、ときには数か月の期間を経て完成まで添削を重ねます。

この添削を通して、クリエイター自身や他のエージェントも気づいていない「ポートフォリオの作り方」があるんだなって、僕自身も学んでいますね。

しょうへい:やはりそうですよね。この事業を始めたときから、クリエイティブ業界の圧倒的な課題は「ポートフォリオ」だと感じていました。ポートフォリオを磨けばその方の魅力がさらに伝わる、だからこそ、添削には力を入れています。焦って応募をしてもポートフォリオが雑でぜんぜん良さが伝わらない。書類選考が通らないって経験をされた方も多いはずです。常に「自分が採用担当者ならどう見るか」という視点で見ていますね。

ちなみに、その方の人生を考えると安易なことは言えませんから、ときには厳しくフィードバックすることもあります。添削を重ねて3ヶ月間以上かけて完成した方もいましたね。

ぼり:相手のことを考えて厳しく伝える、というのは大事ですよね。

しょうへい:はい。というのも、歩留まり、つまり決定率さえ上がれば、無理に数で勝負する必要はないんです。だからこそ、最初の質を徹底的に高めることを大事にしています。

なべにぃ▲なべにぃ(LIGエージェント キャリアデザイナー)

なべにぃ:最初の質へのこだわりが、結果的に高いマッチング率につながっているんですよね。しょうへいさんがよく言うんですが、「書類選考を通過しなければ、そもそも打席に立てない」ので。

そこを突破するために力を入れているんです。ここまで一人ひとりに向き合うのは、LIGエージェントならではだと思います。

CA・RAからマーケティングまで。領域を越えるから、仕事はもっと面白くなる。

しょうへい:なべにぃさんは、念願だったRA業務を実際にやってみて、どうですか?

なべにぃ:企業の方と直接お話しできるのはすごく面白いです。もちろん、候補者の方と企業の方、両方の間に立つので、ときには難しい場面もありますが。

でも、両方を深く知っているからこそ「この人なら合いそうだ」という解像度が格段に上がるんですよね。

しょうへい:情報のズレがなくなるってことですよね。ぼりさんは、LIGに入ってから業務の幅が広がった印象です。

ぼり:はい。RA業務も初めてですし、マーケティング分野もLIGに来てからの新しい挑戦です。広告運用やイベント企画といった集客施策にも関わらせてもらっています。

先日は初めてLIGブログの執筆をしたのですが、情報をまとめる作業が意外と好きだなっていう新しい発見もありました。

▼そんなぼりさんが「新しい挑戦だった」と語る初執筆の記事はこちら。人材のプロとしての知見で、若手採用のコツを詳しく解説しています。

しょうへい

しょうへい:お二人とも領域を越えて楽しんでいるのが伝わり、嬉しいです! もちろん事業がまだ小規模だからという側面はあります。でもそれ以上に、全員がCAもRAもマーケティングも、全部の数字を理解している状態が理想だと思っていて。

自分の担当領域だけじゃなく、事業全体を自分ごととして捉えることで、個人のスキルアップにもスケールアップにもつながると考えています。

「LIGさんだから」——制作会社が母体であることの、揺るぎない信頼。

しょうへい:LIGがWeb制作会社であるということも、LIGエージェントの大きな特徴ですよね。二人は企業とのやりとりのなかで、それを強みだと感じる場面はありますか?

なべにぃ:それはすごく感じますね。以前、ある企業の方から「大手のエージェントだと、求めているスキルとずれた方が送られてくることが多くて。LIGさんならデザイナーのスキル感をちゃんと理解してくれると思って、助けを求めました」と直接言っていただいたことがありました。

しょうへい:たしかに企業側も、LIGの制作会社としての実績を信頼してくれていると感じる場面は多いですよね。

なべにぃ:はい。「制作会社だからデザインの知見もあるし、ニーズを汲み取ってくれるだろう」という期待は感じますね。

それに、実際にLIGの人事やクリエイターと同じオフィスで働いているので、求めるスキルセットやマインドセットといったリアルな情報を常にキャッチアップできるんです。社内で基準の高い採用をしているからこそ、僕らも今の採用トレンドをしっかり押さえられているんだと思います。

ぼり

ぼり:あとは、LIGエージェントのスタイル自体が自分には合ってると思います。ただ数をこなすのではなく、候補者や企業との関係を築いて「LIGのファン」を増やしていくような働き方なので。

ちなみに、しょうへいさんはそもそもどういう経緯でこの人材事業を立ち上げられたんですか?

