同業者が選ぶエンジニア転職に強い転職エージェント7選

同業者が選ぶエンジニア転職に強い転職エージェント7選

Rei Nakabayashi

Rei Nakabayashi

こんにちは! 転職エージェント「ReNew by LIG Agent(リニュー)」キャリアデザイナーの中林です。これまで多くのエンジニアの方のキャリアチェンジのお手伝いをしてまいりました。

昨今転職エージェントが増えていく中で、クリエイターとしての転職を目指すにあたりどのエージェントを使えば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、「エンジニアにおすすめの転職エージェント」をキャリアデザイナーである私の目線からご紹介します。各エージェントの特徴、サポート体制などの観点から7社ピックアップいたしました。

すでにエンジニアとして活躍をしている方も、未経験からエンジニアを目指す方も、ぜひご覧ください!

エンジニア転職におすすめの転職エージェント7選

ReNew by LIG Agent(リニュー)|制作会社が運営するクリエイターのためのエージェント

https://liginc.co.jp/renew

私たちReNew by LIG Agent(リニュー)は、クリエイターでの転職を目指すみなさまにおすすめのエージェントです。WebデザイナーやWebディレクター、グラフィックデザイナー、UIデザイナーなど、クリエイティブ職に属するあらゆる求人をご用意しています。

企業のニーズに合った適切なアドバイスやサポートなど、18年続くWeb制作会社が運営するサービスだからこその現場目線の支援に強みがあります。ふだんクリエイターを採用する側の私たちが、いま現場に求められているスキルなどをお伝えさせていただきながら、みなさまの転職をバックアップします。

これまでクリエイター育成事業を通して年間1,000名以上のキャリアサポートをおこなってきた実績もあり、経験豊富なキャリアアドバイザーがみなさんのキャリアパスを一緒に描きます。経験者の方はもちろん、未経験者向けの求人や非公開求人もありますので、まずは無料登録してぜひご覧ください。

無料で会員登録してみる

ビズリーチ

出典:https://www.bizreach.jp/

ビズリーチは、ハイクラス・エグゼクティブ向けの転職エージェントで、特に経験豊富なプロフェッショナルや管理職層の求職者に強みを持っています。

ビズリーチの特徴的な点は、求職者自身が自身のプロフィールを公開し、企業からのスカウトを受けられる点です。これにより、より積極的に転職活動を進めることができ、ハイクラスなポジションへのアクセスもスムーズです。

また、専門のコンサルタントによる個別サポートやキャリアアドバイスも充実しており、戦略的な転職を実現するための支援が受けられます。

マイナビIT AGENT

出典:https://mynavi-agent.jp/it/

マイナビIT AGENTはIT業界に特化した転職エージェントで、特にエンジニアやIT関連職の求人に強みを持っています。最新の技術トレンドや業界動向に精通したコンサルタントが在籍し、個々のキャリアプランに応じた最適な求人提案をおこなってくれます。

求人情報も豊富で、ITエンジニアの年収アップ率は73.7%*と公表しています。転職活動のサポートだけでなく、スキルアップやキャリア形成に関するアドバイスも提供。長期的なキャリアの成長を見据えたサポートが受けられるのも魅力です。
※2021年10月1日~2022年9月30日の間に転職が決まった方で転職前の年収額を上回った割合(公式サイトより引用)

リクルートエージェント

出典:https://www.r-agent.com/

リクルートエージェントは、日本最大級の転職エージェントで、業界・職種問わず幅広い求人情報を提供しています。

転職支援実績はNo.1*で、特に非公開求人が多いのが特徴です。競争が激しい職種でも独自の情報を得るチャンスがあります。

履歴書や職務経歴書の作成から面接対策まで手厚い支援をおこなっているほか、転職後のフォローアップも充実。安心して新しい職場に飛び込むことができます。
※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および 4ヶ月以上の有期雇用の合計人数(2022年度実績を自社集計)2023年6月時点(公式サイトより引用)

ウィルオブ・テック

出典:https://willof.jp/techcareer/

ウィルオブ・テックは、ITおよびテクノロジー分野に特化した転職エージェントで、特にエンジニアやデータサイエンティストといった専門職の求人に強みを持っています。

公式サイトによると約7割が非公開求人で、大手からスタートアップ企業まで幅広く揃えているのも特徴です。

「候補者の方が長く活躍できるか」を重視しており、マッチング度の高い企業を約20社に厳選して提案。コーディングテストの模擬受験など、エンジニア業界ならではサービスもおこなっています。

type転職エージェント

出典:https://type.career-agent.jp/

type転職エージェントは、IT・営業・ハイクラス転職に強いエージェントサービスです。

求人数は27,000件以上あり、公式サイトによるとITエンジニアの転職支援では約80%の方が年収アップを実現させているとのこと。25年以上のサービス運営歴があり、求人票には記載のない独自の情報も伝えてくれるのが魅力です。

