心折れないためのワーママの心得!意識低めママ歴4年の私がお伝えします

心折れないためのワーママの心得!意識低めママ歴4年の私がお伝えします

Ayano Sajiki

Ayano Sajiki

4歳息子と2歳娘を育てているあやまんです。

LIGに入社してから、結婚、二度の出産とさまざまなライフイベントを経験しました。

職場復帰してからは、働きながら子育てするってこんなに大変なことなのかと毎日思っています。ほんとに何度心が折れたことか……。

ママ歴としてはまだまだ新米のわたしですが、心が折れかけるたびになんとか延命してきまして、先日社歴7年目を迎えました。

今回は、いままさに心折れそうなワーママのみなさまに向けて、大変僭越ながら「これはよかったかも」と思う、心がけや対策についてシェアしていきます。

ico 人物紹介:あやまん2歳・4歳を育てながら、フルタイムで働いている。プロママでもなんでもない意識低めママ。1日中子どもといると発狂しそうになる。料理は苦手。

お仕事編

▲耐えろ。とにかく耐えるのだ……

まずはお仕事関係から。会社や個人の状況によるのでまったく参考にならないかもしれませんが……!

とにかく子どもが小さいうちは「うそだろ?」ってくらい休みまくりますよね。

LIGにはありがたいことに「子の看護等休暇」が子ども1人につき6日支給されるので、わたしの場合は年間12日子ども関係のお休みが取れます。それでも足りないくらい休みまくっているわけですが。

もはや休むこと前提で「いかに被害を抑えて乗り切るか」ということばかり考えています。全体的に意識低めです

差し込みの依頼事は即日対応!

毎日やっていること、もともと持っている自分のタスク以外に、差し込みで入ってくる依頼ってあると思うんです。

「明日でいいか」と思っていると、痛い目にあいます。1分後に保育園お迎えの連絡がきて、そのまま1週間休むかもしれません。

結局できなかった……ということになりかねないので、できるだけ即日に取り掛かるように心がけています(できてないことも多々あります本当にすみません)。

仕事は無理して受けない

もともとはどんな仕事も「はい、喜んで!」の精神で取り組んでいましたが、悲しいことにそんな自分も最近は鳴りを潜めています……。

子どもが生まれてからは同じペースで仕事をするのは無理だと痛感し、「ちょっと余裕がないかも」と思ったら、自分の存在を消すようにしています。

悲しいことですが、自分を過信してはいけません。1分後に保育園からお迎えの連絡が来るかもしれないのですから……。

病児保育を活用する

最初は「預けてまで……」なんて思っていましたが、一度預けてしまえば、なんてことなかったです。もう頼りっぱなしの制度で、病院も顔パスレベルです(笑)。

わたしが利用している施設は病院に併設されており、診察や鼻吸い(病院のすごいヤツ)もしてくれるので、むしろ家でお世話するよりも安心感があります。

保育園よりも多少預け時間は短くなりますが、終日お休みをいただいていたころに比べるとかなり状況がよくなりました。しかもLIGは1時間単位で子の看護等休暇が取得できるので、勤怠に穴を開けずに済んでおります(ボコボコがポコポコくらいに改善された)。

ハードルが高く感じている方は一度預けてみると、意外となんてことないですよ! まだの方は、一度お近くの施設を調べてみてはいかがでしょうか。イメトレしておくといざというときにも安心です。

休み傾向を把握する(気持ちの問題)

何回か季節を巡ってみると「この曜日に休む傾向が高い」っていうのがなんとな〜く見えてくると思うんです。

私の場合は、病児保育が休みの木曜日にお休みする傾向があります。都市伝説レベルの感覚ですが、木曜日は出勤できない確率が高いので、大事な予定は入れないようにしています。

また季節ごとにもお休み傾向は変わりますね。冬はインフルエンザやノロウイルスなどやっかいな感染症が流行るので、他の季節に比べて休みが長引きがちです。子どもが生まれてからは冬が嫌いになるくらい、毎日不安な夜を過ごしています(突然の嘔吐はトラウマレベル)。

冬は業務がスタックする可能性が高いので、それを見越した業務計画を立てるとよいかもしれません。そんなこと個人の裁量できるのか謎ですが。

せめて他の季節よりは「休んだとき対策」を万全にしておくことはできるはず……!