しょうへい:そうですね。もともとは、僕自身の専門分野である「人事・人材」の経験を活かしたい、という想いがありました。

そんななかで、LIGが運営するWebクリエイタースクール「デジLIG」の出口支援として職業体験型の紹介をやってみたら、ある会社で数名の未経験者が採用につながって。これが大きな成功体験になり、本格的に事業としてやっていこうと決めました。

ぼり:そうですよね。きっとそれが今のLIGエージェントの原点になっているんですね。

しょうへい:はい。スクールで長年、一人ひとりと向き合ってきた文化が、そのままLIGエージェントの基礎になっている感覚ですね。卒業して5年経っても相談に戻ってきてくれる方もいるんですよ。

ぼり:素敵な関係性ですよね。僕も候補者の方と接するなかで「LIGだからこそ」の信頼を感じることがあります。企業の方にも候補者の方にも、「LIGですね」とすぐにわかってもらえるのは大きいですね。「なぜならLIGだからです」という一言に説得力があるというか。

そもそも僕自身、前職時代に担当した方がLIGに入社したのがきっかけで、この会社に興味を持ったんです。

なべにぃ:そうだったんですか! すごいご縁ですね。

ぼり:はい。それで興味を持って調べてみたら、人材事業もやっていることを知って。RAもできるし、もう「行くしかない!」ってなったんですよ(笑)。

LIGエージェントのこれからについて

しょうへい:この人材事業はまだ始まったばかりなので、これから何十倍、何百倍にも成長していけると思っています。LIGエージェントも今後はデザイナーやディレクターだけでなく、エンジニアやマーケター、ハイクラス層にも領域を広げていきたいですね。

なべにぃ

なべにぃ:そうですね。どんどん領域が広がっていくので、一緒に働く仲間がほしいですね。

ぼり:僕もそう思います。スキルというよりは、何でも「やってみたいな」って思える前向きさがある人にぜひジョインしていただきたいです。壁にぶつかっても、ポジティブに変換して取り組めるような。

なべにぃ:スキルや知識は入社してからでもキャッチアップできると思うので、それよりも「チームで何かを成し遂げたい」という考え方の人がフィットする気がします。

自分の枠にとらわれず、チャレンジし続けられる方だと嬉しいですね。僕たちも今、模索しながら進めているので。

しょうへい:本当にその通りですね。この事業は、まだたくさんのことを作っていけるフェーズです。決まったやり方をこなすのではなく、どうすればもっと良くなるか、その「How」を一緒に築いていってくれる人に来ていただけたら嬉しいですね。

ぼり:決まった正解がないからこそ、自分たちで事業を創っていく面白さがありますよね!

しょうへい:まさにその通りですね。今日は二人とも、リアルな話をたくさん聞かせてくれてありがとうございました!

なべにぃぼり:ありがとうございました!

💡座談会でわかった、LIGエージェントで働く3つの魅力

  • ポイント①:キャリアの幅が広がる「一貫体制」
    CA・RA・マーケティングまで、人材紹介の全領域を一貫して担当。事業全体を捉える視点と、幅広いスキルが身につく環境です。
  • ポイント②:「質」を追求する圧倒的なポートフォリオ添削
    業界平均10倍のマッチング率を支えるのは、Web制作会社の知見を活かした「ポートフォリオ添削」。「数を追う」のではなく、一人ひとりの成功に本気で向き合うのがLIGエージェントのスタイルです。
  • ポイント③:制作会社とスクール事業がもたらす「信頼」
    Web制作会社としての専門性と、スクール事業で培った文化。この2つが、企業と候補者の両方から寄せられる「信頼」の源泉となっています。

さいごに

LIGの人材事業「LIGエージェント」で働く3名の座談会、いかがでしたでしょうか?

「もっと候補者と企業、双方に深く向き合いたい」

そんな想いからLIGへ転職してきた、ぼりさんとなべにぃさん。お二人の話からは、分業制への課題感と、領域を越えて挑戦できるLIGエージェントの働き方への確かな手応えが感じられました。

しょうへいさんが語る「質へのこだわり」は、業界平均の10倍というマッチング率にもつながっています。その根幹にあるのは、制作会社としての知見を活かした「ポートフォリオ添削」と、スクール事業から受け継がれる「一人ひとりと向き合う文化」。これこそが、LIGにしか作れない価値なのだと伝わってきました。

3名が共通して口にしていた「前向きさ」と「変化を楽しむ姿勢」。決まった正解がないからこそ、チームで協力しながら事業を創っていく。そんなポジティブな環境がLIGエージェントにはありました。

「この人たちに、自分のキャリアを相談したい!」と感じた方へ
企業への深い解像度と、Web制作会社LIGならではのポートフォリオ添削。LIGエージェントが、その知見を活かして転職活動をサポートします。まずは、これからのキャリアについて、あなたの想いをお聞かせください!
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今回の座談会で話を伺った3人のように、何でも前向きにトライしたい方にとってLIGはぴったりの会社です。今後のキャリアやLIGでの働き方について、まずはカジュアルにお話しする機会を設けています。お気軽にご連絡ください。

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都内の制作会社でWebデザイナーとして2年間勤務した後、10代からの夢だったカナダ・バンクーバーへの渡航を実現。元々文章を書くことが好きという理由から、現在はLIGのライターとして、カナダからリモートでLIGブログの執筆や編集を修行中。LIGのメディアを通じて、カナダとLIGの架け橋になりたいと思っている。

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