ワークポート

出典:https://www.workport.co.jp/

ワークポートは、IT業界や建設・製造業界に特化した転職エージェントで、これまで83万人の転職相談を支援した実績があります。

国内52箇所に拠点があり、全国規模で転職支援できるのが強みのひとつ。年収700万円以上のエンジニア職など高年収の求人も取り扱っています。

エンジニアの転職事情

エンジニアの転職市場は活発で、特にIT業界の需要が高まり続ける中、多くのエンジニアが新しいキャリアを求めています。

レバテック社の調査によると、ITエンジニア・クリエイターは求人数、転職希望社数ともに増加傾向で、2023年12月時点でのITエンジニア・クリエイター正社員転職求人倍率は12倍、正社員求人数は前年同月比129%、転職希望者数は前年同月比173%となっています。

近年は技術の進歩や企業のデジタルトランスフォーメーションの推進により、プログラミングに加えてクラウド技術、データ分析などのスキルを持つエンジニアは需要が高い傾向です。

また、リモートワークが一般化したことにより、場所に縛られない働き方が広がり、国内外を問わず幅広い職場選択肢が増えています。一方で、エンジニアに求められるスキルの変化スピードも早いため、常にトレンドをキャッチアップする姿勢と自己研鑽が重要です。

特に、AIや機械学習、ブロックチェーン技術などの先端技術に精通している人材は非常に高く評価されます。転職を成功させるためには、これらの新しい技術に対する学習意欲や実績をアピールできることが大きな強みとなるでしょう。

エンジニアの職種と仕事内容

転職希望者の中には、未経験からリスキリングを経てITエンジニア職に転職したいと考えている方もいらっしゃると思います。エンジニアと一言でいっても職種は多岐にわたり、それぞれが専門的な役割を担っているため、自分がどのようなキャリアを築きたいか考えることが大切です。

以下に職種の一例を紹介します。

職種 特徴
ソフトウェアエンジニア アプリケーションやシステムの設計・開発をおこない、コードを書くことが主な業務
フロントエンドエンジニア デザインをもとにユーザーインターフェースを構築し、使いやすさやデザイン性を重視したコーディングをおこなう
バックエンドエンジニア データベースやサーバー、システムのロジック部分など利用するユーザーには見えない部分の構築を担当し、システムが円滑に機能するようにする
ネットワークエンジニア インフラの設計や運用管理をおこない、企業の通信ネットワークを保守する

それぞれの職種において、専門的な技術や知識が求められますが、チームで協力しながらプロジェクトを遂行する能力も同様に重要です。

クリエイターの平均年収

エンジニアの平均年収は、職種や経験、企業規模、地域によって大きく異なります。厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「jobtag」によると、システムエンジニアの全国平均年収は557.6万円とされています。
※出典:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/314

ただし、経験年数やスキルによって相場は変わってきます。例えば、ソフトウェアエンジニアやウェブエンジニアの場合、未経験や若手の段階では年収300万~400万円程度が一般的ですが、経験を積むにつれて年収は増加し、シニアエンジニアやプロジェクトマネージャーのポジションに進むと年収700万円を超えることもあります。

特にクラウドエンジニアやAIエンジニア、データサイエンティストなど、先端技術に強いスキルを持つエンジニアは、年収が高い傾向にあります。これらの専門職では年収800万円以上、さらには1,000万円を超えるケースも少なくありません。

加えて、外資系企業やグローバルに展開している企業では、国内の平均よりも高い給与が提示されることが一般的です。

ITエンジニア業界の動向

ITエンジニア業界は急速に進化しており、クラウドコンピューティング、AI、IoTなどの新技術が大きな成長分野となっています。

特にクラウドサービスの普及により、開発環境は従来のオンプレミス型からクラウド型への移行が進んでおり、AWSやMicrosoft Azure、Google Cloudなどの主要なクラウドプラットフォームを活用できるエンジニアの需要が高まっています。

また、AIや機械学習の技術は、製造業や医療、金融など幅広い業界での利用が進んでおり、これらの分野でのエンジニアのスキルが重要視されています。

さらに、リモートワークの普及により、セキュリティやリモート管理に強いエンジニアの需要も増加しています。今後も、技術の進歩に合わせてエンジニアの役割や求められるスキルセットは多様化していくと予想されます。

エンジニア転職を成功させるためのコツ

転職軸を明確にする

転職活動を始める際、最も大切なのは「自分が本当に何を求めているのか」を明確にすることです。転職軸を決めることで、迷わずに進むことができ、自分にとっての理想の職場に出会える確率がぐっと上がります。

例えば、「もっと高い年収を得たい」「新しい技術にチャレンジしたい」「ワークライフバランスを重視したい」といったことが挙げられます。重要なのは、どれが自分にとって最も優先すべきポイントかをはっきりさせることです。