みなさんも何かデータを取ってみると、意外な傾向が見えてくるかもしれません。

できるだけインハウスの仕事に寄せてもらう

これは私の場合の話です。

いつも感じているのは、インハウスのお仕事でよかった……という点

もちろんインハウスだからたくさん休んでいいということはなく、たくさんの人に迷惑をかけているのは間違いありません。でも、社内の仕事だと調整がしやすく、急な休みにも比較的対応してもらいやすいと感じています。

クライアントワークの場合、お客様に直接ご迷惑をおかけしてしまうプレッシャーがあるので、精神的な負担が大きくなりがち。私の場合は、チーム内でカバーし合えるインハウス業務のほうが働きやすいなと感じています。

生活編

▲「床に落ちたものを……!」なんて時期もありましたが、いろいろ諦めました。

プロママでもないし、正直たいしたことはやってないのですが、あえて挙げるならこれってことをご紹介します。

便利家電への投資を惜しまない

初期投資はかかりますが、我が家では時短につながる家電は積極的に導入しています。ちょっとでも楽をしたい。

▲我が家の日常

掃除にしても、小さい子がいるうちは、食事のたびに床がもうぐちゃぐちゃのめちゃめちゃになりますよね。

「なんでこんなところに?」って場所にもお菓子のゴミやら何やらが散らばっているので、お掃除ロボットは我が家の必須アイテムになっています。知らないうちに床にお絵描きなんかもされていることがあるので、水拭きもしてくれるすごいやつがおすすめです。

あとはガス乾燥機の乾太くん。何かとすぐ服を汚すし、毎日保育園から汚れた服をいっぱい持ち帰ってくるし、4人家族ですが毎日2回は洗濯機を回しています。ドラム式洗濯乾燥機時代は、1サイクル4時間くらいかかっていたのが、乾太くんを導入してからは1時間ちょっとに短縮されたので、もうQOL爆上がり。ガス乾燥機は子育て必須アイテムなのではないでしょうか。

その他ホットクックや哺乳瓶とかに使う除菌乾燥機なども買ってよかったアイテムですね!

料理は諦める

料理が苦手なママにとっては、子どものごはん作りは大いに課題になるのではないでしょうか?

そもそも作るのだってハードル高いのに、頑張って作ったとしても食べないんですよね。これは渾身の作! と思って出してみても、一口も食べられずに終わるなんてことも普通にあります。

だからもう頑張るのを辞めました

引用:超えてく×お料理セット|生協(コープ/COOP)の宅配パルシステム

とってもおすすめなのが、パルシステムのお料理セット。カット済みの野菜や調味料がセットになっていて、フライパンで炒めるだけ。

仕事終わりの15分でできます。楽だからか、まったく食べられなくてもダメージが少ないです。何回か頼んでいくうちに、子どもの好みがはっきりしてくるので、食べるものだけをリピートで頼んでいます。

注意点としては消費期限が短いこと。カット済み野菜が入っているからか、2〜3日しかもちません。

私は月曜日に届くサイクルにしていて、月曜日、火曜日、あわよくば水曜日までこの料理セットで済ませて、木曜日はややサボりデーで冷凍のうどんとかラーメン日(とてもよく食べる)。金曜日は完全サボりデーとして、お店で買ったりしています。

もともと料理をしなかったタイプなので、キッチンに立つだけで自分偉いなって思ってます(笑)。

誰かに依存しない頼り方をする

うちは非常に恵まれた環境でして、同じ敷地内に私の両親が住んでいます(子育てのためにUターンしてきた)。これだけでもうイージーモードですよね。

私も最初のころはそう考えて、ずっと保育園のお迎えをお願いしていたんです。が、両親にも予定があるので、急に都合が悪くなることもしばしば。そんな日はわざわざ早退をしてお迎えに行っていました。

ふだんお迎えに行ってもらっている手前、強くは言えない。他にも近い距離だからこそのモヤモヤはたくさんありました(これだけで一記事書けそう)。とにかくストレスが溜まる日々を過ごしていたので、自分で送迎できる環境を整えることにしました

LIGでは時差出勤制度(8〜17時、9〜18時、10〜19時の3つの時間帯から選べる)があるので、かなり柔軟に勤務時間を調整することができます。

正直ルーティンを変えるのはすごく勇気のいることでしたが、やってみると以前よりもストレスなく過ごせるようになりました!

頼ることも大切ですが、依存する頼り方はよくないんだなあと実感。「基本は自分でなんとかする、サポートはプラスα」と考えるようにしてから、精神的にも楽になりました。

メンタル編

▲土日のお出かけも大事。子どもが喜ぶ姿を見ることで「お仕事がんばろう!」という気持ちになります。

「よっしゃ、やったるぞ!」と気合をいれた途端、1週間休み。復帰するころには「あれ、なんの仕事してたっけ?」状態で、とにかく子育てしながらの仕事はモチベーションを保つのが本当に難しいなと感じます。

思うようにいかない毎日で定期的にヘラっていましたが、ここ最近は1週回って少し落ち着いてきた感じがします。上の子が4歳になり、一時期に比べて休む頻度が減ったのも大きいかもしれません(とか言いつつ、冬になったらまた休みまくって落ち込みはじめるのかも)。

とにかく大切なのは、冷静になることなのかなと思っています。

人と比べない

休みが続くと、これといった成果を出せず、仕事に全力コミットしているメンバーを羨ましく思うことが多々あります。

「自分にも時間があったら……」とないものねだりをしてしまうんですよね。どんどんネガティブになって、最終的には「辞めたい」と思うようになってしまいます。

そんなとき、「人と比べて辞めたいって思うのはもったいない。君の人生は君が決めて! その習い事(仕事)が嫌いになったら辞めちゃえばいい」と、どこかの教育系YouTubeで見かけて、ほんとにそうだなあと思いました。

せっかく好きな仕事(LIGブログの編集)ができているのだから、嫌になるまでは手放さないようにしよう! と常々思っています。

定期的にオフラインで交流する

LIGは「3歳未満児のパパママ」はフルリモートOKとなっており、わたしもフルリモートで働かせてもらっています。

遠方&子どもの送迎などあるのですごく助かっている反面、メンバーとの心の距離を感じやすいなとは思います。

「休みばっかで鬱陶しく思われてるんじゃないか」
「チームのために辞めたほうがいいんじゃないか」

休みが続いてしまうと、そんなモードに入ってしまうこともあります。

でも、月に一度出社すると、そんな気持ちが霧散するんですよね。メンバーにリアルで会ってみると、まじでみんないい人なんです。会うたびに、マイナスな感情がリセットされる感じがします。

「社会に戻ってきた」という感覚もありますし、気分が落ち込んだときにこそ出社するようにしています

他のワーママの体験談を見て冷静になる

「ワーママ 辛い」「ワーママ 仕事辞めたい」とかで検索してみると、たくさんの体験談が出てきます。思わず検索したことがある方もいるのでは?

「わかるわ〜」と共感する一方で、「私よりぜんぜん大変だな」と思うことが多いんですよね。

「会社の御局にグチグチ言われる」とか、「男性上司の理解がない」とか。LIGではそんなこと考えたこともねえや、自分は恵まれているんだな……とすっと、冷静になるんです

人と比べるなとか言っといて比較してるやないか、という声が聞こえそうですが、いいんです。自分が前向きな気持ちになれれば。

視野が狭くなりがちなときこそ、他の人の状況を知ることで、自分の置かれている環境を客観視できるのかもしれません。

落ち込んだときはいっぱい落ち込む

定期的にヘラるのはもうしょうがないので、たくさん落ち込みましょう。そのうち冷静になります。冷静になると、「もう少し頑張ってみようかな」という気になってきます(先送りにするともいう)。

この「あともう少し頑張ってみよう」が積み重なって、1年、2年と働き続けられている気がしています。

完璧主義になりすぎず、小さな延命を繰り返していくのが、わたしなりの働き続けるコツなのかなと思っています。

メンバーへの感謝を忘れない

これを忘れたらもう終わりだと思っています。助産師のHISAKOさんも言っていました。

巷では「子持ち様」という言葉もありますが、休みまくってるのを当たり前に思ってはいけません。周囲のサポートあってこそ、いまの生活が成り立っているんです。

比喩とかではなく、チームメンバーには一緒に育ててもらっているという感覚があります

いつも本当にありがとうございます!

いつか自分が助けられる立場になったら精一杯サポートしようと、いつも思っています。

Life is Good!

ワーママとして働くのは本当に大変ですよね。毎日がハードモードで、心が折れそうになることも多いです。

でも、ちょっとした考え方の転換とかで、だいぶ気持ちが楽になることもありました。完璧を目指さず、「今週もみんな無事に過ごせた」ということを一番大切にしながら、お互い頑張っていけたらいいですね。

同じような境遇の方、無理をしすぎず、心が折れそうになったときはこの記事を思い出してもらえたら嬉しいです。みんないろいろな事情を抱えていて、それぞれの大変さがあると思いますが、一緒にがんばりましょう!

LIGはパパママ社員が多く、本当に子育てに理解のある環境だと感じます。

もちろん甘えすぎは禁物ですが、「子どもがいても働き続けたい」と思う方にとって、とても働きやすい会社だと心から思います。

子育てと仕事の両立で悩んでいる方、転職を考えている方がいたら、ぜひ一度LIGを覗いてみてください。きっと同じような境遇の仲間がたくさんいますよ!

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一緒にLife is Good! な働き方を見つけていきましょう。

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渋谷の荒ぶるベンチャーにて採用人事として揉まれたのち、「文章が得意そう」という理由でスタートアップにライターとしてジョイン。メディアのノウハウを「LIGブログ」で学ぶ。読者でなく運営として携わりたいと考え、LIGへ入社。現在はLIGブログの企画、ライティング、編集を担当している。どんな記事でもそれっぽく仕上げるWordPress芸に定評がある。

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