また、具体的な将来のビジョンを持つことも転職軸を明確にする上で役立ちます。「数年後にはプロジェクトを率いる立場に立ちたい」といった中長期的な目標があると、どの企業が自分に適しているかが見えてきます。自分の価値観やライフスタイルに合った会社を選ぶことで、無理のない、長期的なキャリアが築けるでしょう。

転職活動は自分自身を見つめ直す良い機会でもあります。焦らず、自分にとって何が大切かをじっくり考えてみてください。

IT業界に特化したエージェントを利用する

転職活動は時にプレッシャーや不安を感じるものですが、そんな時に頼れるパートナーがいると安心です。IT業界に特化した転職エージェントは、IT業界に精通しているため、一般的なエージェントとは違い、スキルや経験を最大限に活かせる企業やポジションを紹介してくれます。

技術の進化が早いIT業界では、どのスキルが今求められているか、どんな会社が成長しているかを知っておくことが転職成功のカギです。その点、業界特化型エージェントは最新の情報を持っているため、安心して相談できます。

また、エージェントを利用するメリットは、企業側とのコミュニケーションをサポートしてもらえることです。面接の日程調整や給与交渉、内定後のフォローまでを代行してくれるので、負担が軽減できます。さらに、一般には公開されていない「非公開求人」も紹介してもらえることがあり、転職活動において大きなチャンスにつながります。

もっていると有利な資格はある?

相談を受ける方からもよくある質問が、エンジニア転職にあたって有利な資格はあるかということです。前提として、格はあくまでもスキルの証明であり、資格を持っているからといって必ずしも転職に有利になるとは言えません。

資格よりも、実務でどのように活躍してくれるのかを証明するほうが大切ですので、資格取得だけを目的にしないように意識しておくのも大切です。

そのうえで、エンジニア向けの資格の一例をご紹介します。

【未経験者向け】ITパスポート試験

ITパスポート試験は、ITの基礎知識を広く学びたい初心者向けの国家資格です。ITに関連する幅広い分野を網羅しており、情報技術だけでなく、経営や法務、マネジメントといったビジネスに役立つ知識も学べます。主にITに詳しくないビジネスパーソンや、これからITのキャリアを考えている人が対象となっています。

合格率が比較的高く、入門編として多くの人が受験します。ITの基本的な概念を理解し、実務に活かしたい方に適しています。

【未経験者向け】基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、ITエンジニアとしての基礎的なスキルを測る国家資格です。主にプログラミングやアルゴリズム、データベース、ネットワークなどの技術分野を中心に、ITの基礎知識を問われます。

対象者は主に若手エンジニアや学生であり、これからIT業界で活躍したい人に向けた試験です。この資格を取得することで、ITの基礎をしっかりと習得したことが証明され、エンジニアとしてのキャリアのスタートに役立つでしょう。

【経験者向け】情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティの基本的な知識と管理能力を測る資格です。試験では、セキュリティに関する法的な知識やリスク管理、セキュリティ対策の基本が問われます。

IT部門だけでなく、企業全体でのセキュリティ対策が重要視されている中で、セキュリティを理解し管理するスキルを持つことが求められています。エンジニアだけでなく、管理職や情報セキュリティの責任者を目指す人にも有用な資格です。セキュリティ意識が高まる現代において、価値のある資格といえます。

【経験者向け】応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、より高度なITスキルを持つエンジニアやITコンサルタントを対象とした国家資格です。合格率は約20%で試験範囲も広く、IT戦略、システム開発、ネットワーク設計、プロジェクト管理、セキュリティ対策などが含まれます。

基本情報技術者試験に比べ、さらに専門的な知識が問われるため、IT業界で中堅以上の立場を目指すエンジニアにとって有用な資格です。取得することで、システム設計やマネジメントのスキルを持つことが証明され、キャリアアップに役立てるはずです。

まとめ

たくさんのエージェントがある中でエンジニアのみなさんは、どのエージェントを使えば最適なのか悩むことも多いと思います。

そんなときは、まず業界特化型のエージェントに相談してみてください! 専門性の高い知識があるので、みなさんのキャリアに最適な提案をしてくれるはずです!

ReNew by LIG Agent(リニュー)では個別キャリア相談を毎日受け付けております。「転職をしようか迷っている」、「まずはどんな求人があるか話を聞いてみたい」という方もお気軽にご予約ください! みなさんのキャリアに親身に寄り添い、全力でサポートさせていただきます!

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Rei Nakabayashi
Rei Nakabayashi Digital Education / Career Designer / 中林 玲

クリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」にてキャリアデザイナーを務める。営業、企画、運営が主な職務。Web制作フリーランス経験を活かし、実践的なクリエイティブ教育の提供に取り組んでいる。専修大学卒業後、教育事業への関心からLIGに新卒入社。

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